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- 違法サイト「漫画村」が現在、アクセスが繋がらない状態に
- 「閉鎖か?」「管理人逃亡?」など様々な憶測が飛び交う
- 一方で、深層Webからの刺客とされるディープウェブ・アンダーグラウンドの登場が注目を集める
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画像は「【自己紹介】ディープウェブ・アンダーグラウンドですわ!【#000】」動画より
海賊版を閲覧できる違法サイト「漫画村」が、4月11日(水)現在、アクセスが繋がらない状態となっている。
ページには「現在漫画村はメンテナンス/もしくは負荷が高い状態です。現在担当者が直している途中なので時間を開けて再度アクセスください」と表示されたままだ。 奇しくも前日4月10日には、「深層Webからやってきた」と名乗るバーチャルYouTuberディープウェブ・アンダーグラウンドさんの「漫●村を燃やします」宣言が一部で注目を集めていたばかりだった。【自己紹介】ディープウェブ・アンダーグラウンドですわ!【#000】
日本漫画家協会が利用をやめるように呼びかける異例の声明文を発表、また政府もアクセス遮断を行うブロッキングを検討していることが報道されていた。 一方で有料化に踏み切ることも宣言されていた「漫画村」だが、このタイミングでアクセスできない状態となった。
ブロッキングについては、十分に議論が尽くされていない現状に批判も相次いでいたものの、少なくとも報道を追う限りにおいてその導入は秒読みという状況に見えていた。
こうした状況下で「漫画村」がアクセスできない状態となったことを受けて、あくまで憶測だが、Twitter上では「管理人逃亡」説もささやかれている。
すでに地上波のテレビ番組にも進出するなど、その勢いはかつて「初音ミク」に代表されるボーカロイド文化の飛躍を凌ぐ勢いだ。
新人バーチャルYouTuberのディープウェブ・アンダーグラウンドさんは、「漫画村」がアクセスできなくなる前日の晩に突如現れて自己紹介動画の中で「漫画村」の調査に乗り出す旨を宣言。
ディープウェブ・アンダーグラウンドさんは、通常の検索エンジンが収集できない情報が集まる「深層Web(ダークWeb)」からやってきたと説明されている。
現在漫画村にアクセスできない状態との因果関係は定かではないが、ブロッキングの対象とされている点や本格的に調査の手が伸びてきた点などを鑑みて、管理者が「漫画村」からの撤退を図ったとしてもおかしくない。 なぜなら、管理者には違法サイト運営のノウハウは溜まっているため、すぐにでも類似サービスを始めることができるからだ。事実、海賊版サイトは「漫画村」だけではなく、現在も数多く存在する。
果たして「漫画村」が本当にこのまま閉鎖となるのか、そして漫画村以外の類似サービスに政府や出版社が今後どう対応していくのか、動向を注視していきたい。
もちろん、「漫●村を燃やします」と宣言されているディープウェブ・アンダーグラウンドさんの次なる動画の内容も楽しみだ。
ページには「現在漫画村はメンテナンス/もしくは負荷が高い状態です。現在担当者が直している途中なので時間を開けて再度アクセスください」と表示されたままだ。 奇しくも前日4月10日には、「深層Webからやってきた」と名乗るバーチャルYouTuberディープウェブ・アンダーグラウンドさんの「漫●村を燃やします」宣言が一部で注目を集めていたばかりだった。
漫画村閉鎖? 管理人逃亡? 急転直下へ
違法サイト「漫画村」は、2017年から今年にかけて利用者が急増し、メディアでも取り沙汰されて社会問題に。日本漫画家協会が利用をやめるように呼びかける異例の声明文を発表、また政府もアクセス遮断を行うブロッキングを検討していることが報道されていた。 一方で有料化に踏み切ることも宣言されていた「漫画村」だが、このタイミングでアクセスできない状態となった。
ブロッキングについては、十分に議論が尽くされていない現状に批判も相次いでいたものの、少なくとも報道を追う限りにおいてその導入は秒読みという状況に見えていた。
こうした状況下で「漫画村」がアクセスできない状態となったことを受けて、あくまで憶測だが、Twitter上では「管理人逃亡」説もささやかれている。
深層Webからの刺客? 漫画村閉鎖の前日に「燃やします」宣言
もう一つ、ネット上の一部で注目を集めた動きがある。それが、ディープウェブ・アンダーグラウンドさんというバーチャルYouTuberの声明だった。 バーチャルYouTuberは、3Dや二次元イラストのキャラクターをアバターのように用いて動画制作や生配信を行う人たちの総称で、2017年末頃から爆発的なブームを巻き起こしている。すでに地上波のテレビ番組にも進出するなど、その勢いはかつて「初音ミク」に代表されるボーカロイド文化の飛躍を凌ぐ勢いだ。
新人バーチャルYouTuberのディープウェブ・アンダーグラウンドさんは、「漫画村」がアクセスできなくなる前日の晩に突如現れて自己紹介動画の中で「漫画村」の調査に乗り出す旨を宣言。
ディープウェブ・アンダーグラウンドさんは、通常の検索エンジンが収集できない情報が集まる「深層Web(ダークWeb)」からやってきたと説明されている。
現在漫画村にアクセスできない状態との因果関係は定かではないが、ブロッキングの対象とされている点や本格的に調査の手が伸びてきた点などを鑑みて、管理者が「漫画村」からの撤退を図ったとしてもおかしくない。 なぜなら、管理者には違法サイト運営のノウハウは溜まっているため、すぐにでも類似サービスを始めることができるからだ。事実、海賊版サイトは「漫画村」だけではなく、現在も数多く存在する。
果たして「漫画村」が本当にこのまま閉鎖となるのか、そして漫画村以外の類似サービスに政府や出版社が今後どう対応していくのか、動向を注視していきたい。
もちろん、「漫●村を燃やします」と宣言されているディープウェブ・アンダーグラウンドさんの次なる動画の内容も楽しみだ。
海賊版サイトについてわかっていること
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