西宮市長選 石井氏が初当選
問題発言を重ねた前の市長の辞職に伴う兵庫県西宮市の市長選挙は15日、投票が行われ、新人で元衆議院議員の石井登志郎氏(46)が、初めての当選を果たしました。
西宮市長選挙の開票結果です。
石井登志郎、無所属・新。当選。
3万7831票。
吉岡政和、無所属・新。
3万7723票。
本井敏雄、無所属・新。
2万7589票。
上田幸子、無所属・新。
1万9692票。
村上博、無所属・新。
1万4286票。
中川暢三、無所属・新。
5705票。
石井氏が、自民党と公明党が推薦する候補や共産党が推薦する候補など他の新人5人を抑えて初め
ての当選を果たしました。
石井氏は46歳。
会社員や参議院議員の秘書などを経て、平成21年の衆議院選挙に当時の民主党から立候補して当選し、衆議院議員を1期、務めました。
今回の西宮市長選挙は、新聞記者に対する発言などが問題になった今村岳司・前市長が今年2月に辞職したことに伴い当初の予定より1週間早く行われました。
石井氏は「西宮市はいろいろな問題で、注目されてきたが、これからはしっかりとした西宮市政を全国に発信できると思う。市民の声が届きやすい市役所にしていきたい」と話しています。