パソコン黎明期に爆発的な人気を博した不朽の名機『PC-8001』(2018.03.13)

さて、PC-8001のメモリ増設は、今のパソコンの様に簡単ではありませんでした。
メモリのICを、そのままICソケットに挿入する方式だったのです。
筆者はPC-8001のメモリ交換を行おうとして、うっかりICの足を折ってしまった事がありました。悲惨ですねー!(その後、慎重に折れた足を直して、なんとか事無きを得た)
PC-8001は、電源を投入すると、内蔵のN-BASICが起動するのが大きな特徴でした。
「BASIC」とは、「Beginner’s All-purpose Symbolic Instruction Code(初心者向け汎用記号命令コード)」の頭文字です。
ユーザーが誰でも、自由にプログラミングを楽しめる様に、初めからBASICを搭載していたのです。
その後、PC-8001シリーズは、たくさんの機種が発売されました。
PC-8001は、パソコン黎明期に爆発的な人気を博した、不朽の名機として今でも燦然と輝いているのです…。
文/FURU
※記事内の情報は取材時のものです。
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