ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 静岡 2018年04月08日
カピバラとワオキツネザル
伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園で、露天風呂入浴で知られる人気者のカピバラと、長い尾が特徴のワオキツネザルの赤ちゃんが相次いで誕生した。愛くるしい姿が来園者の人気を呼んでいる。
カピバラは、南米の水辺近くの茂みや林に生息する世界最大級のネズミの仲間。雄「ケビン」と雌「ニンジン」の間に3月21日に2匹が生まれ、園内のカピバラは10匹になった。おっぱいをよく飲んですくすく育ち、母親の後を追ってとことこ歩き回っている。
ワオキツネザルは、アフリカ南東の島国マダガスカルにすむサルの仲間。長い尾に黒と白の帯が交互に重なって輪状に見えることから「輪尾(ワオ)」と付けられた。3月中旬から4月にかけて4匹が生まれ、園内のワオキツネザルは20匹になった。
母ザルのおなかにしがみつくようにして過ごしているため性別不明だが、順調に発育しているという。池に囲まれた「サルの島」にいて、ボートツアーで間近に見ることができる。(問)伊豆シャボテン動物公園=0557(51)1111
(杉本三佐夫)