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レジェンド 作者:神無月 紅

崖のダンジョン

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1699話

「甘い。それは甘いわよ」

 ワーカーとの会話でダンジョンに行くと言ったレイは、その日の仕事――トレントの森で伐採された木を運ぶという仕事を始めとして、各種資材の運搬等――を終えて、これまたいつもようにマリーナの屋敷で夕食を食べながらダンジョンのことを話すと、マリーナから即座に駄目出しをされる。

「そう言われてもな。崖にあるダンジョンなんだから、セトがいる俺達が向いてるのは間違いないが、他に誰もいないって訳じゃない。それこそ、高ランク冒険者なら、多少は無理があってもどうにか出来る可能性が高いんだ」
「そうね。けど、私達が最善なのも変わらないでしょ?」

 ピザ窯で焼いたばかりのオーク肉を口に運びつつ、マリーナは首を横に振る。

「結局、ワーカーのはったりにレイが引っ掛かったのよ」
「そう言ってもな。ダンジョンだぞ? それも、恐らくはだが、出来たばかりの」

 ここで確実にそうだと言い切れないのは、実はその崖の中でダンジョンが成長し、その結果として崖に出入り口が出来たのではないかという可能性もあったからだ。
 勿論可能性としては低いが、それでも皆無ではない。
 もっとも、そのようなダンジョンであってもレイは挑戦するのを止めるようなつもりはなかったのだが。
 デスサイズの持つ、地形操作というスキルはそれだけの効果を持つのだ。
 現在のレベル三では、半径五十m程の地面を、上下一m上げたり下げたり出来る。
 それだけでも非常に大きな効果を持っているのだが、レイは今までの経験からレベル五になれば、スキルは凶悪なまでに進化するというのを知っている。
 そうである以上、地形操作のレベルが上がるという絶好のチャンスを逃す筈がない。
 もっとも、この場に魔獣術について何もしらないビューネがいる以上、それをここで口にすることは出来ないのだが。
 ただ、その辺りのことをレイが言わなくても、魔獣術について知っている者達にしてみれば、レイが何を言いたいのかというのは理解出来る。
 そして理解出来るが故に、ここで幾らレイの提案に反対しても意味はないというのを分かってしまう。

「どうせダンジョンに行くのなら、冬とかだといいんだけどね」
「そう? どうせなら出来るだけ早く行った方がいいと思うけど」

 冬になれば増設工事の仕事も取りあえずは忙しくなくなるので、自分を含めてこの場にいる者は暇になる。
 そう言うマリーナに対し、ダンジョンであればもしかして強力なモンスターと戦えるかもしれないという希望を持つヴィヘラは出来るだけ早くダンジョンに行きたいと希望する。

「で、どうするのだ?」

 エレーナは、特に何を感じた様子もなくレイに尋ねる。
 そこにあるのは、自分はレイと一緒についていくと、そう無言で告げていたのだが……レイも、エレーナという戦力は……いや、存在そのものが非常にありがたいので、それに文句はない。
 ここのところずっとギルムで留守番をすることになっているアーラは、若干羨ましそうな、それでいて恨めしそうな視線をレイに向けていたが、レイはそれに気が付かない振りをして、エレーナの問いに答える。

「正直なところ、ガメリオン狩りには参加したいから、出来れば冬というマリーナの意見に賛成したい。……けど、今回のダンジョンは最近急に広がり始めたみたいだからな。ゴルツの住人が不安を抱いているのを、そのままに……ってのも気分は悪い」

 そう言い、海で獲ってきた魚を使ったシーフードピザ――ただし具材はエビやカニではなく魚の身が多数――を一口食べてから、再び口を開く。

「それに、今回の依頼は別に指名依頼って訳じゃない。つまり、別に俺達以外の冒険者でも、ダンジョンに挑もうとすれば挑める訳だ。……まぁ、無事にダンジョンに入れるかどうか、それに入っても装備品の類をどれだけ持って行けるのかって問題はあるけど」

 トマトに似た酸味と甘みのソースが白身の魚の味をより上の段階に高めているのを感じながら、レイはそう告げる。
 実際、ワーカーが口にしていたように、今回の依頼は絶対にレイでなければ出来ないということは間違いない。
 勿論その辺の冒険者に……それも、レイはゴルツという街を知らないが、ワーカー曰く田舎にいる冒険者には、ダンジョンに入ることすら出来ないだろう。
 だが、それはある種の特殊技能――崖を降りる類――がある冒険者であれば、そのダンジョンに入ることは可能なのだ。
 ましてや、高ランク冒険者や異名持ちの冒険者というのは、半ば人間を止めているといったような能力を持っている者も多い。
 そうである以上、そのような者達であれば崖の壁面にあるダンジョンに入ることは可能だろう。
 なんといってもい、今回はダンジョンの可能性が非常に高いのだ。
 もしそこが本当にダンジョンである場合、ダンジョンの中にある様々な資源は当然ダンジョンに潜った者が所有権を得る。
 この話が広がれば、大いなる富の可能性を求めて大勢がゴルツに集まってくるのは間違いなかった。

「そんな訳で、出来るだけ早くゴルツのダンジョンに向かいたいと思うんだが……誰か、ゴルツがどこにある街なのか、知ってるか?」
「知ってるわよ」
「私も知っている」

 レイの言葉にマリーナとエレーナがそれぞれ答える。
 そんな二人とは裏腹に、ベスティア帝国出身のヴィヘラや、人とのコミュニケーションが苦手なビューネは、レイの言葉に首を横に振る。

「ここからどれくらいの距離にある?」
「うーん……そうね。かなりの距離があるのは間違いないわ。ただ、その件で耳寄りな情報があるわよ?」

 笑みを浮かべて告げるマリーナに、レイは視線で先を促すと数秒前の笑みとは違う種類の……何かを含むよう笑みを浮かべ、口を開く。

「ゴルツがある場所の周辺を領土している貴族は、中立派の一員よ。だからダスカーに今回の話を通すのは、そう難しい話じゃないと思うわ」
「それは素直に助かるな」

 レイは、自分が……そして自分達がギルムの増築工事を行う上で、かなりの戦力になっているというのを自覚している。
 そんな状況で、ましてや少し前は海にバカンスに行っていた状況で、また別の場所に長期出張したいと言えば、ダスカーが困るだろうというのは予想していたからだ。
 勿論レイ達は増築工事については、その日ごとに依頼を受けているという形であり、ギルムに縛り付けられる必要はない。
 だがそれを承知の上でも、レイ達の持つ能力は増築工事をしているギルムにとっては、出来れば欲しい代物なのだ。
 しかし、レイ達が向かうゴルツが中立派の貴族の領地……つまり、ダスカーの仲間の領地となれば、話は違ってくる。
 三大派閥と呼ばれている中立派だが、それでも国王派、貴族派という他の二つの派閥に比べればその勢力は小さい。
 最近でこそ、レイの活躍によってその勢力を拡大し、貴族派との関係も友好的なものになってきているが……それでも、まだ弱小派閥なのは変わらないのだ。
 もっとも、それはあくまでも三大派閥の中ではということで、三大派閥にも入っていないような貴族達にしてみれば、中立派というのは十分に強い勢力を持っているのだが。
 ともあれ、三大派閥の中では最弱な中立派だけに……いや、だからこそなのか、中立派に所属している貴族の結束は固い。
 この辺りは中立派を率いているダスカーの性格も、大きく関係しているのだろうが。
 そのような訳で、ダスカーとしては中立派に所属している貴族の領地でダンジョンが見つかり、それを懸念している者がいるので、そのダンジョンを攻略しに行くと言えば、反対をするとはレイには思えなかった。

「じゃあ、早速明日にでもダスカーに話を通してくるわね。それで、出発は明後日。……それで、どう?」

 マリーナの言葉に、異論を口にする者はいない。
 無理をすれば明日にでも出発することは可能だろうが、ダンジョンを攻略するとなると、具体的にどれくらいの時間が必要になるのかは分からない。
 そうである以上、ダスカーに話を通しておき、レイ達が行っている仕事を他の者達に引き継ぐといった行為は絶対に必要だった。
 特にレイの場合は、ミスティリング抜きで伐採した木を運搬しなければならない以上、その代わりを用意する必要があった。

(もっとも、俺が戻ってくればかなり溜まってそうな気がするけど)

 一度に何十本……それこそ百本を超える木でも、レイはミスティリングで運べる。
 それに比べると、馬車で伐採した木を運搬するとなれば、相応の労力が必要になる。
 それでいて、一度に運べる木の量はそこまで多くはない。
 その辺りの事情を考えれば、運びきれない木がトレントの森に貯め込まれることになるのは、間違いない。
 こうして、レイ達は二日後にはダンジョンに向けて出発することを決めると、楽しい夕食を続けるのだった。 





 翌日、レイはいつものようにトレントの森の木を運んでいたのだが……

「ああああああ、頼む、レイさん。もう少し、もう少しだけギルムにいてくれ! せめて、俺がトレントの森の担当を終えるまでは!」

 冒険者の一人が、レイに向かってそう頼んでくる。
 ある程度長期間の契約を結んでトレントの森で仕事をしているこの冒険者は、当然ながらレイがいなくなれば伐採された木を運ぶ必要がある。
 護衛をするだけならまだしも、伐採された木を馬車に積み込むのはかなりの体力が必要となる。
 ましてや、ギルムまで運んだ後は馬車から木を降ろして、しっかりと指定された場所に積むという仕事もある。
 そう考えれば、非常に体力を使う仕事なのは間違いない。
 レイがいる時といない時では、疲労や難易度が大きく変わる仕事。それが、トレントの森の仕事だった。
 だが、そんな懇願に対して、レイは首を横に振る。

「悪いけど、ちょっと用事があるんだよ。それにこれは俺の一存で決められることじゃなくて、パーティでの行動だ」
「あー……そうか。うーん、まぁ、契約の日数はそこまで長くないから、頑張るか」

 レイと話していた冒険者が、残念そうにしながらもそう言うと、離れた場所で周囲の警戒をしていた女の冒険者が、笑みを浮かべて口を開く。

「今日でトレントの森の仕事が終わる私は、運が良かったわね。……ねぇ、レイ君。そろそろガメリオンとかいうモンスターが出てくる季節になるって話を聞いたんだけど、本当?」

 この女冒険者も、最初はレイに対しは丁寧な口調で話し掛けていたのだが、何日も同じう職場で働いて会話を重ねれば、その態度は気安いものになる。
 これは、レイが親しみやすいと思われているのか、それとも侮られているのか……微妙なところだろう。
 もっとも、レイも別に敬われるような態度を好むかと言われれば、別にそれを好む訳でもない。
 少しだけ顔を合わせるのであればまだしも、トレントの森の担当ということで、毎日のように顔を合わせるのだ。
 そのような相手に、顔を合わせるごとに恭しい態度を取られるのは、場違いであり、何より面倒でしかない。
 だからこそ、レイも女の冒険者に対して気軽に言葉を返す。

「本当だが、ガメリオンはかなり凶暴なモンスターだ。戦闘力もランクCと相応に高い。気軽にどうにか出来ると思って手を出せば、かなり痛い目を見ることになるぞ。……その分いい稼ぎになるのは間違いないけど」
「うーん……レイ君が強いって言うのか。そうなると迷うわね」

 女の冒険者も、普段であれば決してギルムで活動出来る強さを持っている訳ではない。
 それだけに、レイの言葉を真摯に受け止めることが出来た。
 自分の実力を客観的に見ることが出来るからこそ、きちんと安全を優先することが出来たのだろう。
 もしこれで自分の安全よりも金を稼ぐことを重視するのであれば、レイの言葉を無視してガメリオン狩りに向かった筈だ。
 勿論、今はこう言っているが、実際にきちんとその辺りを理解して行動出来るのかどうかは、女次第だが。

(自分よりも強い相手と一緒に行動して……って方法もあるけど、それは微妙に危ないしな)

 見知らぬ相手と手を組み、金になるモンスターを倒すのだ。
 当然そうなれば、分け前といったことで揉めてもおかしくはない。
 そして明らかに腕の劣る女冒険者であれば、当然のようにそのとばっちりによって、報酬が少なくなるだろう。
 いや、その程度あればまだ良い方で、最悪の場合は殺し合いになる可能性すらある。
 そうなれば、レイの前にいる女ではどうにか出来る筈もなく……ほぼ、間違いなく死んでしまうだろう。
 その辺りの事情を考えれば、やはりガメリオン狩りは止めておいた方がいいというのが、レイの意見だ。
 元々、今はギルムの増築工事により、仕事が余って人が足りない状態になっている。
 仕事がなくて困るといったことがない以上、強欲に活動するのは命取りになる可能性が高いのは、間違いなかった。

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