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Open Container Initiative(OCI)がDockerイメージの配布プロトコル標準化に着手。事実上の標準であるDocker Registry HTTP API V2をベースに

2018年4月12日

Dockerコンテナの標準仕様を策定するOpen Container Initiativeは、事実上の標準であるDocker Registry HTTP API V2をベースに、コンテナイメージの配布プロトコルの標準化に着手すると発表した。


コンテナ型仮想化を実現するDockerは、登場当初こそDocker社によって開発された独自実装でしたが、2015年にDocker社やマイクロソフト、Google、Red Hat、VMware、IBM、Amazon Web Servicesなど主要各社がコンテナの標準化団体「Open Container Initiative」(OCI)が発足。仕様の標準化作業が開始されました。

OCI発足から2年後の2017年、OCIはコンテナランタイムとコンテナイメージの標準仕様である「OCI v1.0」を発表します。現在主要なコンテナランタイムはすべてこのOCI v1.0に準拠したものとなり、OCI v1.0は広く普及した標準となりました。

コンテナランタイムの標準化に続き、コンテナ配布プロトコルの標準化へ

そして今年4月9日、OCIは次の標準仕様策定に取り組むとして、「Distribution Specification Project」を発表しました。

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