wolf of actor’s blog

俳優になる方法 俳優の生活 実体験からお答えします

第34話 2度目の商業映画への出演 飯塚健監督 テアトル新宿にて公開 浪川大輔さん武田航平君などなど出演作品

こんばんは!今日の東京は朝は雨模様かなぁと思わせる天気でしたが、全然晴れてました(*''▽'')ありがたいことです!

さて今回はですね、

若かりし頃の出演した映画のお話

この頃は変わらず役者の仕事なかったですねぇ、収入としてはバイトの収入が俄然メイン。これはもちろん俳優としては全然良くないこと。いや、というかこの状態はもはやただのフリーターです(笑)

今でこそ(笑)なんてつけられますけど、当時はそんな精神的余裕はあるわけもなく・・・なんでだ!!!と思いつつ悶々とした日々を過ごしていたわけです。ただこの頃も女性マネージャーのMさんとはよくご飯食べに行から、それが救いになっていた気もします。でもね、将来に対する不安ももちろんあったと思うんだけど、それよりも、なんでだ!!俺だってできるだろ!!って思いながら邦画を観てましたねぇ。

自信過剰と思われそうですが、演技の為の日々を過ごしててたし、何よりそれぐらい思ってないと俳優になる夢って追えないんじゃないかと思います。自分が進んでる実感もなかなか得られないし、どうやってチャンスが来てどう掴むかもどう具体的に想像できない頃だし。

でこの頃、この少し前かな、オーディションがめちゃめちゃ減って来てたんですよね。事務所の経営がそんなにうまくいってなかったのだと思います。あまり僕の耳には入れないように気を遣ってくれていましたが、若いなりにも空気でわかるものもあります。

ちなみにMマネージャーは違う事務所で現在もマネージメントを行なってますが、売れっ子を何人も抱えている敏腕マネージャーです。環境が整ってさえいれば、その力量は当時からもちろんあったのだと思います。そのMマネージャーに俺は見初められたんだ!っていうのが自信になったり。そんなものにすがるなよって感じですが(笑)

 

そんな中この前書いたように勝手に山下敦弘監督の映画に勝手にエキストラ出演して怒られたりしたわけですが、相当ジレンマがあったんでしょうね当時の僕は。今一度言っておきますが、やりたい!と思ったら気持ちを止めることなくやるべきだと思いますよ。もちろん契約違反とか犯罪とかはダメですけど、自分の気持ちには素直に従った方がいいと思います。ホリエモンこと堀江貴文氏も言っていましたが、僕は激しく賛同です。

やりたいと思ったことや好きな事ってやっぱり楽しんで頑張れちゃいますから!

 

そんなアルバイトとワークショップや読書や映画鑑賞ばかりしてる僕の元に、Mマネージャーからの電話が!

「映画決まったから~、台本取りに来てー、〇〇日に顔合わせあるからよろしくねー私も行くけどーキャハハ」

相変わらず僕としてはかなりうれしいニュースを普段と変わらないトーンで話すMマネージャー。そんなところも好きです。

 

そんなわけで、2回目の商業映画の出演が決まった僕。めっちゃ嬉しかったと思います!昔過ぎて感情まで覚えてないけど(笑)

そしてこの作品、5本のオムニバスのショートムービーからなる映画なのです。

 

「天使が降りた日」というタイトルで、実はこの作品意外と現在バリバリ活躍している人たちが関わっている映画なのです。意外とっておかしいか。

まずは後に「荒川アンダーザブリッジ」「風俗行ったら人生変わったwww」「REPLAY&DESTROY」などを監督し、井上和香さんとご結婚された飯塚健監督が5本のうちの1本を監督しています。

そして仮面ライダーキバに続いて現在も仮面ライダービルドに出演中の武田航平くん。

声優として確固たる地位を築いている浪川大輔さん

皆さん顔見れば絶対わかるベテラン俳優の田山涼成さん

宮崎あおいさんのお兄様の宮崎将さん

当時バラエティでも人気を博していた大谷允保さん

そしてこのブログにも登場しているF君。F君ですが僕普通に好きな人だしリスペクトしている人なので、名前書いても問題ないでしょう。古屋暢一です。1980年代生まれの人は皆さん知っているであろう元ジャニーズJでかなり人気だったr元アイドルの方です。

そしていろんな意味で少し前も話題になってた小向美奈子さんも出演していました。

 

僕が出演したのはこの5本の作品の前にあるプロローグの部分。プロローグとは言えちゃんとしたショートムービーですよ。ご一緒に岸田健作さんが出演されていましたね。あと縁って面白いなって思ったのが、僕が勝手にエキストラ出演して事務所に怒られた「くりいむレモン」の主演女優の村石千春さんもこのプロローグに一緒に出演されていました。

僕の衣装はパジャマでしたね、たしか。ホントにザ・パジャマって感じの前に、ボタンがある縦じまのパジャマだった気が(笑)全員死神で僕だけ天使だったのかな?手元にDVDがなくて確認できない(>_<)

 

僕かなり良い役で出してもらってるんですよこの作品。テアトル新宿っていう新宿にある映画館で上映されてたんですが、この映画なんと僕のアップのカットから始まるんです。おばあちゃんと話してるシーン。で、このテアトル新宿って今もだと思うけど、映画好きのメッカの1つと言っていい映画館で、当時からもちろん僕自身足繁く通っていた映画館なんです。鈴木清順監督のオールナイト観たのもこの劇場だったし。

そんな場所で自分の出演映画が上映されて、しかも僕のアップから始まるって!嬉しいに決まってるじゃないですか。久しぶりに観たくなってきたなぁ、ヤフオクとかにあるかしら。ツタヤとか置いてないんですよね~この映画。

そして僕が出演したのはこの「プロローグ」と飯塚健監督の短編映画「電柱の上に咲いた花」。これはホントにちょこっとなんだけど、僕は当時から飯塚健監督が好きで、少しでいいから出たいって事務所の社長に頼んだらホントに出してくれました(笑)こっちの作品はほぼエキストラみたいなかんじですけどね。でも現場に行けて嬉しかったな。

「プロローグ」の方の撮影は、ほとんどのシーンをどっかの屋上で撮りましたね、確か。かなり寒かったのを覚えてます。岸田健作さんの衣装が寒いのにタンクトップだったな(笑)岸田健作さんって元いいとも青年隊の人ですよ?いいとももう終わっちゃったけど。

思い出した!僕ら5人ぐらいが人間の身体を借りてる死神か天使で、タンクトップ姿の岸田健作さんが、「なんでこいつこんな薄着なんだよ!!」ってセリフを言ってました(笑)いや~急に思い出した、すごいな十何年前なのに。あと仮面ライダーアギトに出演してた柴田明良さんもこの「プロローグ」に一緒に出てましたね。柴田さんは今は舞台の演出もされてて、少し前に出演オファー頂きました。スケジュール合わなくて無理でしたが、嬉しいし本当にありがたいことです。

そんなこんなで撮影を終えるわけですが、かなり短期間だったと思います。まぁショートムービーですしね。これは当時もちろんDVD化されてたから、親にもちゃんと見せられたんじゃないかと思います。もちろんこれより前にやってるCMとかも観てますけどね、テレビ見てたら流れるわけだし(笑)やっぱり親には見せたい気持ちありましたね。感謝の気持ちもそうだし、若かったから何か示したいものもあったのかもしれません。

舞台も観に来れるものは足を運んでくれる親なので、僕は恵まれてますね。しっかり感謝しなきゃですね。ただ大河ドラマと朝ドラに出てないまま現在休業中ですからねぇ。そこなんとか抑えたいですよねぇ、このどっちかに出るのが俳優としては親孝行なイメージがあるんですが、もう古いかもですね(笑)歌手で言えば紅白みたいな。

 

この作品撮影も特にNG多かったとか記憶にないですね、普段取り組んでいることが間違ってないんだとか当時の僕は思ったんじゃないですかね。全然まだまだ下手くそすぎるお尻の青い若造なのに!

久しぶりに映画に出れて、テアトル新宿で上映されて、いろんな嬉しいことが重なった映画出演だっと思います。書いてたら懐かしくて観たくなりました。

僕は自分の出演作全然観ないので観たいと思うの珍しいです。

自分の出演作って観る派と観ない派に分かれるんですが、せっかくなので次回はそのことについて書きたいと思います!あくまで予定ですが・・・。

それではまた次回に・・・。

 

公開が終わった映画はインターネットで観る時代。

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