【追って面】体勢を崩した相手に対して取った一本
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
気が付けばアッという間に4月に突入。しかし関東ではあと数日間、八重桜がもう少し春を楽しませてくれそうです。
余談から始まってしまいますが、今年は在勤区の区民大会に参加できなくなってしまいました。本日開催されていたと思います。
私の参加させていただいている剣友会の皆さんのご武運はいかがだったか。
では本題の剣道のお話です。本日は「状況判断からすぐさま追っていって「面」を打ってとった一本」です。
先日書きました記事と近い内容かもしれません。
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
ただいま政界は大混乱ですね。どうなることやら。
では剣道のお話です。…
相手の体勢が崩れたところをみてすぐにこちらも次の打突へと切りかえて取ったものです。
「小手」を誘っていったところ相手は「返し胴」にきてそこを「引き面」、それを防がれるも身体が流れていた相手をみてすぐさま追っていって「面」を打ち一本としたもの
2018年3月5日にありました加盟区の春の区大会:個人戦の準決勝での二本目のシーンです。
相手は同門の方。前回の記事で書いた一本の続きの二本目です。
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
では剣道のお話です。本日は「こちらが多く仕掛けていた中でそろそろ「面」がく…
過去の対戦で二連勝しており、さらに一本目をこちらが先取。
試合時間3分の中で優位な状況になった状況です。
内容
相手が自信を持っているであろう「面」打ちを打たせない試合展開から、その「面」を誘い「返し胴」で一本を先取。
相手の「面」は早く、間合いが悪いとこちらが不利になるので引き続き二本目開始後も先手をとり仕掛けます。
「出鼻面」狙いで「面」を連発。
そして「小手」を誘う「くの字」防御で間合いを詰めると相手は「面返し胴」もしくは「面抜き胴」の動き。
そのまま身体が流れたので私は「引き面」で応酬。
しかし相手の竹刀で避けられました。
このシーンですが、実は試合前半にも同様の状況になったことがありました。
その際は私の「引き面」が際どいところを打突し、しっかりと後ろに下がって残心をとりました。
そのことが頭の片隅に残っていたからか、もしくはとっさに状況判断できたのか
「引き面」を打った直後1~2歩下がったところで軌道修正し、身体が崩れた相手を追って「面」にいきました。
相手も体勢を立て直しながら「面」にきましたが、状況的にも速さ的にもこちらの方が有利であり、「相面」ながらも無事一本となった次第です。
参考画像
参考画像です。よろしければご覧ください。
打突の場面が切れてしまっていますが、打突前の動作をご確認いただけますでしょうか。
閲覧ありがとうございました。
おわりに
「引き面」の打突後に即座に軌道修正して別の動きをとれたことはこの大会での個人的驚きでした。
それまでは初めにイメージした打突直後に違う打突をするなど到底できませんでした。
直前に「構え」を微調整したことが効いています。
以前書いた「引き面」の記事も同じ日のものです。こちらも読んでいただけるとより「みえた」ことの内容をお分かりいただけるかと思います。
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
ただいま政界は大混乱ですね。どうなることやら。
では剣道のお話です。…
・今回は良くみえていたから
・前半にまったく同じシーンがあったから
この2点がポイントだったように感じます。
状況をみてすぐに行動を切り替えることができるのであれば剣道の幅も広がります。
私もこの日だけでなく、今後もそれができるように頑張りたいと思います。
ちょっと自信ありませんが…
何かの参考になれば幸いです。
ではまた!
Source: 一の太刀剣道ブログ
【追って面】体勢を崩した相手に対して取った一本