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【あだ名禁止】小学校4年生のとき学級会で知った驚愕の真実

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

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こんにちは。

 

突然ですが、あなたは子どもの頃、どんなあだ名で呼ばれていました?

最近の小学校には「あだ名禁止」ルールがあるという話も耳にしますが、友だち同士、愛称として付けられたあだ名で呼び合うことは、仲の良い証拠でもありますよね。

 

しかし、いくら親しみを込めて付けられた「あだ名」でも、呼ばれる当の本人が「嫌だ」と感じてしまえば、それはいじめになってしまいます。

今回は、私が小学4年生のときに起こった、そんなあだ名にまつわるお話です。

 

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カバちゃんと呼ばれる少年

私が小学4年生の頃、同級生に「カバちゃん」というあだ名の友だちがいました。

みんなは「いつから」「どうして」彼がカバちゃんと呼ばれるようになったかは知らないようでしたが、なんとなく3年生くらいから自然とそう呼ばれていました。

こんな風に書くと、まるで人ごとのようですが、私は「いつから」「どうして」なのか知っていました。

なぜなら、そのあだ名は私が何げなくつけてしまったものだったから。

理由は、ある日、私が彼に「なんだかカバに似ているね」といって、まわりにいた友だちも「そういえば似てるかも」という、そんな感じのやりとりがきっかけでした。しかし、この「あだ名」はあっという間に学校中に広まり、4年生になる頃には、同級生はもちろん先生たちも彼のことを「カバちゃん」と親しみを込めて呼んでいました。

 

カバちゃんは、背が高くて体が大きく、口数はそれ程多くはありませんでしたが、いつも笑顔でおだやかな印象の子どもでした。何かで注目を集めるというタイプではなかったものの、みんなに愛されるキャラクターでした。

 

学級会で知った驚愕の真実

それは冬休みも終わったばかりの4年生の学級会での出来事です。

当時の私のクラスは、みんな仲良しで、男女中も比較的よいとても楽しいクラスでした。そんな仲良しクラスのその日の学級会のテーマは「嫌なことを発表する」というものでした。

同級生たちが順番に、自分が嫌なことを発表しては「おまえ、そんなことが嫌なのか!?」と盛り上がるという、とても和やかな雰囲気で学級会は進んでいきました。そんな中でカバちゃんの番がまわってきました。そしてこういったのです。

「ぼくはカバと呼ばれるのが嫌です」

 

ざわつくクラスメイトたち。それもそのはず。みんなはカバちゃんのことを親しみをこめてカバちゃんと呼んでいましたし、カバちゃんもいつもそれに笑顔で応えていたので、まさか、嫌だと思っているなんて誰一人思っていなかったのです。

その日の学級会は、その後、カバちゃんの話を聞く会に変わり、最後はみんなでカバちゃんに謝っておしまいになりました。

 

その後

その学級会での出来事は瞬く間に学校中に知れ渡ることになりました。しかし、長年、慣れ親しんできた呼び方だったので、みんなすぐには順応できず

「カバ、、、○○くん」

というようなことがしばらく続きます。そんな中、誰かがいいました。

「それなら、みんなで新しいあだ名を考えればいいんじゃないかな?

それはいいアイデアだ!どんなあだ名にしよう?盛り上がるクラスメイトたち。とにかく当時のクラスはみんなが仲良しでした。そんな中、友だちの一人が、私に話をふってきました。

「俺君、おまえはどう思う」

きゅうにふられた私は、まったく関係ないこんな発言をしてしまいます。

「そういえば○○くんって、いつもちんちんボリボリかいているよね

 

新しいあだ名「ボリくん」が誕生した瞬間でした。

 

子どもは純粋な分、時に残酷です。その後、このあだ名が再び学級会で議論を呼ぶことになったのはいうまでもありません。

 


そんなあだ名ですが、私自身はあまりあだ名をつけられることも無く、名前で呼ばれることが多かったです。じつはあだ名をつけてもらえる友たちをうらやましく思っていたこともあります。

それも「あだ名禁止」ルールのある今どきの小学生にはわからない悩みかもしれません。

 

あだ名の話は、こちらのエピソードも秀逸です。

「涙の数だけ強くなれるよ」と泣きながら歌った小3の私へ - 三十路100%

  

以上、私が小学4年生のときに起こった、あだ名にまつわるお話でした。