こんにちは。ギター検品担当の伊藤です！
前回はギターの入荷から出荷までの流れを大まかにお話しました。
忘れてしまったという方の為に今一度おさらいをば。

ギターの出荷まで
其の1　ギターの入荷と破損等が無いかチェック
其の2　在庫としてカウントし、湿度調整のされた倉庫へストック
其の3　ご注文が入ったギターを検査、調整
其の4　ギターを厳重梱包し、運送会社さんへ引き渡し

ギターがお客様のお手元に届くまでに2度の検査を行っているのです。
でも、あれ？書き出してみると意外とあっさりですね。
前回はよくもまああんなに長ったらしく書けたものです。我ながらあっぱれ！


さて、本題に戻りましょう。
今回からはギターの出荷に焦点を当ててお話していきます。

楽器を弾かれる方にとって、自分の愛器へのこだわりは、それはそれはもう並々ならぬものでしょう。
「セカンドギターとして、気になる商品があるけど一回も現品を見ないで買うのは心配だな～」なんて方。
また、「ギターを始めてみたいけど、楽器店に行くのは少し億劫だな～」なんて方もいらっしゃるかと思います。
ひとくくりにギターといいましても、その品質や価格はピンからキリまでありますよね。また、価格に比例して、品質の精度はどんどん良くなっていくのも事実です。
かといって、高価格ならば高価格なほど安心して購入できるってものでもありません。


我々はそんなお悩みを解決すべく、立ち上がったのです！


弊社自社ブランドであるPLAYTECH。
PLAYTECH ( プレイテック )  / PLAYPACK BLACK ギターセット



低価格で扱いやすいギターが多く。サウンドハウスで取り扱うギターとしては最もお求めやすいブランドであると思います。

弊社で輸入代理を務めていますARISTIDES。
ARISTIDES ( アリスティディス )  / 010 Aluminum



新素材アリウムを使用し、その一風変わったボディー形状と合わせて唯一無二の存在感を放つ人気ブランド。

一見すると共通点の少ない両ギターですが、弊社での検査調整はどのギターでも丁寧に、正確に、慎重に行っております。
もちろん高額商品を持った時は多少緊張もしてしまいますけどね・・・。

長々とお話してしまいましたが、検査や調整の具体的な事に触れてませんでしたね。
それは次回からのお楽しみに！！
今回はギターの取り扱いに関しての心持ちをお話したという事で勘弁してください・・・。


ブログをお読みの皆さま。
サウンドハウスの商品ページを見ていて気になる物があった時、その商品を持った自分の姿を想像してみてください。
その商品を持ったあなたは、前より少しカッコ良くなっていませんか？あるいは表現力が豊かになっていたりしますよね？
我々は精一杯皆様の理想への一歩をサポートいたします！！

次回！「ギターの検査と調整っていったい何をしているの？～実践編～」
乞うご期待！！

ギター検品担当の伊藤です。新年度を迎え、昨年入社の私も１年があっという間に過ぎていきました。そろそろ、日常業務も形になってきた！？っという事で、今回はサウンドハウスで販売しているギターが、どのようにして皆さまのお手元に届くかをご紹介したいと思います。

まず！！
ギターが入荷してきます。

 
 
・・・・・・そこからかい！という声も聞こえてきそうですが。
入荷時のチェックは、大事なポイントです。
海越え山越え、遠路はるばるやってきたギター達。長い旅路を終え、コンテナから降ろされてくるギター御一行様を、我々は大事に大事におもてなし！！
おおげさ？
いえいえそんなことはありません。
入荷されたギターに傷が付いていたら大変！
そんなことの無いように１本１本慎重に、じっくり細部まで、傷や割れが無いかをチェックします。



 そうして異常が無い事を確認されたギターが、初めて在庫となるわけです。

在庫になったギターは倉庫にて、厳重な湿度管理の下、ストックされます。
その環境下で、皆さまの注文をただひたすら待つのです。健気ですね～。



そしてついに、お客様のお目にとまったギターの注文が入ります！
そこで、再び我々検品チームの出番です。倉庫に並んだギターの中から、注文の品を運び出し、そのまま出荷。

っと思いきや！
ちょっと待った！！
今一度、不具合がないかをチェックする為、検品場（私どもの巣）を経由します。

そこでもう一度、傷が無いか、音がしっかり出るかを検査します。必要であれば精度の調整も行います。

 
 
検査が済んだら、我々からギターに一声、「お客様を満足させられるか！」
・・・無言で相槌を打つギターを、我々は丁寧に梱包し、別れを惜しみつつ、運送会社さんへと託します。

無事お客様のもとへたどり着いたギター達は、より一層のバイタリティーをもって、ご期待に応えてくれるでしょう！

大まかにギター出荷までの流れを綴ってみました。まだまだ書きたいことがたくさんあるので、これからもご紹介していきます。どうかお付き合いください。