連続テレビ小説 カーネーション(5)「あこがれ」[解][字] 2018.04.12

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(テーマ音楽)・「小さく丸めた躯は今」・「悲しみ隠し震えて」・「命を表しているのね」・「重く濡らした瞼は今」・「よろこび映す日の為」・「心を育てているのね」吉田屋ちゅう料理屋や。
あっこの親父は手ごわいど。
お前よっぽどここ使うていけよ。
(小原糸子)うん分かった。
おっちゃ〜ん!
(吉田奈津)何言うてんねん。
子どもの使いやんか。
おっちゃん!わっ!うっさいうっさい。
今日は何うまいもん食わしてもらおうかの?そろそろまったけが出る頃ちゃうけ?ええのう!おっ?何や嬢ちゃんどないしたんや?はよ帰らな家の人心配するで。
へえお金払てもらえるの待ってますねん。
何や集金け。
ちっさい子がご苦労なこっちゃのう。
お金持って帰らんとうち今晩ごはん抜きですねん!大将払いよらへんのかいな?「今日はないさかいまた明日おいで」って言われましてん。
かなわんなおっさん!もうけとるくせしやがってもう。
おい大将!
(吉田克一)ああいらっしゃいませ!お待ちしとりました。
さあどうぞどうぞ。
大将!何ぼか知らんけど払ちゃりや。
えっ?あ…へえ。
何やさっき来た子やないか。
何やおっちゃん「また明日払う」ちゅうたやろ?今日払うちゃらな家で飯抜かれるらしいで。
(克一)まあとにかく中へどうぞどうぞ!大将!ほんまに払ちゃらなあかんで。
こんな小さい子かわいそうやし。
分かってます。
あんたな裏回りや。
さあどうぞどうぞ!さあさあさあ!さあどうぞどうぞ!ハハハッ。
そんなとこおられたら商売の邪魔になってかなわんな。
ふん!さあどうぞお上がり下さい。
へえ確かに。
(吉田志津)あんたお父ちゃんよりよっぽど商売上手やな。
おおきに!おねえさ〜んこんばんは〜!こんばんは!
(志津)こんばんは。
もう遅いやん。
さっきから村上さんらえらい首長うしてお待ちやで。
はい。
はよ帰り!お父ちゃ〜ん!払てもろたで〜!おうほんまけ!?払てもろた!でかした糸子!ようやったで!うん!うちようやった!おう!ハハハハッ。
何やお前まだ赤ん坊のつもりかよ。
もうこんな大きいなってんのに。
ああキュッキュッキュッや!キュッキュッキュッキュッ!キュッキュッキュッやで!ハハハ!
(「船頭小唄」)・「おれは河原の」どや?うまいか?うん!ほんまお前が男の子やったらどんだけおもろかったやろのう。
えっ?お前が娘やのうて息子やったらそらもう着物の事も商売の事もわしが一から十まできっちり仕込んじゃったでえ。
お前ぐらいの頭と根性があったらあっちゅう間にいっぱしの商売人になれる。
ほんならお前わしと2人で小原呉服店を岸和田一の店にしちゃろやないかい。
ばんばん上物仕入れてなぱっぱか売ってがっちり集金。
おもろかったやろなあ!女かてできるで!えっ?女かて商売人になれる!アホぬかせ。
アホ言うてへん!女はなええとこ嫁に行って婿はんにあんじょう仕える。
それが一番じゃい。
何でやねん?何で女はそんなおもろないねん?行くで。
(汽笛)明けましておめでとうございます〜!
(松坂清三郎)おうハハッ!来ましたかごんた娘が。
来たでおじいちゃん!明けましておめでとうございます〜。
おめでとうございますおばあちゃん!
(3人)明けましておめでとうございま〜す!
お母ちゃん方のおじいちゃんの家は神戸にあります。
おじいちゃんの家はごっつい大きくておせちもごっつい豪華です
その栗うちのやで。
うちは姉ちゃんやさかい1個多く食べてもええんやで。
どうや?糸子。
おいしいか?うんおいしい!そうか。
こら静子!その栗うちのや言うてるやん!
(小原静子)そやかてうち栗食べてへん。
こら!うちのやて!うちのて言うてるやろ!うちのやて!あかん!
(清三郎)こら!こらこらこら!けんかしなや。
ちゃんと食べさしたっとんか?
(小原千代)食べさしてます。
あない「栗栗」言うとうやないか。
やっぱしかいらしいなあ女の子は。
うちにおる孫は男ばっかしやろ。
しょうもないねん。
着物でも何でもそっけのうて。
はい。
あんたも甘いもんお食べ。
あ〜チョコレート!あんた好きやったやろ。
うわ〜うれしい!
(貞子)そういうたらこないだヨシオちゃん来とったんやでヨシオちゃん。
(せきばらい)それで…今度はなんぼ貸してほしいねん?えっ?あ…。
あの…30円ばかし。
うん?月末に問屋の支払いがあるさかいどうにかお父様に…都合つけてもろたら助かるんやけど…。
う〜ん…。
そや千代ちゃん。
ココアって知っとう?ああ。
入れてあげよか!
(松坂正一)お母さん。
う〜ん…そもそもや何でお前が毎回借りに来んねん?金の事や。
善作君が来るのが筋やろうが?あ〜あの…どうしても…商売の方が忙しいて。
はっ!繁盛もしてないのにどない忙しいねん?う〜ん?う〜んやないがな。
お前がそんなぼけ〜っとしとるから旦那がつけあがるんやないか。
はあ…。
ほんまにあの善作のかい性なしが!そもそもわしはなお前とあの男の結婚なんぞ許した覚えはないんやぞ!ハハッ。
何や?嫌やわおとうさん今更そんな。
今更もへったくれもない!わしは断じて反対やったんや。
あんな貧相な呉服屋の番頭に誰がすき好んでうちの大事な娘くれてやんねん。
あんな駆け落ちみたいなまねせんかったらお前もこんな金の苦労せんで済んだんやろが。
うん?駆け落ちって何?
(清三郎)あっ!あれ!何もない。
何もないよ。
フフフッ。
おいどうだ?おなかいっぱいお食べになりましたか?食べた!おいしかった!そうか!ハハハハッ。
(正一)そうかそうか。
糸。
おい勇!はい!ああ糸子になあの何か面白いもん見せたり。
これはタイタニック号。
イギリスの豪華客船やったんやけど氷山にぶつかって沈没してしもてん。
ふ〜ん。
なあ糸ちゃん。
日本てどこか知っとう?これやで!あっ!何これ?きれえ!きれえな〜!ああ…。
触ってもええ?ええよ。
ほんま!あ…ほんまはママに聞かんとあかんかもしれへんけど。
うわ〜きれいな着物やな!そんなんが好きなん?ついといで。
もっとええもん見せたるわ。
いらん!うちこれがええ。
ええからついといで。
なあどこ行くん?なあ!シ〜ッ!うち帰るで。
何?うわ〜!ああ…。
わっ見っかった!
(手拍子)
(勇)糸ちゃん!?
(手拍子)
(英語)
(手拍子)2018/04/12(木) 16:20〜16:35
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 カーネーション(3)「あこがれ」[解][字]

糸子(二宮星)は同級生の家「吉田屋」で泣きまねをして、まんまと集金に成功する。神戸にある母の実家の近所で舞踏会を見た糸子は、一目でドレスの美しさのとりこになる。

詳細情報
番組内容
吉田屋で客の同情を買って、まんまと集金に成功した糸子(二宮星)。父・善作(小林薫)に喜ばれて有頂天になるが、善作は女である糸子に商売を仕込む気はなかった。正月、糸子は妹たちと共に、母・千代(麻生祐未)の実家へ挨拶に行く。千代は善作に代わり、祖父・清三郎(宝田明)に借金を申し込む。一方、糸子はいとこに誘われ、近所の洋館での外国人の舞踏会をのぞく。夢のように美しいドレスに我を忘れてみとれる糸子だった。
出演者
【出演】小林薫,麻生祐未,二宮星,宝田明,十朱幸代,田中隆三,高須瑠香
原作・脚本
【作】渡辺あや
音楽
【音楽】佐藤直紀

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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