【4月13日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区（Gaza Strip）の対イスラエル境界付近で続いている大規模な抗議行動は13日、3日目を迎え、数千もの人々が集まり、衝突を繰り広げた。一連の騒ぎでイスラエル軍は既にパレスチナ人33人を殺害しており、負傷者は数百人に上っている。

　AFP記者らによると、境界付近一帯の少なくとも2か所で、投石するパレスチナ人らとイスラエル軍兵士らによる小競り合いが発生。イスラム教徒らの金曜礼拝が終わると、さらに大きな抗議行動が行われる見通しだという。

　ガザの保健省によると、パレスチナ人少なくとも8人が負傷。うち1人は頭を撃たれたという。

　ガザ市（Gaza City）東部で負傷した人が大半だが、ガザ中部のブレイジ（Al-Bureij）付近での衝突でも2人がけがをしている。(c)AFP/Adel Zaanoun