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» 2018年04月16日 12時17分 公開
プリンを勝手に取ると「返してね」と警告 冷蔵庫を見守る警報器「プリン・ア・ラート」がかわいい
持ち主のLINEに通知する機能も。
[沓澤真二,ねとらぼ]
楽しみにとっておいたプリンが、勝手に家族に食べられてしまった――そんな“あるある”に対策する警報器「プリン・ア・ラート」の開発が進められています。プリンを取ると小型モニターに顔が出てきて、「返してね」とやんわり警告。ううっごめんよう。
3月にパワフルな茶道ロボ(関連記事)で注目を集めたaNo研が開発。主にプリンの重さを検知するセンサーと、小型マイコン「M5Stack」で構成されています。プリンがなくなって小皿が軽くなると、センサーが反応して警告する仕組み。同時に、持ち主のLINEへ通知する機能も備えています。
開発コンセプトは「家族間のちょうどいいセキュリティ」。プリンを絶対に取らたくなければ、鍵付きの箱に入れればいいだけですが、それでは家族を信用していないことがあからさまになってしまいます。プリン・ア・ラートの場合は制限を課さずに見守って、家族の良心にゆだねるのみ。もし家族がプリンに手をつけても、なぜそんなことをしたのか注意したり、話し合ってプリンを分け合ったりと、コミュニケーションにつなげられるとしています。
同製品は初期型にモニターなどを追加した2世代目。さらなる小型化の余地があり、将来的にはよりさりげなくプリンを見守れるように改良を続けるとのことです。
LINEへの通知機能だけだった初期型プリン・ア・ラート
画像提供:aNo研
(沓澤真二)
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