キャンドゥから発売されているイヤホン、K-3782 イヤホン カナル型のレビューをしていきます。
少し前に耳掛け型ヘッドホンのレビューをしましたが、実は一緒に買っていたこのイヤホン。
あまりにヘッドホンの音が悪いので完全にこのイヤホンを放置していましたがとうとう封を開けてしまいました。
作り自体はそこまで悪くない。当然バリのようなものも見当たらない。
左右が分かるようにマークが付いている。
当然と言えば当然の無メッキ。良く言えば無駄な味付けはされなくなる。
テンション低めの紹介で申し訳ないですが、前回の裏切られたショックでこちらの製品に一切期待が出来ないのです。
そして、音質のチェックをしてみたところ・・・。
うーん。やっぱりなぁ・・・。
都合良くハードルを飛び越えてくれることなく、予想通りな音質。
低音が低音でなく、低音のようなナニかな音質です。
ほぼ高音域は出ず、かと言って中音域も籠もってる。100円で買ったことさえも後悔させるレベル。
ロック系の音楽のペラッペラ具合は笑いを誘ってきます。ですが、ギターの歪み自体はそこまで破綻してないところがかえって憎いです。
もう諦めて聴くのをやめようとして、ふと目に入ったのがiEMatch。
とくに期待することなく接続してみると
えぇ!!?意外とイケるぅ!!?
明らかに高音域が出るようになってます。ラジオ以下の音質と言っても過言ではありませんでしたが、ラジオよりは少し音質が良くなってます!!
低音は更に引っ込みましたが、これはイヤホンの設計上無理に出されるよりは消えてくれた方がマシです。
ロック系は相変わらずですが、女性ボーカル系は正直通勤程度の使用なら文句はないです。(遮音性はほぼ皆無だと思うので使用はオススメしない)
おそらくイヤホンがノイズを拾いまくってあの最悪の音質を再現していたんでしょうね。ノイズがいかに音質に影響を与えるのかこのイヤホンのおかげで身をもってして知ることができました。それだけでも100円以上の価値はあったのではないでしょうか?
ないです。