1デザイン トークス+(プラス)「コントラストの調和」[二][字][再] 2018.04.11

114月 - による admin - 0 - 未分類

日本文化には静寂を重んじるわびさびがあればにぎやかな祭りもあります。
簡素な美しさに華やかな意匠。
古来より相反する美意識が同時に存在してきました。
建築の場合も建物の中と外が徐々につながり空間のコントラストが曖昧になるデザインがあります。
究極は石庭です。
人為的に配した小石や砂で表現した水の流れ。
相反する静と動人工と自然が共存する庭です。
こうした正反対の領域を行き来するデザインは現代にも受け継がれています。
今回のテーマは「コントラストの調和」。
コントラストあるものにさえ調和を試みる日本独自のデザイン観を深掘りします。
(拍手)
(3人)よろしくお願いします。
今日のテーマは「ハーモニーインコントラスト」。
はい。
という事なんですけども藤本さんのいわゆる建築フィロソフィーでもこの「ハーモニーインコントラスト」っていうのは当然意識されてる。
そうですね。
建築っていうのはそもそもいろんなものを分けてくんですね。
例えば内部と外部とか自然と建築もそうですしプライバシーとそれからパブリックとか。
コントラストが分かれてしまう事結構多いんですね。
それをじゃあどういうふうにつなぎ合わせて一つの建築一つの環境にしていくかっていうのが実は建築の大きなテーマなんですよ。
なるほど。
インタレスティング。
日本のみならず海外でも数多くのプロジェクトを手がける気鋭の建築家藤本壮介さん。
藤本さんの手がける建築は既成概念にとらわれない斬新なデザインが特徴です。
塀で囲んだ広い野原にガラス張りの個室を設置した公衆トイレやこちらの住宅では自然の中にキューブをランダムにばらまいたようなデザイン。
藤本さんは自然と人工物のように両極端にあるものが混ざり合う建築に新たな可能性を感じています。
人工物の中にいながらも自然を感じる事ができたり一見自然にあふれてるなっていう所に実は人工的な秩序なり機能みたいなものを体験する事ができたり。
この違うものが組み合わさる何かその瞬間みたいなものっていうのは新しい空間のインスピレーション。
どういう場所だったら一見組み合わさらないものが融合できるんだろうかっていうふうに考えるきっかけになるんですよね。
そんな藤本さんの建築のエッセンスが凝縮されているのがロンドンにあるギャラリーで手がけたこちらの有機的な建造物。
構造に使用したのは人工的なスチールパイプ。
単純な格子を複雑に組み合わせる事で自然に浮かぶ雲のようなデザインに。
中に入ればグリッドの密度で透明度が変化し中と外は曖昧に入れ代わります。
藤本さんが大事にするのはコンセプトや形だけでなく人の体験の中にコントラストが生まれる空間です。
こちらは藤本さんが設計した美術大学の図書館です。
相反する2つの体験をテーマにしました。
デザインのポイントは館内に広がる無数の本棚です。
本を入れる棚だけでなく壁も全て本棚で構成しています。
大きなナンバリングと整然と並ぶ本棚で機能的に本を探せるデザインです。
図書館というのは本を検索するそういう空間な訳ですけれどもその一方で森の中を自由に歩き回る中で意外な本に出会ったり意外なアイデアが浮かんできたりっていうそういう本の森みたいな場所を作れないだろうかとすごくシステマチックに検索できる場所と自由に歩き回りながら意外な出会いがある散策性のある場所。
その2つをうまく組み合わせられないかと。
図書館の検索性とは対極にある散策性も同時にデザイン。
本棚の壁をレイヤー状に複雑に重ねる事で本の森の中を歩き回っているような印象を持たせました。
そしてその散策性は外へも広がっていきます。
外側まで本棚が出てきているんですけどもガラスでカバーをしてますのできれいな枝がですね映り込む事によって森の感じ木々の感じが建物に徐々に変わっていくような図書館の中にある検索性と散策性それから自然と建築相反する2つの概念を自由に行き来しながら体感できる。
それが最終的には体験の豊かさにつながってるんじゃないかなと。
相反する空間を体験で結び合わせていく。
藤本さんの建築のデザインです。
こちらが先ほどVTRでもご紹介した図書館の模型です。
模型だとすごく分かりやすいので。
分かりやすいですね。
これ見て頂きますと本棚の壁が渦巻き状になっていますねグル〜っと。
一つの本棚でこの大きな図書館が全部出来てるっていう。
この渦巻きっていうのが意外と面白い形で外だなと思っていたら知らず知らず中になっていたり。
あとは連続しているんですけどもそれぞれのエリアはすごく分断されているっていうそういう意味でのコントラストが出来ていたり。
それで空間を作ってらっしゃるんですね。
藤本さんにとっていわゆる中と外の関係値っていうのはここはどんなふうに考えたんですか?物理的にはすごくきれいに分かれてるんですけども体験の中では中にいてもじゃあどこまで図書館が続いてるんだろう。
でたまに外のグリーンが見えるんですね。
何か向こうの外にあるなと。
でも中も言ってみれば森の中を歩いてるような体験なので中と外が混ざり合うようなそんな場所にできるといいなと思いました。
面白い感覚だよね。
向こうにも向こうにも部屋があるんだっていう感覚がどうなってるんだろうというのはちょっとあったので。
僕も実はいつ行っても「あれ?自分今どこにいるんだろう?」ってちょっと迷っちゃうような…。
それが面白いといえば面白いですね。
へえ〜!あと外の壁の映り込みがまた美しいなと思っていて。
リフレクションきれいだったね。
うん。
夏になるとより緑が濃くなってきてここの窓際の席なんかにいるともう本当木々の中で本を読んでるような。
すてき。
紅葉になるとまた黄色あるいは赤い葉っぱになって四季の移ろいをまたうまく取り込んでる部分はありますね。
一つの空間でいろんな事が感じられる。
体で感じられそうですよねこの中は。
体感できるっていうのは面白いですね。
検索それと散策っていう両極端あるいは矛盾するよなっていうところでも空間の中で体験していくと一見両極端なものが実は自然とつながって体験できたりするんですよね。
最後は体験に落とし込む事によって一見不可能と思われるような両極端なものが溶け合うっていう。
それが建築の面白さだと思いますね。
先ほどのトイレもまた斬新ですよね。
そうですね。
だいぶ開放感の…。
アンディが使いたいって言ってました。
使いたいですね。
いわゆる公衆トイレなんですけどもすごく実は建築的に面白いテーマなんですよね。
パブリックなんだけどすごくプライベートじゃないですかトイレだから。
で周りが美しい里山だったので開きたいけど閉じなきゃいけないでも開きたいっていう…。
機能的にはちゃんと周りの壁で視線をブロックして中にちょっとした庭みたいなものがあってその中にガラスのトイレがあるので視線はブロックされてるんだけど中にいる人はすごい開放的っていう。
すごい開放的ですね。
わ〜すごい!実際にじゃあ入れるんですね。
入れるんですね。
何か真逆になってるって事ですよね。
今まではパブリックな所にプライベートなトイレがあったのが今度は逆にプライベートな庭にパブリックにしたトイレというか。
そうですね。
まさにそうですね。
藤本さんの発想の原点っていうんでしょうかどこから生まれてくるんですか?そうですね。
地元が北海道のしかもかなり田舎なんですね。
子どもの頃は割と裏山の雑木林みたいなとこで遊んだりしていてそれが一つ原体験としてあるんですけど大学の時に東京にやって来ましてそうするとある意味ではもう正反対真逆の環境で。
でもそれが逆にすごく面白かったんですよね。
裏道の路地ですとかかなりたて込んでいろんな郵便ポストとか植木鉢とかちっちゃいものがいろいろあるような所が意外と楽しくって。
どうして真逆の環境で意外と快適に過ごせるのかなっていうのを考えてですねある時見かけは全然違うし素材も全然違うんだけども自分を取り囲むものっていうのは割と小さなヒューマンスケールのものが程よく自分の周りに分布していて何となく落ち着く守られた感じを作っているって意味では森の中木々の葉っぱとかですね。
東京にいてもそういう家の軒先とか電信柱とか植木鉢とかそういうので作られてる環境が自然のものと人工のもの実は意外とその背後で似てるんじゃないかなって。
ある意味では自然と人工がクロスして。
その両方がうまく溶け合うっていう。
そこが自分の…。
だから両方とも東京も北海道も自分の原風景なんですよね。
面白い。
なるほど。
次は素材のコントラストから新しいデザインを生み出すプロダクトデザイナーを取材しました。
ご覧下さい。
こちらの花瓶。
ガラスにカラフルな糸を合わせた作品です。
異質な素材を組み合わせたデザインプロダクト。
手がけたのは…村越さんはこれまでに紙にラバーを貼り付けた作品や…。
プラスチックとゴムで陶器のようなテクスチャーを表現した器などさまざまな異素材を掛け合わせるデザインを手がけてきました。
そこには一見異なる材料の本質を探るデザインアプローチがあります。
ガラスが持つ印象っていったら冷たいだったりとか硬くてもろいみたいなものに対してでも一方で手吹きガラスみたいなものになると何となく温かみ…ちょっとランダムになってきたりとか。
糸っていうのは何か柔らかくて弱い存在みたいなものだと思うんですけども糸を張るとまた違った緊張感みたいなものが生まれて。
ある種の共通点みたいなのがあってそれはデザインとかを一つのプロダクトの中に落とし込む時には一つのよりどころになりえる。
ガラス部分は2色の曇りガラスを使ってシャープさと温かみを同居させます。
糸は幾何学模様に編む事で緊張感を出しつつ色をグラデーションにする事でガラスとの境界が淡くつながります。
こだわったのは両方の素材を最大限に引き出す全体のバランスです。
どこか一点に集中してもらいたい訳ではなくて何となく人から見てもやっとしたぼやけたような印象になればいいなとは思っていて全体の調和がとれた中で曖昧な状況でちょっとした事でそのバランスが崩れてしまうというかそのギリギリのところでとどめているっていうような。
完成したプロダクトは多様な使い方ができます。
果物を置いたり単体のインテリアとしても部屋になじむデザイン。
最新作はこちらの一見布のように見えるプラスチックで出来たカバーです。
3Dスキャンで布を網目まで読み取りプラスチックに置き換える事で布が持つ美しい表情をそのまま生活で使えるプロダクトにしました。
素材を多角的に見る事で無限にデザインは生み出されていきます。
1つのポイントだけだと言ってみればそこに広がっているものを見せているんだと思うんですけど2つのポイントがあってそれがある種の軸だったりレイヤーみたいなものがあるとその線みたいなものが全てイメージできたりだとか素材自体も新しいものはいくらでも生まれてくるのでそうするとその間の空間っていうのもいくらでも膨らむのかなっていう気はします。
コントラストのある素材の組み合わせでデザインの領域を広げる村越さんです。
いや〜きれいだね。
きれいですね。
村越さんの「bloom」という作品です。
面白いですね。
素材の関係値っていうのもね。
そうですよね。
面白いですね。
こうやって見るとガラスが柔らかく見えて糸の方がすごくシャープに見えて。
でも近寄ってくと糸は手でハンドクラフトでやってるのが分かるし。
だからガラスと糸の間をどこまでも行ったり来たりして意味がいい意味で定まらないというかそういう面白さありますね。
曖昧っていう言葉が出てきましたが。
僕もすごい好きなんですね曖昧という言葉は。
建築って曖昧じゃないじゃないですか。
やっぱりど〜んと大きくって硬くて。
だけれども我々の体験ってやはりすごく曖昧で中と外って単にドア開けてすっと出てそれで終わりっていう感じでもないと思うんですよね。
日本の建築でも縁側があったり軒下があったりって徐々に徐々に変わっていくグラデーションみたいなものがある。
その曖昧さが豊かさにつながっていくっていうところがあると思うので。
曖昧さというのは今回のテーマと深くやっぱり関わりがあると。
例えばベッドルームとかダイニングスペースとかちゃんとこうそれぞれ区切って。
でそれが機能的というふうにいわれてきたんですけども僕らの生活そのものを考えてみるとそんなに区切れるものでもないかなっていう。
ダイニングスペースでパソコンは当然やるしグダ〜ッと居眠りしちゃう時もあるかもしれないし。
そういう事を考えると我々の生活って実はすごく曖昧でいろんなものが溶け合ってるんじゃないかなと思うんですね。
僕たちが設計した「HouseNA」っていう住宅があるんですけどそれはいろんな段差があって時にこの段差はベンチみたいにすっと座れるんだけどそうじゃない時はただの踊り場になったりあるいは本を置いといたりもする事もできるし友達がたくさん来たらこの段差あの段差いろんな所に友達が座って立体的なおしゃべりができたりっていうふうにあまり人の生活を限定しないでむしろ解放するというか。
何か一気に自由になった気分ですよね。
はい。
楽しいですね。
なるほどね。
区切る必要は全くないと。
はい。
何か相反するものがあってそれをうまく溶け合わせようとした時にそこにポジティブな曖昧さが生まれてくるんじゃないかなと思いますね。
それでは最後にデジタルと自然を溶かす未来の表現を取材してきました。
ご覧下さい。
自然の中に浮かび上がるのは鮮やかな蝶々。
羽ばたいては消える幻想的な世界です。
この作品を手がけたのはメディアアーティストで研究者の落合陽一さん。
奇想天外な作品を次々と発表して現代の魔法使いとも呼ばれています。
そんな魔法のような作品を可能にするのは最先端のコンピューターテクノロジー。
こちらの白い粉末がひとりでに宙を舞い模様を描く作品はスピーカーが出す超音波をデジタル制御して操っています。
動画は世界で話題になり再生回数は350万回を超えました。
そして蝶々の作品では映像と物質の境目をテーマにしています。
本来透明で映像が映らないシャボンの膜に超音波を当てて揺らす事で映像を投射できるようにした仕組みです。
落合さんが提唱するのはデジタルネイチャーという考え方です。
今の世の中では例えばバーチャルなものと物質で出来てるものっていうのは違うし人と機械というのは違う扱いをされてる訳じゃないですか。
でもきっと21世紀このままユビキタスコンピューティングが進んでいくと何がバーチャルな見た目のものか何が物質かって多分区別つかなくなるし。
自然観自体がネイチャーっていうのがもはやデジタルと切り離せなくなるみたいな。
新しい時代の自然みたいなもの。
もの浮いててもいいじゃんみたいな。
デジタルが自然と同じように存在する世界。
そんな世界を実現したのがこちらの「FairyLights」。
空中に浮遊する光の点。
これはただの空中映像ではなくなんと触れる光です。
空中に特殊なプラズマの光の粒を集めて絵を描く魔法のようなテクノロジー。
光がものと同じように触れる事で映像と物質の境界はより曖昧になっていきます。
僕らのやってる表現というのは音と光の解像度を超えたりとかそういう高解像度と高い周波数もしくは低い周波数領域を使う事によって人間には感知できない波動を使う事が非常に多くて。
人間中心から離れるともっと超然的な表現。
例えば突然光が表れたりとか。
人間の五感以上のオーダーまで振り切った表現にすると非常に何だろう…ストーリーを伝える事で人が感動する以上の不思議な感じや感覚をアップデートするような体験というのが多分できてきてそうなってくるとデジタルと物質物質的なものとデータ的なものや機械と自然みたいな人工的なものや自然みたいなものが相反しなくなってくる。
お互いが溶け合ってしまってどこまでが古来の自然だったのかどこまでが人工物だったのかもよく分からなくなってくるっていうのはあると思います。
デジタルと自然のコントラストを超越する新時代の表現です。
驚きましたね。
驚きですよね。
うそみたいでちょっと信じ難いというか。
触れる光とかちょっと理解が…。
僕らには理解できないです。
一般の私たちには難しい話ですけど。
でも自然と人工物の境界を探ってるっていう意味ではすごく共感できる部分とでもその次元でじゃあ本当の意味での体感ってどうなっちゃうんだろうみたいなところは興味はありますねすごく。
興味ありますね。
建築にこういった最新のテクノロジーというのも当然生かせる時代っていうのは…。
来るんでしょうね。
僕らも居心地いい場所だよねって時にそれが今のところは建築では物理的な素材とか物理的な空間を作ってそれで作り出してるんですよね。
ああいう半分バーチャルみたいなもので囲まれた時にそれでも居心地がいいって思える場所が作られればそれはそれで建築なんじゃないかなって気もするんですよね。
結局落合さんが…僕らは概念とかいわゆる人間的な視点を持って生きているからそこからかけ離れていくと考え方も変わるし。
人間中心じゃないものっていうふうにおっしゃってましたよね。
建築でも僕がよくする話で巣と洞窟っていう例え話をするんですね。
巣っていうのはどちらかというと住む人人間に合うように作られてる場所で洞窟っていうのは人間と関係なくそこに不思議な地形としてあってそこに住むとすると人の方がその場所に合わせていろいろ工夫していかなきゃいけない。
そういう似てるんだけども実は結構対極的な概念だなと思っていて。
今までは機能主義的には最適な巣を作るというような方向で考えてたと思うんですね。
だけど実は洞窟的な場所とコミュニケーションをとりながらいかに使うかっていうふうに考えてくとそれは人間中心から環境中心というかそういうふうに一気にシフトできるんじゃないかなと思っていて。
でもだからといって洞窟に住む訳ではないですよね?そうですね。
洞窟と言っているその在り方をじゃあ人工的な洞窟ってどんな場所だろうとか。
ハンガリーのブダペストで大きな公園の森の中に音楽ホールを作ってるんですよ。
それも当然さまざまな機能的な要求はあるんですけれどもただ一番ベースのところに森の中を歩いていて気が付いたら何となく音楽ホールの中に入っていて森に向かって音楽を聴くっていう。
今設計はほぼ終わって多分これから建設が始まるんですけど。
楽しみですね。
でも近い未来ですね。
そうですね。
藤本さんにとっての相反する調和というんでしょうか…とはどういう存在?我々の住んでる世界って本当にいろいろなものが相反してたり違うものがあったりっていうものにあふれてると思うんですね。
そういう多様な世界の中に調和を見いだしながらその間をどうつなげていくか。
そのつなげたものとじゃあまた別のものとの間はどういうふうに調和できるのかっていうふうにどこまでも問いが終わらない。
終わりのない問いですね。
永遠のテーマなんですね。
そうですね。
今日はすてきな話いろいろありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2018/04/11(水) 10:25〜10:55
NHKEテレ1大阪
デザイン トークス+(プラス)「コントラストの調和」[二][字][再]

日本のデザインの可能性に迫る知的冒険番組。今回はゲストに建築家の藤本壮介さんを迎え、「コントラストの調和」というテーマから日本のデザインの世界を探求します!

詳細情報
番組内容
古来から日本には、禅に代表される簡素の美意識とともに、その正反対の歌舞伎のような豪華で華やかな世界が同時に存在してきた。さらに禅寺の枯山水の庭では、石で自然の水を表し、そこには動と静が共存する。こうした真逆の領域を行き来するデザインは現代にも受け継がれている。今回は、斬新な建築を設計してきた建築家の藤本壮介さんをゲストに迎え、コントラストの調和というテーマで日本のデザインの世界を探求します!
出演者
【キャスター】アンドレア・ポンピリオ,シャウラ,【出演】建築家…藤本壮介,【語り】秀島史香

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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英語
サンプリングレート : 48kHz

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