女性である喜びを捨てたくない
ファッション雑誌を開けば、今期のトレンド商品や髪型といった写真が目に留まりますよね。 でも、病気により女の命とも言われます髪の毛を失うことも。

そんな時に、ウィッグの存在に助けられる女性は年々増加していて、 インターネットを利用すればamazon・楽天などの通販サイトで高級ウィッグや激安ウィッグなど値段も種類も様々なウィッグが販売される時代となりました。

ですが、ウィッグの正しい付け方・見せ方は、髪の毛を失った人にしか分からないでしょう。 専門的な分野を謳う医療者様や、ウィッグを販売する方の中の何%が、髪の毛を失った経験があると思いますか。


その点、私は癌治療のため抗がん剤治療を受けたことで、髪の毛を全て失いました。 この時の心情は伝えようがないものです。 その経験があったからこそ、知っているウィッグ生活の不便さ。 体験しているからこそ、伝えたい事がたくさんありました。

だって、病気に負けたくないじゃないですか。女性ですから、お洒落して街を歩き回りたい。 素敵な出会いや恋をあきらめたくありません。子供と走って、飛び跳ねたりして笑顔を捨てたくない。 こんな素敵な気持ちを捨てられるわけがありません。

そして、沢山の喜びを掴むことが出来ると知って、前向きに生きていこうと決めました。 少しでも、私の言葉で勇気づけられることがあったら嬉しい限りです。

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一昔前のウィッグは違和感もあり、バレちゃうかもとヒヤヒヤ。
それは、ただ頭にかぶせているだけのアイテムでした。
帽子をかぶって隠していても不自然かも?と感じてしまう日々。

でも、海外では当たり前の様に販売されているフロントレースウィッグを知って景色が変わったんです。 安定した装着感と抜群の通気性。こういうのが本当に欲しかった!
女性らしさを取り戻せるんだ!と思った気持ちは今でも覚えています。


現在では、医療用となる人工皮膚や人毛を使用することで、見分けのつかないくらい自然な分け目やつむじのウィッグも安く提供することも出来るようになりました。 ボブやショートにロング。ティーンだろうと30代40代でも関係ありません! なりたい自分に近づけるよう役割を担うことが大切だとも感じています。

がんサバイバーの経験から、より自然な装いとなるウィッグを提供することで、 お客様の気持ちや、要望も取り入れられる環境も整ってきました。 そのおかげで、DAZZLEのウィッグは、口コミやブログを通し、お客様に知られ認知度も高まりました。
本当にありがたい事で、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、ウィッグ生活を強いられる、皆様を支えるサポート役に成れるよう一層努力いたします。 また、一日でも早く女性らしい輝きある生活を取り戻すことができるよう応援をさせていただきます。