「金魚電話ボックス」撤去の決定に存続求める署名提出
04/11 20:22
商店街は撤去の時期を協議へ
奈良県大和郡山市にある「金魚が泳ぐ電話ボックス」。
著作権の問題から撤去が決まったのですが、11日、存続を求める署名が提出されました。
金魚の町で知られる奈良県大和郡山市の商店街にある「金魚電話ボックス」。
地元の金魚愛好家が5年前から設置していますが、福島県の美術家・山本伸樹さん(62)が「自分が発表した作品と似ている。
著作権は自分にある」と主張しました。
商店街側は「作品性はない」と主張する一方、大勢の観光客が集まることに苦情が来ていたこともあり撤去を決めました。
一方で存続を願う声もあり11日、約900人分の署名が商店街に提出されました。
【署名活動をする工藤勉さん】
「市民の方にも(撤去の取り消しに)参加してもらえるような道筋の一助になれば」
商店街は11日にも理事会を開いて撤去の時期などについて話し合う方針です。