こんにちは、Circulation - Cameraです!
突然ですが皆さんは、
どの会社のカメラを使っていますか?
私は主にNIKONです ^^b
そして、こういったカメラメーカーの、
名前の由来って気になりませんか??
この由来って結構面白いものもあるんですよ💡
ということで、本日はいろんなカメラメーカーの名前の由来を一挙御紹介してみます!
せっかくなので読みやすいように、なるべく簡潔にまとめてみます♪
とは言っても、結構なボリュームなので興味のある方は時間のある時にゆっくり読んでやって下さいませ ^^
それではよろしくお願いします m(_ _)m
~大手カメラメーカー~
(1) NIKON
※画像は特に断りのない場合、wikipediaから引用しています。
トップバッターはNIKONで行きましょう。
前身は1917年7月25日に設立された「日本光学工業株式会社」です。この社名の略称がニッコーで、1946年に作ったカメラの名称がニコンでした。世界的企業として成長してきたため、海外に通用しやすくするために1988年に社名を「NIKON」に変更したのです。
このように、
①前身であった会社名に由来するパターン
②代表的な製品が社名になったパターン
③創業者の名前に由来するパターン
は、結構多いのです💡
(2) CANON
1933年に創立された精機光学研究所がCANONの前身です。
精機工学研究所…。どこにもCANONっぽさは無いですね。
実は1934年に最初に作った小型カメラが「KWANON (カンノン)」といいました。
これは「観音様」の御利益にあやかりたいという気持ちで名付けたと言われています Σ(・□・;)
そして1935年頃には世界進出を見据えて呼びやすい名称に変更することになりました。その際に、経典を意味するCANONという言葉がKWANONに響きが似ており、「CANON」となったと言います。
つまり、言いようによっては、観音様がCANONの由来なんですね~。
ユニークですね!!
※引用:http://global.canon/ja/news/2014/p2014aug19j.html
(3) SONY
1946年設立の東京通信工業株式会社がSONYの前身です。NIKONと同様、世界的に通用する社名を検討し、音速を意味するSONICの語源にあたるSONNYという言葉が候補に上がりましたが、「損」という響きが縁起悪くNを1つ抜いて、1958年にSONYとして再出発したという逸話がありますね。
(4) PENTAX
PENTAXの前身は旭光学工業株式会社という企業です。これがどうしてPENTAXになるのか?それは1957年発売のカメラ「アサヒ・ペンタックス」に由来するのです。今の一眼レフでは当たり前、というか一眼レフの構造上不可欠なクイックリターンミラーやペンタプリズムが当時は斬新でした。これがそのままPENTAXの名称となったと言われています。
(5) RICOH
1917年に設立された財団法人理化学研究所 (いわゆる理研) 。ここから1936年に感光紙の工業化のために独立した「理研感光紙株式会社」がその始まりです。それが1963年に社名を変更し、株式会社リコーになりました。
つまり、リコーは理化学研究所から派生した会社であり、理化学研究所の「理」と工学工業の「工」を合わせて「リコー」ということです💡
(6) Olympus
1919年に顕微鏡や体温計などの製造販売を行い高千穂製作所を創業したのがその始まりです。1949年にオリンパス光学工業株式会社に社名変更しています。
高千穂 → 神様のいる山
→ ギリシャ神話の神々の住まう山
→ オリンパス
ということです Σ(・□・;)
なかなか凝ったネーミングですね!
(7) 富士フィルム
1936年に写真フィルムの国産化を目指して「富士写真フイルム株式会社」として設立されたのがそのはじまりです。国産を意識したのでFUJIという分かりやすいネーミングですね!
(8) Panasonic
Lumixなどのデジタルカメラを販売していますね。Panasonicの前身は1918年に松下幸之助氏が創業した松下電器産業です。1955年にはPanasonicという名称は既に使用されており、しばらくは「松下」「Panasonic」「ナショナル」というブランド名が混在していましたが2008年にPanasonicに統合されています。
Panは「広く」という意味があり、Sonicは「音速」です。広く早く世界に響き渡れという思いが込められた名称とのことです。
(9) Casio
Exilim (エクシリム) などのカメラを販売していますね。名前の由来は創業者の樫尾忠雄(かしおただお)の苗字だそうです。
(10) LEICA
※ライカオンラインショップから引用
高級カメラメーカーかつ、カメラの世界を牽引したドイツの老舗、Leicaの由来は、結構複雑です。ただ、極限まで端折って言えば、創業者であるエルンストン・ライツのカメラなので、ライ+カで「Leica」です!
これもシンプルですが結構面白いネーミングですよね ^^b
~レンズメーカー~
(1) Sigma
カメラも作っていますけど、レンズメーカーに分類しちゃいました。
最近のSIGMAのレンズは評判がとても良いので ^^;
シグマは数学の世界で「総和」を意味します。これに由来した社名で、山本氏ら創業者たちがどんな時でも力を合わせて頑張っていこうという意味や、芸術や科学など幅広い分野の力を合わせようという思いが込められたネーミングだそうです。
(2) Tamron
※HPから引用
創設者ではありませんが、Tamronの光学設計の第一人者であり、今日のタムロン光学技術の基礎を築いたとされる田村右兵衛氏の田村姓をとって、"タムロン"と命名されたそうですよ。
(3) Carl Zeiss
Carl Zeissの名称由来は結構ややこしいです。簡単に由来を説明すると、1856年からドイツの顕微鏡の製造研究をしていたカール・フリードリヒ・ツァイス氏から名前をとっています。光学機能を追求するためにルンスト・アッベやパウル・ルドルフ博士を招き入れ、どんどん成長発展し高い評価を得るようになります。政治事情により東西に分裂したりもしましたが、1990年には再度統合しています。
(4) Voigtlander
※引用:http://www.cosina.co.jp/seihin/voigtlander/index.html
1756年にオーストリアのウィーンに設立された老舗メーカーです。こちの社名も創業者のヨハン・クリストフ・フォクトレンダーに由来しの名前に由来しています💡
~三脚メーカー~
(1) SLIK
1947年ごろから三脚を作り続ける日本の老舗です。世界のGITZOは1917年創業ですが当初はカメラ周辺機器などを販売しており三脚に本格的に力を入れたのは1950年代からと言いますから、世界的に見ても老舗です。ネーミングには紆余曲折ありますが、シンプルにまとめると「滑らかに動く = SLICK」から名前をとったとのことです。
(2) GITZO
フランスの老舗三脚メーカーですね。創設は1917年ですが、創業者のアルセーヌ・ジッツォーヴェン氏の名前に由来した、聡明期の主力製品だった「GITZO」というシャッターの商品名が1930年に社名となりました。
(3) Manfrott
GITZOと並んで、イタリアの三脚・雲台メーカーとして有名なマンフロット。こちらは1960年代末にイタリア人のフォトリポーター、リノ・マンフロット(Lino Manfrotto )によって創業されました。カメラ周辺機器のクォリティが評判が良く、1974年くらいに三脚に本格的に注力したとのことです。
なお、マンフロット株式会社は2018年4月1日に「ヴァイテックイメージング株式会社」に社名変更していますよ💡
最近のことですね!
~その他~
その他というと失礼な感じがしますが、ストロボやレンズフィルターのメーカーとして有名どころもこの際なので、いくつかご紹介してみました。
(1) KENKO
フィルターメーカーとして有名ですね!私も愛用しています♪
その由来は、語感のとおり「健康」からきているものだそうです!「社員、お得意先様、お客様がそれぞれ健康で繁盛しますように」といったところからつけられた社名とのことです。
(2) TOKINA
もともとの社名は東京光器製作所。「いつかフォトキナ(ドイツで2年に一度開催される有名社写真映像関連の展示会)に出展できますように」という願いから、フォトキナから「トキナー」と名称を考案したと伝えられています。
この2つの社名由来は今回調べて初めて知りました!
なんか嘘みたいな話ですが、ホームページにそう書いてあるので本当なのでしょう ^^;
※http://www.kenko-tokina.co.jp/
(3) Cosina
会社社長の出身地である中野市大字越(越「コシ」+中野の「ナ」)に由来した社名だそうです💡
~終わりに~
ということで駆け足でまとめてみました!
皆様の愛用するメーカーもございましたでしょうか?
こうして名称由来を知っておくと、より一層愛着が湧いたりしますよね♪
私自身、今回初めて調べて知った知識もあって、勉強になりました ^^
最後になりますが、もし私の説明で勘違いしている点があったら、コメント欄で教えてくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう m(_ _)m