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【芸能・社会】

NGT48・北原里英 卒業公演 ファン7000人に別れ

2018年4月15日 紙面から

メンバーとファンに見送られ卒業公演のステージを去る北原里英=新潟市で

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 AKB48グループで新潟を拠点とするアイドルグループ・NGT48の北原里英(26)が14日、新潟・朱鷺メッセで卒業公演を開き、集まったファン約7000人に別れを告げた。

 北原は07年にAKB48の5期生オーディションに合格。08年に同グループの劇場公演でデビューした。今年でアイドル生活10年目となる北原はこの日、公演の冒頭で「10年間で一番楽しい1日にしたい」と力強く宣言した。

 ステージには、荻野由佳(19)、中井りか(20)らNGTメンバーのほか、HKT48の指原莉乃(25)、AKBの横山由依(25)、向井地美音(20)らも出演。15年のNGT結成時に移籍しキャプテンに就任し、地元に愛着を持っていた北原に対して、横山は「ずっと『朱鷺メッセでライブがしたい』と言っていた里英ちゃん、夢をかなえられておめでとう」と涙ながらに祝福した。

 本編のラストでデビューシングル「青春時計」を歌唱中、メンバーたちは涙の連鎖。それを見た北原は「我慢してたのに…」と思わずもらい泣きした。

 アンコールで北原はバラードの卒業ソング「私のために」を披露。「楽しいことばかりではなかった10年間、私を救ってくれたのは新潟県です。新潟に来て成長できました。こんなふうに卒業できることが、今でも夢みたいです」とメンバー、スタッフ、ファンに感謝した。18日にNGT48劇場でラストの卒業公演を行う。

 

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