警視庁本庁舎=2015年9月3日、東京・霞が関(荻窪佳撮影)

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 小学校時代の同級生宅から現金1千万円を盗んだとして、警視庁少年事件課は窃盗容疑で、東京都江東区の区立中学3年の女子生徒(14)を逮捕した。

 「1月ごろ遊びに行ったとき、2回にわたって札束を盗んだ」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は1月初旬~2月27日までの間、同区の友人宅のマンションで、友人の母親(41)が保管する現金1千万円を盗んだとしている。逮捕は15日。

 同課によると、女子生徒は友人宅に日常的に遊びに行っていた。女子生徒は自室のクローゼット内に現金を隠しており、2月中旬ごろから、同じ中学校の同級生約10人に配るなどしていたという。

 調べに対し「同級生から仲間はずれにされているように感じてストレスがあった」と話している。

 同課は現金を受け取った同級生から現金計約740万円を回収したほか、女子生徒の自室から現金約50万円を発見。同課で残りの現金についても探している。