1441/1441
番外675 陰に潜む
「巨獣は――普段ディアボロス族や他の……言葉を話せるような種族を積極的に襲ってきたり、捕食したりするのかな?」
「いや……。そういう話は聞かないな。あの見た目と巨体だから目撃されても近寄る馬鹿はいないし、そもそもあれにとって、小さい種族は食いでがないから興味がないんじゃないか?」
……なるほどな。ベヒモスにとって人間型の生物は食欲をそそられないか。或いは特定の種族の魔物を捕食しないと食事にも意味がないとか……思っている以上に知恵があって、知的な生物への攻撃は報復があるので避けているとか……。まあ、生態については憶測の域を出ないな。
ともかく、幼体の傷が癒えればベヒモスの親子はこの場所を後にしてくれるかも知れない。そうすれば今後も動きやすくなるだろう。生態系への影響を考えると、中々ベヒモスのような巨大種は排除すればいいというものでもあるまい。
あの炎の巨大蛇が増え過ぎるなんてことになれば、それはそれで問題だ。
「少し……城でやる事ができた。バロールについて行ってくれるかな。魔法生物型の魔道具で、俺と意識が繋がっているし、姿を隠す魔法も使える」
俺の言葉を受けてバロールが目蓋を閉じて、正式なお辞儀をするように挨拶すると、ヴェリト達は、少し虚を突かれたような表情をしていた。
「何をする気なんだ?」
「あの幼体を治療してくる。仲間の時間稼ぎにも限界があるから、先に行ってくれ」
「お前は……大丈夫なのか?」
「いざとなったらそれなりに戦えるし、地面に潜る術もあるから問題ないよ。バロールと一緒にいてくれれば、後で俺や俺の仲間達とも合流できる」
まあ――地下区画に案内するわけにはいかないが。
「……分かった。実際に俺達より遥かに腕が立ちそうだし、俺達では巨獣には敵わないだろうからな。信じるしかない。だが、お前も怪我をしないように気を付けてくれ」
「ああ。ありがとう。そっちも気を付けて」
ヴェリトとそんな言葉を交わす。そうしてバロールと共に彼らは走って行った。崩れた城壁部分を乗り越えるのに補助が必要かと思ったが、その必要はないようだ。畳まれた翼を広げると意外に大きく、一気に城壁を乗り越えて、その向こうの斜面――眼下に広がる森へと滑空していく。後は――バロールに土魔法でシェルターでも作ってもらい、そこで待機していれば大丈夫だろう。
俺は、このままベヒモス幼体の治療に向かう。事情を説明して、もう少しだけ時間稼ぎを頼むという内容の連絡を入れると、オズグリーヴからも任せておいて欲しいという旨の返事があった。
では――遺跡の内部で治療を済ませてきてしまうとしよう。幼体を少し驚かせてしまうかも知れないが、多少は仕方がないと割り切ってもらうしかない。
隠蔽フィールドを纏ったまま城の奥へと飛行していき、仔ベヒモスの近くまで移動する。こちらには気が付いた様子もない。外の様子を窺いながら、どこか不安げに喉を鳴らしていた。
身体は幼体とはいえかなり大きいが……角も鋭い牙もなく、顔つきにも険がないというか。割とつぶらな目をしている。成体のベヒモスは体毛も一色だったが、仔ベヒモスは身体に斑模様があったりして、これは保護色になっていたりするのだろう。
傷を負っているのは右の後ろ脚だ。小さな傷を中心に膨れ上がっていて、炎症を起こしているのか膿んでいるのか……あまり良くなさそうな気配だ。
まず、最初に――強めの封印術を使ってしまう。
気付かれていない内ならば意識の外から封印術を発動させる事ができるからだ。封印術が発動する時の、光の鎖が絡む光景も隠蔽フィールドで幼体の目に届かないようにする。
術式が効果を表すと仔ベヒモスの四肢から力が抜けて、転びそうになる。それを――風魔法のクッションで受け止めてからレビテーションで宙に浮かせる。
仔ベヒモスは少し驚いたように手足を動かしていたが、種族由来の膂力や何かしらの能力は封印術が抑えているし、レビテーションで身体を浮かせているのでどこにもとっかかりがない。
目を丸くして手足を動かし、声をあげようとする仔ベヒモス。しかし外までは鳴き声が届かないように、周辺を風魔法で覆っている。パニックを起こしてしまう前に――精神を落ち着かせる闇魔法と共に、翻訳の魔道具を使って語りかける。
「心配しなくていい。危害を加えるつもりはないんだ。怪我をしているようだから、それを治してあげたい」
姿を消したままでそう言うと、仔ベヒモスは目蓋を何度か瞬かせ、声を上げた。
精霊? どこにいるの? といったような意思がその鳴き声には込められている。ベヒモスは――精霊を感知しているわけだ。まあ、精霊と思ってもらっていた方が話も早いか。
「そんなようなものだよ。このお城に昔住んでた友達がいてね。ちょっと用事があってここに来たら、困っているのを見かけたからついでにと思ってね。驚かせたくないから、治療が終わったら姿を見せるよ」
そう言って仔ベヒモスの肩のあたりを軽く撫でると、鎮静の術の効果もあってか、大人しく頷いていた。よし……。では治療を始めよう。
まず怪我の種類、状態等を詳しく見る為に仔ベヒモスの身体に触れて循環錬気を行う。魔界の生物との循環がどんな影響を起こすか未知数なので、まずは身体の外に体内魔力を放出、外部で混ぜ合わせて魔力が変質しないか細かく観察する。
ふむ。どうやら大丈夫そうだな。混ぜ合わせた循環魔力は活性化している。変異対策の魔道具も作動しているし、滅多な事は起こるまい。
安全性を確認したら次の段階。魔力の流れを見て傷の状態を診ていくわけだが――。
なん、だ? これは? 炎症を起こしたように膨れ上がったその内側に、何か別個の魔力反応があった。改めてライフディテクションを使うと、違う生命反応の輝きがそこには潜んでいて。
「寄生型の生物……?」
封印術と循環魔力を操り、痛みを和らげながらそこに潜んでいる「何か」に圧力をかけて行く。内から外へ。魔力の流れで圧力を作り出しながら一気に押し出してやると、黒いタールのような何かが小さな傷口から体外へと勢いよく放出された。
一瞬スライム状の生物かと思ったが――鳴き声のような悲鳴を上げて飛んでいき、柱にへばりついたかと思うと、不気味に蠢いて獣の頭部のような形状を見せた。
鬣のような触手を蠢かせ、柱から飛んで仔ベヒモスに向かってくるそれに、あまり良くない性質の気配を感じる。邪精霊だとか、そうした陰に生きる存在特有の魔力というか。
シールドで防ぎながら火魔法を叩き込んでやると、割とあっさり撃墜する事ができた。炎の中で身体をのたくらせ、やがて動かなくなる。生命反応の輝きも消えた。
「魔界の生態系って言うのは、本当にまあ……」
今のは魔法生物ではなかった。こんな生き物が野生にいる、というわけだ。感染経路は不明だが、仔ベヒモスに聞けば怪我をした時の状況も分かるかも知れない。
知識を得た以上は同じような事が起こらないように、しっかり対応したいところだな。仔ベヒモスもこれには流石に驚いたらしく目を瞬かせていた。
ともあれ……原因を排除したわけだから、治療の続きと行こう。
傷口を念入りに。それから念のために全身をもう一度確認。
筋肉や骨に異常が残っていないか。寄生生物の別個体や残滓等が残っていないかを細かく見て、それらが無い事を確認してから傷口をアシュレイの術式を封入した魔道具で消毒。魔力の流れを整え、炎症を治療。傷口にポーションをかけてきっちりと治療を行う。
「痛みはどうかな? 立てる?」
一通りの治療が終わったところで封印術を解いてそう尋ねると、仔ベヒモスはやや恐る恐るといった様子で床に降り立ち、後ろ足の具合を確認していたが……やがて嬉しそうに声を上げた。痛くない。ありがとう、というような意思が声から伝わってくる。
それは何よりだ。オズグリーヴにももう大丈夫と連絡を入れると「では撤退します」というそつのない答えが返ってきた。
「姿を見せるよ。っとと」
と、仔ベヒモスにも姿を見せてやると、甘えた声を出されて顔をこすりつけられてしまった。
ふむ。十分に知性が高いようだし、これは上手くすれば親ベヒモスとも交渉可能、だろうか?
まあ、駄目だったらコンパクトリーヴと幻術を使って逃げる、という事で良いのではないだろうか。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
甘く優しい世界で生きるには
勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全255部分)
- 23014 user
-
最終掲載日:2017/12/22 12:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全312部分)
- 34956 user
-
最終掲載日:2018/04/08 18:00
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~
記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全524部分)
- 25274 user
-
最終掲載日:2018/04/10 18:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~
※作者多忙につき、完結まで毎月第四土曜日の更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全230部分)
- 24984 user
-
最終掲載日:2018/03/24 07:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全448部分)
- 22238 user
-
最終掲載日:2018/04/01 23:38
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 27162 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1699部分)
- 31207 user
-
最終掲載日:2018/04/12 18:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全189部分)
- 22969 user
-
最終掲載日:2018/04/05 02:45
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全180部分)
- 26730 user
-
最終掲載日:2018/03/17 16:22
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全129部分)
- 28583 user
-
最終掲載日:2018/04/02 22:06
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 25246 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! 現在アニメ版が放送中です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】】
//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全573部分)
- 36508 user
-
最終掲載日:2018/04/01 18:37
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1850部分)
- 26190 user
-
最終掲載日:2018/04/12 12:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 32711 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望では//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全223部分)
- 22403 user
-
最終掲載日:2018/03/30 19:25
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全874部分)
- 23155 user
-
最終掲載日:2018/04/10 10:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 29515 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全196部分)
- 24256 user
-
最終掲載日:2018/04/09 21:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 28120 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全412部分)
- 30554 user
-
最終掲載日:2018/04/10 00:56
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全144部分)
- 22567 user
-
最終掲載日:2018/04/10 08:16
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全537部分)
- 25030 user
-
最終掲載日:2018/02/03 23:34
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 29073 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全400部分)
- 29566 user
-
最終掲載日:2018/04/09 12:00
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全139部分)
- 22808 user
-
最終掲載日:2018/03/21 20:03
異世界はスマートフォンとともに。
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全466部分)
- 22989 user
-
最終掲載日:2018/04/09 10:51
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全119部分)
- 23533 user
-
最終掲載日:2018/04/09 18:15