4月17日(火)に沖縄県内ローソンで発売開始、新商品「ちぎりタコスパン」とは?


本記事は那覇商業高校の生徒が企画・執筆したものです。

4月17日(火)、待ちに待った新商品がローソン沖縄から発売開始となる。県立那覇商業高校生発案の惣菜パン「ちぎりタコスパン」だ。


「ちぎりタコスパン」開発会議の模様。試作品を実際に味わい、意見を述べあった=県立那覇商業高校


3つにちぎって友達とシェアできる

「ちぎりタコスパン」は、沖縄県民のソウルフードともいえるタコス味をフィーチャーしたパンだが、この商品、ただのタコス味パンではないことをご存じだろうか。

まず注目すべきは、見た目のユニークさ。3つの丸いパンがくっついた形となっている。この形なのには、理由がある。3人で、3つにちぎってシェアできるという画期的なパンなのだ。



3つにちぎったパンの中には、それぞれタコスミートとチーズソースを合わせた具材が入っている。さらに、「ちぎりタコスパン」ならではの工夫も隠されている。3つのうち1つだけに、ちょっぴりスパイシーな辛口ソースがプラスされている。

辛口ソース味が当たった人を「当たり」とするロシアンルーレットゲームも楽しめる、新感覚の惣菜パンだ。

県内のローソンで5月7日(月)までの期間限定(数量限定2万5千個、数量達し次第販売終了)で発売され、価格は税込180円となっている。3人でシェアすれば、1人あたり60円とリーズナブルなのもポイント。お近くのローソンでぜひゲットしてほしい。

新年度のスタートは、仲間たちとちぎりタコスパンを楽しくシェアしよう!


那覇商生のアイデアが商品に


「ちぎりタコスパン」は、商品企画はもちろん、パッケージや販売促進活動など、現役の那覇商生が、専門家のアドバイスを受けながら作り上げた渾身の一品だ。

県の産業振興を目的とした商品開発企画で約90作品の中からグランプリを勝ち取った作品を商品化した。ローソン沖縄、オキコパン、那覇商生が何度も試作・試食し、問題点を見つけ改善策を話し合った。

最初は遠慮がちだったメンバーも回を重ねるごとに積極的になり、一人一人が「売れる商品」を目指して真剣に取り組んだ。

 





県立那覇商業高校 生徒商業研究部 顧問 久保 奈々子教諭

部員の企画がグランプリをいただいたことをきっかけに、生徒商業研究部のメンバーで商品開発に携わりました。

これまでもイベント企画やアイデア企画などは経験がありましたが、それが形になり商品化につながるのは初めてで、生徒たちはワクワクしながら取り組んでくれました。

各自が自分の意見をしっかりと伝え、建設的な話し合いを進める部員の姿を見られたことが一番うれしかったです。

今回の経験で一回り成長した生徒たちがこれからどう活動していくかが楽しみです。





沖縄県立那覇商業高校 生徒商業研究部のメンバー


supported by ローソン沖縄



前の記事出会い オンラインで開拓〈リジュ...