「西風の狂詩曲」
日本ファルコム株式会社
久しぶりのRPGです。買った時はDVD-ROMがなかったのでCD-ROMx3枚組です。
基本的にはシナリオに沿って進めていくタイプのRPGなので、好き嫌いの分かれるところだと思いますが、私は嫌いじゃないので早速進行。
前評判の非常に高かったソフト、実際にやってみた感想ですが、私としては一応は満足できるレベルだったと思います。シナリオはよくまとまっていたし、操作感も無難だったかな?。まあ、RPGの常としてマウス操作よりもパッド系の方がやり易いかな。
で、攻略は同封されていた攻略ガイド(なぜにログイン編集部の名前が・・・)のお世話になりました。1回はなにも見ないでやるのが正当なんだろうけど、裏技・裏シナリオ・アイテム集めのためには手段を選んでられません(笑)。基本は地道なレベルアップに勝るものなし。ガイドを参考にしているといっても無茶な戦闘で死ぬことには変わりありません。ただ、アイテム集めのために本筋からそれたサブシナリオを残さずやったおかげか中盤以降は思ったよりも楽に進めることができたようです。また、回復薬などのアイテムも中盤以降はほとんど宝箱から得られるので、買うことは余りなくなりましたね。
一応シナリオ型ではあるけれど、途中、選択肢がない訳ではありません。ただ、序盤と終盤では大きく異なるようです。1枚目より2枚目、2枚目より3枚目のCD-ROMの方がシナリオ数が少ないように感じられます。これは序盤の選択肢はどれを選んでも分岐に大きな影響はない(1度試したところ、最終的に同じシナリオ(戦闘)に入りました)が、終盤は選択肢によって大きく分岐する(これも一応試しました)ことが影響しているようです。つまり、3枚目にはまだやっていないシナリオが残っているものと思われます。今回はハッピーエンド(と思われる)を選んだけれど、その最終面の重要人物の登場の仕方を考えると、別のシナリオを選択した場合、当然最終面も変化することが予想できます。その重大な選択肢の場面については「LOGiN」紙面で紹介されていたので、当然その手前でセーブしてあるのでそこから再スタートすることができるようにしてあります。もう少し時間が経ったら再度兆戦してみようと思っています(なぜすぐしないかって?まだやってないゲームが残っているので早く終わらせないと。それに下の「すぴちゅ」「すぴちゅ2」の別の主人公シナリオも残ってるし。マルチシナリオ・マルチキャラクタって面白いけど1つのゲームがなかなか終わらない)。
まあ、RPGはマルチシナリオじゃないと邪道だ・・・なんて言う人じゃなければ面白いと思いますよ。
「スピリチュアル ソウル2 蒼き瞳の精霊使い」
秀和システム株式会社
引き続き「すぴちゅ2」です。ほとんど「スピリチュアル ソウル」と同じシステムです。
攻略については・・・「スピリチュアル ソウル」と同じ(笑)。今回も精霊を全部揃えることを目標にGO。
さて、今回の「すぴちゅ2」で精霊が大幅に増えました。成長しなかったチェリーベルなんかも成長するようになり、いろいろ試行錯誤することが多くなりました。
で、今回のお薦め精霊はホークキング、エクスカリブー、リトル、チェリーベル・フェアリーベル・フォーチュンベル、ジェスター・フレイムクラウン、バーニー・フレイオン、です。火の精霊が多いですが今回クリアしたのが「炎の守護者ナッシュ」だったからかもしれません。ホークキング、エクスカリブーは前回同様、移動力・射程の長さが魅力です。特にホークキングは序盤から中盤にかけては主力となるでしょう。ただ終盤に入るとその攻撃力の弱さと防御力の低さから若干使いにくくなるため主力とはなりません。エクスカリブーは全般に渡って使えるでしょう。リトルはMPを消費しないので射程+1の槍を持たせると序盤では水の精霊相手には絶大の効果があります。
さて火の精霊3本柱とでも言える精霊についてですが、序盤から中盤はチェリーベル、ジェスター、バーニーで、余裕ができた中盤から終盤にかけてはフェアリーベル・フォーチュンベル、フレイムクラウン、フレイオンをできる限り召喚しましょう。チェリーベルは前回同様に使えます。特にLvが上がって3つ目の技を覚えると俄然強くなります。ジェスター、バーニーは召喚コストに対して攻撃力・防御力ともに高く、前衛として威力を発揮できるでしょう。できる限り同じ精霊を使ってLvアップに励み早めにフレイムクラウン、フレイオンにチェンジするのがいいでしょう。特にフレイムクラウンはお薦め。最初召喚コストの多さから敬遠していたけれど、攻撃の付加である眠りの効果は絶大で相手の反撃を押さえるのに最高です。もっと数多く育てるんだったと後悔したくらいです。フレイオンは付加効果はありませんが、攻撃力・防御力の高さから前衛の「壁」として敵の突入を阻止することができます。チェリーベルの成長型であるフェアリーベル・フォーチュンベルはどちらも使い勝手はいいです。どちらを使うかは好みじゃないでしょうか(召喚コストが主な問題)。後はウィップドラゴン・アクアドラゴン、アラジンナイトなんかが使えます。
今回の場合、序盤はともかく中盤から終盤以降は先に上げた火の精霊3本柱以外は守護精霊+風の精霊を少し・・・+αくらいで、特に水の精霊は使いませんねえ。火の精霊の天敵、風の精霊にはこっちも風の精霊をぶつけて対抗して水の守護精霊でとどめを、というパターン。まあ、敵も火の精霊や地の精霊がなぜか中心にでてきたのも火の精霊が主力になった原因かな。
さて、その他の精霊としては今回初登場の「精霊ならざる者」があります。途中で1体、ディスペルできるのですがその時お薦めなのがスカルビショップ(火)でしょう。フレイムクラウンと同じ眠りの効果があり主力として申し分ありません。召喚コストが3と圧倒的なコストパフォーマンス、これが何体かいるともう鬼に金棒です。これは前回同様「水鏡」を利用しましょう。最後の方でディスペルできるゲートキーパーも使い方によっては使えます。私の場合、最終面でその名の通り「壁」として使用しました。
今回は主力となる精霊を固定して、できる限り成長を目指しました。特に今回の場合、中盤以降から使える守護精霊が召喚コスト0なので強力な精霊(召喚コスト高)を召喚しても数的に苦しいってことはないと思います。例として終盤での私の召喚例を示すと
・守護精霊x4
・女神x1
・火の精霊:スカルビショップx3、フレイムクラウンx2、フェアリーベルorフォーチュンベルx1
・風の精霊:ホークキングx2、エクスカリブーx1
その後、MPに余裕ができてくると
・火の精霊:フェアリーベルx3
・水の精霊:アクアドラゴンx1
・地の精霊:リトルx1
と順に増やしていきました(本当に終盤は召喚精霊が固定してきたな)。
アイテムについては、槍、鎧、リングを中心に作成。ほとんどの精霊に槍(射程+1)、鎧(防御力UP)、リング(HP,MP回復)を持たせています。剣、斧の方が攻撃力が高いのですが、やはり射程+1には勝てません(持論)。後はターンごとにHP,MPを回復するアイテム(リング、鎧も)を必ず槍以外に持たせるようにしたために、回復薬はほとんど使いませんでした(集中攻撃を受けた精霊に回復魔法は使ったけど)。リングは付加効果(召喚コスト-1、移動力+1など)を考慮して召喚精霊とうまく合わせましょう。
より詳しい精霊紹介や攻略法については「いまじゅん」さんのサイトを参考にしてください(私も大変お世話になりました)。
・「スピリチュアル ソウル」
秀和システム株式会社
やっと1人目(クリス)が終わりました。基本は私の好きなターン制シミュレーション。ディスペルによって仲間(精霊)が増やせるシステムが斬新です。
で、一番難易度が低いといわれるクリスでプレイした感想ですが、その通りなのか割と簡単にエンディングまで行けた感じです。基本は急がないこと、だと思います。マップ上にいろんなアイテムが落ちているので拾うのは当然ですが、自分でそれらしい所を捜さないといけないので、マップクリアにターン制限がないならできる限りクリアを延ばしていろんな所を捜すのがベストだと思います。
精霊については、私のお薦めはホークキング、ナーガ、フェンリル、エクスカリブー、ってところですか。ホークキング、エクスカリブーはその移動力と射程の長さが魅力ですね。これにミスリルの槍を持たせて射程を+1すると相手の射程外から反撃を受けずに攻撃できます。エクスカリブーはめったに出てこないので、見つけたら最優先でディスペルしましょう。ナーガは中盤以降よく出てきますが、その攻撃力の高さが魅力です。特に石化攻撃は敵の強力な精霊を集中的に足止め+無効化するには最適です。フェンリルの遅滞攻撃も結構有効です。ファイアドラゴンのように攻撃射程の短い精霊を遅滞化させると攻撃を受ける前に先制攻撃が可能になりますし、ディスペルしたい精霊に対しては相手の逃げ足を封じることになるので逃げられる確率が小さくなります。あと、序盤戦ではボックルやリトル、グミアノンなんかが有効な戦力となると思います。また、意外とレベルの上がったチェリーベルが攻撃力・防御力ともに高くなるので、序盤でディスペルして育てるか、高レベル状態でディスペルするのがいいでしょう。
タネあかしになりますが、中盤で6連続マップがあり、その間精霊のHPは回復しないので、ある程度の精霊数をそれまでに確保しておくことが必要です。私の場合、序盤戦のほとんどのマップで全野良精霊をディスペルすることを目標にしました。で、精霊数は非常に増えましたが平均のレベルがあまり上昇しない結果となりました。
・・・結論・・・。
同一精霊は数を絞って(まあ経験からいえば5~6体程度)それ以上はレベル上げを目指すのがいいのでは。
・「メタ女」「ツァイ メタ女」
日本アドバンス テクノロジー株式会社
MS-DOSの、しかもPC-98xx用のゲームです。なんていっても今FreeBSD用になっているPC-9821As2を買ったのが、このゲームのPCM音源が86音源になっていたから。せっかくキャラがしゃべるんだから一度聞いてみたかったからだったりする(PC-486HGはSB16)。
ゲームはターン制のシミュレーション。基本的に敵・味方すべてがマップ上に見えているから戦略がたてやすい。難易度も低く、シミュレーション初心者には入門編として案外いいかも。2周目は鍛えたキャラがそのまま使えるのでキャラを更に鍛えるも良し、一応マルチシナリオなので2周目、3周目ですべてのシナリオをクリアするも良し。でも、このマルチシナリオ、できはイマイチであまり”マルチ”という感じがしないため、2周目はともかくそれ以上はよほど気に入っていないときついかも(私もとりあえず2周目でストップ)。
・「シークエンス パラディウム」
工画堂スタジオ
”パワードールスタッフが送るファンタジー戦術SLG”ということなので買わない訳にはいかないでしょう。で、感想といえば基本はほとんどパワードールシリーズといっしょだけれど、魔法が使える分易しいかな?ってとこ。最初はレベルの低い魔法しか使えないので格闘戦がメインになるけれど、ある程度進んでレベルが上がって有効なウィザードが入手できたら戦略が一変する。というのも、コンジュア エレメンタルで水の精霊を召喚してコールドストームを撃ちまくる。水の精霊の魔力が尽きたら新たに召喚してまたコールドストームを撃つ。これの繰り返し。(敵の進路に撃てば何も考えずに進行してきて、どんどん勝手にやられていく。こちらはそれを見・て・る・だ・け。)水の精霊を召喚できるペアが2組以上できればミッションによってはこれらのペアだけでクリアも可能である。なもんで、楽にクリアしたければ魔力の高いペアを2組以上作って優先的に育成or出撃させること。ただし精霊の属性には気をつけること。精霊によっては水の精霊を召喚できないので。(しかしこの方法、ある攻略本にも載っていたんだよね。考えることは同じみたい)
・「パワードール」
工画堂スタジオ
美(少)女キャラ+戦術シミュレーションに惹かれて(多分に前者の方)買い始めて最新作の3で5作(6本)。毎回確実にシステムが進化していますね。そのたびに難しくなっているのも確か・・・かな。戦術に自由度があるってことは、なんでもできるってこと、逆にいえばきちんとした戦略がなければ何をすればいいのかわからないってこと。と、いう訳で攻略本のお世話になりました。けど、それはそれ、当然ながら攻略本の通りにいかないいかない。基本戦略は攻略本のままだが、始まってしまえば臨機応変に対処すること、それしかない。よって思った通りの結果にしたければ、頻繁にセーブして気に入らなかったら即ロードしてやり直しすること。綺麗な手じゃないけど、こうでもしないと思った通りに進まないのよ。