嬉しいんだか、悲しいんだか。
販売不調や生産数のカットなど、先日からあまりいい噂を聞かないApple(アップル)製スマートスピーカー「HomePod」。Appleはこの販売不調をうけて、やはり廉価版HomePodの投入を計画しているというのです。
Apple関連予測で定評のあるKGI証券アナリストのミンチー・クオ氏によれば、2018年全体におけるHomePodの売り上げは200万〜250万台にしか到達しないと報告しています。これは、年内に1000万台程度、という他のアナリストの報告に比べてかなり悲観的なもの。その対策として、Appleは349ドルのHomePodよりも安い、新しいHomePodの投入を計画しているというのです。
廉価版HomePodの報告はクオ氏だけでなく、以前よりRosenblatt証券アナリストのJun Zhang氏や経済日報からもあがっていました。それによると、廉価版HomePodは、2018年後半に150ドル〜200ドル(約1万6000円〜2万1000円)で登場するそうです。ライバルとなるGoogle Homeは1万5120円、Amazon Echoが1万1980円ですから、これくらいの値段なら食指が動く…という方も多いのではないでしょうか?
HomePodは現在、アメリカ、イギリス、オーストラリアで販売され、近日中にフランスやドイツでの販売も予定されています。ところが日本では年内投入も難しいというのが現状の噂。もし本当に2018年中に廉価版HomePodが出るなら、また私たちは指をくわえて眺めることになりそうです。