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OPCW、元スパイ毒殺未遂の神経剤はロシア製との英見解を確認
2018年4月12日 21:16 発信地:ロンドン/英国
【4月12日 AFP】オランダ・ハーグの化学兵器禁止機関(OPCW)は12日、英国で先月発生したロシア人元二重スパイの毒殺未遂事件で使用された神経剤について、ロシア製であるとする英政府の見解を確認したと明らかにした。
OPCWは英首都ロンドンで発表した報告書の概要で、血液サンプルの分析により「この有毒化学物質の正体に関する英政府の見解を確認した」と明らかにした。
OPCWは先に、ロシア人元二重スパイのセルゲイ・スクリパリ(Sergei Skripal)氏とその娘のユリア(Yulia Skripal)さんに対する襲撃について、英政府の要請を受けて独自の調査を実施し、概要を発表する方針を示していた。
この発表を受けて英政府は、OPCW執行理事会の会合を18日に開催するよう要請した。(c)AFP