2015.09.10
メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の隈本邦彦ゼミのゼミ生と卒業研究生が行った「福田村事件」の勉強会と慰霊行事の取材記事が、2015 年 9 月 7 日(月)付け毎日新聞( 25 面)に「江戸川大生ら 慰霊碑に合掌」と題して掲載されました。
福田村事件は、92 年前の関東大震災の直後に、現在の千葉県野田市で起きた被差別部落出身者の虐殺事件です。
隈本ゼミでは、事件の調査研究に取り組み、ウェブページで調査内容を随時報告してきましたが、「福田村事件」の犠牲者の霊を慰めるため、事件が起きた日である 9 月 6 日に、現地で事件を学ぶための勉強会と慰霊行事を行いました。野田市福田公民館での勉強会では、福田村追悼慰霊碑保存会の市川正廣さんの講演を聴いた後、野田市三ツ堀の事件現場(香取神社前)での現地説明を受けました。そして、慰霊碑の前で手を合わせ、慰霊行事を行いました。
記事では、学生たちは「事件の風化を防ぐとともに、差別の危険性やマスコミの果たす役割、人の命の大切さを学んだ」と紹介されています。
野田市福田公民館での勉強会
野田市三ツ堀の事件現場での現地説明の様子
香取神社境内
<参考リンク>