ビジネススクールって何するところ?社会人の学びのススメ
LICENSE2018/04/04新入社員研修のアンケートに書かれている「今、不安に思っていること」から、新社会人に必要そうな資格を考えてみました。
こんにちは。親指です。
先日、某企業の新入社員研修第1日目に立ち会わせていただく機会がありました。
一般的な新入社員研修では、「仕事の進め方」「ビジネスマナー」から入るのが多いと思うのですが、今回の研修は、そもそも「いい仕事」って何だろうね、と考えさせるもの。
仕事が楽しいと思えるのは、「いい仕事」ができた時。
では、いい仕事をするためには何をしなければいけないか?を目的として、以下4つのテーマで講義とグループワークが行われました。
1、「マーケティングに触れてみる」
顧客のニーズや社会の流れ、業界内の競合他社を知り、その中で自社の強み弱みを考え、誰にどのような価値を提供するかを考える。常に、変化する環境をとらえながら、柔軟に価値を構築できることが「いい仕事」と言えるのでは。
2、「アカウンティングに触れてみる」
会社名当てクイズで、感覚的に財務諸表を読めるトレーニングをした。自分たちの行動がどのように数字に影響を与えるか考えることが「いい仕事」と言えるのでは。
3、「インバスケットで仕事の進め方を考える」
仕事には正解がなく、どの案件に優先順位を置くのか判断基準は人それぞれ。明確な判断軸を持ち、周囲が納得できる選択をすることが、「いい仕事」と言えるのでは。
4、「ビジネスマナーを体験する」
社会は多様性にあふれているので、共通言語がないと思いを共有できない。だからこそ、マナーは必要であり、その状況に最適だと思う振る舞い方を考え抜くことが「いい仕事」と言えるのでは。
上記、4テーマを通して、これから仕事を楽しむうえで必要なことを学びました。
実際に、新入社員が、何に不安を感じているのかを、アンケートで見ると、
マナー面では、言葉遣いであったり、電話対応の仕方に不安を感じるようです。
実務面では、社会人としてのビジネス文書、ビジネスメールのルールを覚えられるかどうか、実際にお客様と対面したときにスムーズに対処できるか、不安に感じるようです。
PCスキルについては、ビジネス上で使用するグラフの書き方であったり、文書の作成に不安があるようです。
研修後に、今後やってみたいこと、会社にやってもらいたいことをまとめてみました。
研修の学びの中から、さらにマーケティングや財務諸表の見方などの知識を深化させたいといった声や、実際のケーススタディを用いたクレーム対応研修を受けたいとの要望が多かったです。
新入社員の方々は、自分が現場でやっていけるのかという不安を払しょくするための、実務に直結した内容の研修、また、自分の興味がある業務分野に関する知識習得の機会を欲しがっているようです。
学生の皆さんも、自分が社会人になった時、このような不安や要望が出てくるのではないでしょうか。社会人になってより早くスタートダッシュをかけるには、学生のうちに何らかの学習をするのがよいでしょう。そこで、新入社員に役立つような資格を以下にまとめてみました。
会社の経理や、営業職の方が取得したほうがよい資格です。
会社の管理系・法務部の方が取得するとよい資格です。
会社の人事・総務の方が取得するとよい資格です。
社会人すべての方が知っておくとよい知識が習得できます。
PCスキルは、ビジネスマン必須のスキルです。会社のIT部門でも活躍できます。
学生の皆さんは、社会人になった先輩たちの不安点をもとに、いまから自己成長の機会として資格の勉強をしてみるのもいいのではないでしょうか。