中国人がビットコインを売り始めた 業者がもうかる構図 (1/3)

» 2018年04月11日 06時42分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 インターネット上で取引される仮想通貨の相場が下落トレンドにある。代表的な仮想通貨「ビットコイン(BTC)」の価格は、2月に1BTC=64万円台まで下がる場面もあったが、その後は回復し110万円前後で安定。しかし、ここにきて今年の最安値をうかがう展開になってきた。今後の相場はどうなるのだろうか-。

 「ビットコインはもう終わった」「今後は50万円割れも」

 最近、投資家の間では、こんな悲観的な声がささやかれるようになってきた。

 価格下落の要因の一つは、企業が独自の仮想通貨を発行して資金を調達する新手法「新規仮想通貨公開(ICO)」に対し、世界で規制の網をかける動きが広がっていることだ。

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画像 仮想通貨ネムの流出事件で、金融庁が検査に入った仮想通貨交換業者コインチェックの本社が入るビルの入り口に掲げられた看板=2月2日、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)

 ICOでは企業が発行する独自の新しい仮想通貨を投資家がビットコインなど広く流通している他の仮想通貨で購入する。ICOが禁じられれば、ICO投資のために購入していたビットコインが不要になるとの理屈だ。

 あるアナリストは「中国が禁止に踏み切ったため、(巨額の資産を持つ)中国人投資家がビットコインを売却し始めた」(証券アナリスト)と指摘する。

 これまで、相場を牽引(けんいん)してきた中国人投資家が離れたこともあり、1日当たりの取引数は、過去最高の1BTC=238万円に高騰した昨年12月の半分程度。人気に陰りが出てきたとされる。

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