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第一話:回復術士は復讐を再開する
ラナリッタで情報屋に、【砲】の勇者ブレットの調査を依頼した。
ジオラル王国の諜報部でも掴めない情報でも彼らなら見つけられる。
彼らは当たり前のように、ブレットなら美少年を仕入れようとし、そこを押さえればいいと言ったが、それは俺にはない発想だ。
「ケアルガ様、依頼ができて良かった」
セツナが俺と腕を組みながら、上機嫌に尻尾を振る。
「だな。やっぱり、情報戦になると組織じゃないとどうしようもない部分がある。引き受けてもらえて良かったよ」
俺は今まで、使える知識や技量はいろんな相手から【回復】することで得ているが、さすがに人脈までは手に入れることができていない。
まあ、イヴを経由して魔王の権限、フレイアを通してジオラル王国を握っているのであまり問題ないが。
「まだ、日が暮れる前だ。これなら、みんなで食事ができそうだ」
「ん。ラナリッタは美味しいお店が多くて楽しみ。セツナは肉料理がいい」
「そのつもりだ」
狼耳美少女のセツナと、キツネのグレン。
極端な肉好きが二人もいるおかげで、ご馳走と言えば肉ばかりだ。
セツナもグレンも美味しければなんでも喜びはするので、魚料理でもいいことはいいが。
ジオラル城での食事は一級品だったが、再建を行うために関係者との会食が多く、いまいち気が休まらなかった。
今日は、気楽に騒げる店がいい。
そんなことを考えながら、宿に戻る。
部屋の扉に近づくと、フレイアとクレハ、グレン以外の気配がした。
戦いの気配がないということは客か?
いぶかし気に思いながら扉を開く。
「これはケアルガ様、ちょうどいいところに。私はラナリッタ領主の使いです。ラナリッタにケアルガ様が訪れたと聞いて、主から屋敷に招待するように命じられました」
おそらく、宿を借りる際に足どりを掴まれてしまったのだろう。
馬鹿正直に、錬金術士ケアルガの名前も、【癒】の勇者ケアルの名前も使っていない。
それでも気付かれたことを考えると、人相なども周知しているのかもしれない。
今後は姿を変えたほうがいい。
とはいえ、ケアルガの姿は作り物ではあるが、長く使っているので愛着ができてきた。それに俺はともかく、俺が気に入っている女たちの姿はあまり弄りたくない。
「……ぜひ、呼ばれましょう」
アフル・レアル・ラナリッタは領主として優秀な男だ。
彼が無意味に呼びはしない。
俺の力をあてにしているのだろうが、彼は一方的に頼るなんて情けないことをする男でもない。
俺を呼ぶ以上、双方に利益がある話をするはずだ。
「というわけで、今日は久しぶりに気楽でうまい飯が食えるとおもったがお預けだ」
「仕方ないわね」
「はい、ケアルガ様が頼られるのは当然です」
「セツナも賛成。……ラナリッタ領主が出すご飯は美味しい」
「グレンは肉があればどこでもいいの!」
セツナとグレンの言葉に苦笑する。
性格は忠犬タイプと、自由気ままなキツネタイプで正反対だが、肉が絡むとたまに思考が一致する。
さて、彼はいったい俺をなんのために呼んだのだろう?
◇
先日、黒い騎士の軍勢からラナリッタを救ったときにも訪れたアフル・レアル・ラナリッタの屋敷に訪れる。
相変わらず、センスがいい屋敷だ。
とんでもない金がかかっているが、品が良く、嫌味がない。
成金には出せない成熟した美というものを感じさせる。
使用人に、大浴場を使わないかと勧められる。
「ケアルガ様、お言葉に甘えましょう!」
「そうね、しばらくご無沙汰だったし」
これには、フレイアとクレハがくいついた。
二人とも風呂が好きだ。
ジオラル城にも大浴場は存在したが、あれは”ゴミ捨て場”にされていた。
それも捨てるものが少々特殊で、それはもうひどい有様で再利用はできない状況だった
おかげで、城に居た間は浴場を使えていない。
「わかった。浴場を借りよう。先に体を清めたほうが飯がうまくなるしな」
「ん。セツナがケアルガ様の背中を流す」
「グレンはたくさん泳いで、お腹を減らすの!」
こうして、食事の前に風呂を使うことになった。
◇
大理石で出来た湯舟があり、とんでもなく広い風呂。
湯もそこらの水を温めただけじゃなく、どこからか仕入れているようで、微妙に粘度があり温泉の匂いがする。
ひどく贅沢だが、ラナリッタ領主にはそれが許されるだけの財力がある。
軽く体を洗って湯舟に浸かる。
やはり、広々とした湯舟はいい。体の疲れを癒すだけなら【回復】だけでいいが、これは心も癒してくれるし、温泉でしか味わえない気持ち良さがある。
「広くて、泳ぎがいがあるの!」
子ギツネ姿のグレンが先ほどから、犬かきならぬキツネかきではしゃいでいる。
行儀は悪いが、可愛いのでいい。
そういえば、少女姿のときの裸は見たことがないな。
目の前を泳ぐグレンを捕まえて持ち上げる。
「はーなーすーの、泳げないの!」
「放してほしければ、少女の姿になってくれ」
「うん? なったら放してくれるの?」
「約束しよう」
持ち上げたまま、グレンが大きくなる。
持ち上げているので、グレンといろんなところがばっちり見える。
キツネ耳美少女になった。いたずらっぽい目をしているとんでもない美少女。
年は十四歳ぐらいだが、発育がよくむしゃぶりつきたくなる。
もふもふのキツネ尻尾がいいアクセントになっていて可愛らしい。
「なあ、グレン」
「なんなの?」
「グレンって可愛いよな。セックスしていいか?」
グレンに腕を噛まれる。
彼女を放してやると、少女姿のままキツネかきで距離を取って睨む。
「ご主人様は変態なの! グレンはご主人様の魔力と心で生まれたの! つまり、ご主人様の娘! きんしんそーかんはいけないの!」
言われてみればそうか。
だが、グレンが娘だとは到底思えない。俺にぜんぜん似てないし、血もつながっていない。
そもそも俺はダメだと言われれば言われるほどやりたくなるタイプだ。
しかし、復讐相手以外に無理やりするのはあまり好きじゃないし、今はよしておこう。
「まあ、無理強いはしないさ」
ただ、やりたいと思った女とはやるのが俺だ。
なんとか、グレンにさせたいと思わせるようにいろいろと考えよう。
イヴのときも最初は嫌がっていたが、あっという間に自分からねだるようになった。グレンもいずれそうなるだろう。
「ケアルガ様、そういうことしたいならセツナがいる」
いつの間にか目の前にいたセツナが正面から抱き着いてくる。
「セツナは可愛いな」
抱きしめてやる。
グレンを見て猛ったものはセツナにぶつけよう。
「セツナちゃん、いつも抜け駆けして」
「私たちも、ケアルガにならいつでも愛してもらいたいわ」
フレイアとクレハもやってきた。
「愛されすぎるのも考え物だな」
三人を相手にするのはなかなか骨だが、三人とも最高ランクの美少女、それに具合もいい。
グレンが言っていたように、食事前の運動をすると飯がうまくなる。
グレンを横目でみる。
イヴの場合、興味津々でこそこそこちらを伺っていたが、グレンの場合はまったく興味がないようで、キツネ姿に戻って上機嫌でキツネかきをしている。
……イヴのとき以上に苦労しそうだ。
◇
風呂で体を清め、軽く運動した俺たちはラナリッタ領主が用意した服に着替えて部屋で休む。
しばらくすると、食事の用意ができたと使用人が呼びに来た。
案内された部屋には、ラナリッタ領主が席についており、歓迎してくれる。
「ようこそいらっしゃいました。英雄よ。ラナリッタだけでなく、ジオラル王国そのものを救うなんて、【癒】の勇者ケアル様は真の勇者だ」
「そんなお世辞を言うために呼んだわけではないでしょう?」
この人には敬語を使う。
彼のことを尊敬しているのもあるが、対等なビジネス相手だからだ。
一方的に搾取されるわけでも、するわけでもない。
ギブアンドテイクの相手であるからこそ敬語を使う。
「その通りです。ですが、先に楽しい食事をしましょう。前回招いたときに好みは聞かせていただいたので、よりよい食事になっているはずです」
「それは楽しみだ」
先に並べられている前菜からして、クレハとフレイアの好物が並べられていた。
これから運ばれてくる肉料理や魚料理も俺たちの好物が運ばれてくるのだろう。
◇
食事会は進んでいく。
みんな上機嫌だった。
無理もない。ラナリッタが雇っている料理人は凄腕のようだ。
みんなの好物を最高級の材料を作って仕上げた上で、改良してより美味しくしている。
今食べているのは、ローストビーフの蜂蜜ソース。
セツナの大好物だが、ローストビーフを作るときにハチミツを中心にいくつかの果物で煮ることで肉を柔らかくしているし、ソースとの一体感もすごい。
スパイスの使い方も上手で、甘ったるくなりがちなローストビーフの蜂蜜ソースをしっかり引き締めている。
柔らかい肉と、甘くてスパイシーなソースの組み合わせは絶妙だ。
肉料理の前に出された、魚一匹をパイに包んで焼いた料理も良かった。
ラナリッタにはうまい店が多いが、これほどの料理を出す店はさすがにない。
最後のデザートに、季節のフルーツをふんだんに使ったさくさくのタルトが運ばれてくる。
多くの少女がそうであるように、セツナたちも甘いものが大好物だ。それも高価な白砂糖をふんだんに使った甘味、みんなうっとりした顔をしていた。
「楽しんでいただけましたか?」
「ええ、これ以上の料理は他では食べられない。王族ですら、こんな料理は食べられないでしょう」
お世辞ではなく、事実としてそうだ。
いいものも、悪いものも、何もかも受け入れて発展していくラナリッタだからこそ、こんな料理が出せるのだろう。
「喜んでいただけて、うれしく思います」
「楽しい食事は終わった。そろそろ本題に入ってもいいころだと思いますが?」
「では、そうさせていただきましょう。【癒】の勇者ケアル様、あなたは魔王城に向かい、そして人間と魔族の戦争を和平に導くための席を作ると聞いております」
「一応、その情報は極秘事項のはずですが」
「まあ、漏れるところからは漏れます」
それはそうだろうな。
なにせ、ジオラル王国の内政に関わる人間の多くが、ジオラル王の暴走により殺されるか、国外逃亡している。
そのため、引き起こされた深刻な人材不足に対応するため、この男の人脈に頼った。
この男が手配した人員を使う以上、すべての情報はもれていると考えるべきだ。
「で、何がいいたいのでしょうか? 和平をやめろ? それともアドバイスでもいただけるのですか?」
「やめろなんて言いません。魔族が攻めてこなくなるのはラナリッタとしてはありがたい」
その言葉を真に受けたりはしない。
なにせ、ラナリッタは魔族との戦いで儲けている側でもある。
魔族が攻めてくるからこそ、回復ポーションや、武器、防具の類が消費され売れる。
魔族と和平を結んでも、自然発生する魔物との戦いはなくならないとはいえ、戦いの頻度は激減し、それらの消費は大きく下がる。
戦いの継続を望んでいる奴らも多くいる。
「ケアル様、そんな目でみないでください。我々は、和平をしたほうがトータルで考えた場合プラスであると試算していますので。これは神に誓って本当です。ただ、損をすると判断している方々もいます」
「そういう連中が俺たちを狙っているのか」
「そうですね。そういう動きはあります。もっとも、ケアル様なら問題ないでしょうが」
「俺を殺せる奴がいるなら、連れて来てほしいぐらいだ。心当たりは一人しかいないし、そいつを探しているところだ」
おそらく、この世界で俺を殺せるのは【砲】の勇者ブレットただ一人。
「その方は私のほうでも探しています。情報が手に入れば共有しましょう」
「そこまでお見通しか」
「ええ、ラナリッタは私の庭ですから。……ですが、お呼びしたのはそちらとは違う、いえ、もしかしたら関係があるかもしれない件です。隣国、グランツバッハ帝国がジオラル王国に戦争を仕掛けようとしています」
「グランツバッハ帝国か。大して強い国ではないだろう?」
ジオラル王国に比べれば国力が圧倒的に劣っている。
グランツバッハ帝国は、今までは大人しく人類を守るために必要という建前の脅しを受け入れて、金と物資、技術をジオラル王億に差し出していた。
国の特色としては、痩せた土地で農業はうまくいっていないが、鉱山を持ち工業が発達しており、武具や工具の生産が活発だったはず。
「たしかにジオラル王国には大きく国力が劣っていました。ですが、今のジオラル王国ぐらいなら潰すことができるでしょう」
「まあな、多くの街が離反して独立し、多くの人材が亡命、軍もまだまだ機能してない病人のような国だ」
ジオラル王の暴走で負った傷は大きい。
今言ったように、多くの街が独立を宣言しているし、それをとがめるための軍も機能していない。
王都を守るのが精いっぱいというところ。
なら、グランツバッハ帝国の狙いは……。
「ラナリッタ領主、グランツバッハ帝国の狙いは、ジオラル王国を倒して、人類の盾に成り代わることでしょうか? ジオラル王国がやっていたことを自分たちのところでしたい」
「はい、私も同じ考えです。ジオラル王国を彼らが倒せば、和平が成立しないですし、成立したとしても彼らは利益のため和平を破棄して、魔族領域に攻め込むでしょう」
なかなかに面倒だ。
「それを止めてほしい。それがラナリッタの意志でしょうか?」
「ええ、その通りです。さきほど、ケアルガ様の探し人にも関わるかもしれないと言いましたね。……実のところ、グランツバッハ帝国に、つい最近、とある客が訪れて王族をそそのかしたようです。なにやら、不可思議な力を与え、その人物自体が絶対的な力を持つとか。その力があるから、グランツバッハ帝国は開戦を考えた」
「そいつはまさか」
「現時点では確証がないですが、その可能性が高いですね」
気が付けば、俺は笑っていた。
【賢者の石】を持ち逃げした、【砲】の勇者ブレット。奴なら、そう動いてもおかしくない。
自分を買ってくれるところで、美少年を集めたハーレムを作りなおす。
それだけではなく、新たなジオラル王国に対し、せっかく作り上げたハーレムを潰した仕返しを仕掛けつつ、俺が出てこないといけない状況を作る。
「なるほど、俺が目指す平和な世界のためには、排除しないといけない敵ですね。敵が動き出せば協力しましょう」
「ええ、我々もケアル様が動けるように情報を集めます」
ラナリッタ領主に、ブラニッカの俺に繋がる情報網を伝える。
グランツバッハ帝国が行動を起こせば、俺に連絡がくる手はずを整えた。
……ブレット、おまえは最高だ。
一周目に俺がした仕打ちだけで万死に値するというのに、【賢者の石】を奪い、あげくの果てに俺の理想の世界作りまで邪魔にするなんて。
今のところ、復讐ポイントはノルン姫のダブル復讐ボーナスが最高得点だが、ブレットの奴は、その最高得点すらぶち抜いた。
どう苦しめてやろう。
奴が最大の敵。その評価は間違っていなかったようだ。
なら、その最大の敵に相応しい対応をしてやらないと。
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