横野レイコリポーター、女児を土俵に上げないと決めたのは貴乃花親方と明言「伝統を重んじる方なので」

2018年4月13日12時48分  スポーツ報知
  • 貴乃花親方

 13日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)で8日に静岡市で開催された大相撲春巡業で関取が子どもに稽古をつける「ちびっ子相撲」に参加予定だった女児が、日本相撲協会の要請で土俵に上がれなかった問題を特集した。

 巡業では小学生らを対象にちびっこ相撲が行われていた。静岡市での巡業は13年から毎年開催されており、女子もほぼ毎年土俵に上がっていた。今回女子の参加を見送る要請をしたのは昨年9、10月に巡業部の会議で土俵に上がる子どもは男子のみで、今年春巡業から実施するという方針が固まっていたからだという。

 こうした対応に相撲取材歴30年の横野レイコリポーター(55)は相撲協会を「ベースで伝統を守りたいという頑固な人達の集まりなので」とした上で「貴乃花親方も巡業部長に2年前になった時に、その前の尾車親方から巡業ぐらいだったら女の子を土俵に上げていいよって。小学生以下はいいよってやっていたんですけど、貴乃花さんは伝統を重んじる親方なので、やめたい、女性を上げたくないっておっしゃったんです」と貴乃花親方が巡業部長時代に女児を土俵に上げないよう決めたと明かした。

 その上で「だけど、巡業は半年前とか1年前に契約するので、もう尾車親方の時代から、女の子も上がれるようになっていたから急には変えられなかったんですね。それで去年の10月に正式に決めようって来ているんです」と今回の決定への流れを解説していた。

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