サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

「テニスの王子様」作者の人生相談を、悩める人は読むべき。

こんにちは。

 いきなりですけど皆さん、悩んでいますか?入学式・入社式を経て新たな舞台で頑張ろう!と思って張り切っている人。新しい環境に来て現実と自分の想像とのギャップの大きさに戸惑っている人。早くも「もう会社辞めてー!」「もう学校辞めてー!と口癖のように呟いている人。新たな環境にいなくても常日頃悩んでいる人。誰もが大なり、小なりの悩みを抱えているもんです。そういう僕も新規案件で組んでいた同僚の、引き継ぎなしのいきなりの離任に凹み中。そんな時は僕らの時代だったら日テレで人気を誇っていた情報番組「おもいっきりテレビ」司会のみのもんたに電話して説教されたり、男性向けの雑誌「ホットドッグ・プレス」で「試みの地平線」という悩み相談コーナーの担当だった小説家の北方謙三先生にはがきで「女性にモテなくて、困っています」と愚痴をぶつけ、北方先生に回答で「お前の濁った情念は毒だ。ソープで毒を抜いてもらいな。その時には気心知れる友人を連れていき、穴兄弟になってこい!!」みたいな男らしくもまったく解決にならない叱咤を受けたもんです。

 

 さて、本題。マンガと小説のコラボを目指したレーベル「ジャンプJブックス」の25周年企画で、テニスの王子様の作者「許斐剛」センセが悩み相談コーナーを開設したそうな。

 

j-books.shueisha.co.jp

 

 どんな相談が寄せられているのかと思い、ホームページを見ると

「毎日の眠りが浅くて辛い 30歳男性」

→薬飲め!
「目薬がうまくさせない  18歳女性」

→お前、いくつだ!ガキか!

僕だったらこんな感じでひと言で片付けたい悩みばかり。もっと「10年前に離婚した母が再婚。だけど、最近母が別の男性と手をつなぎホテルに入っていくのを見て人間不信になった 12歳男性」みたいな相談はないのかと探していたらこんな質問発見。

 

「OA機器のスキャナーを正しく発音できなくて困っている  18歳女性」

 

 僕だったらそんなの知るか!バカヤロウ!と怒鳴り、はがきを破りますね。だけど、そこはさすがヒットメーカーの許斐剛先生。その悩みに対して「スキャナー」を正しく言える言い方を伝授。そんな読者の人生を舐めているようなどうでもいい悩みについてまるで写真集のようなナルシシズムたっぷりの自分の写真を交えながら回答する姿は、ホームページ閲覧者のイラ立ちを募らせることうけあい。そこを我慢しながら読んでいると、そのうち「許斐センセLOVEな読者」と、「読者よりも自分LOVEな許斐センセ」とで交わされている茶番なやりとりを楽しめる余裕をもてるようになり、そして自分の悩みなんて、どうだっていいやと思えるほど自分の器がでかくなっていくのを実感。

 

 以下、お悩み相談フォーム。

docs.google.com

 興味ある人はどうぞ。 

 

 

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※この悩み相談、書籍化もされるそうな。ブックオフで買おうかな。同僚のいきなりトンズラにもめげず僕は今日も働く。