あだ名はゴリラーマン…福田淳一“セクハラ”財務次官の評判
森友問題で財務省が大揺れの折も折、省トップの福田淳一事務次官(58)が複数の女性記者に対してセクハラ発言をしていたと大騒ぎになっている。12日発売の「週刊新潮」が報じ、ワイドショーも飛びついた。
週刊新潮によれば、福田次官は女性記者に対し「抱きしめていい?」「胸触っていい?」「手、縛っていい?」などとセクハラ発言を繰り返していたという。
麻生財務相は13日の閣議後会見で、「(報道が)事実かどうか分からないが、事実ならアウトだ」と断言。ただし、「週刊誌の話がすべて事実に適合したということは言えない」と言い、口頭注意で済ませ、事実関係の調査もしない方針だ。
ところがその直後、週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」に福田次官のセクハラ発言とされる音声データが公開された。これを聞く限り、完全に「事実ならアウト」。前代未聞のセクハラ次官は一体どんな人物なのか。財務省関係者や担当記者に取材すると、意外なことに、擁護する声も上がる。