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福島市公会堂"最後"の舞台 老朽化で休館 地元劇団が公演

公会堂の休館を前に最後の演劇を披露する劇団のメンバー

 老朽化に伴い1日に休館する福島市公会堂で31日、最後の催しが行われた。公会堂を題材にした創作劇「主演:福島市公会堂 会場:福島市公会堂-2018.03.31-」が上演され、59年におよぶ公会堂の歴史の幕引きに花を添えた。
 演じたのは市内の「劇団120〇EN」のメンバーら15人。会場には100人を超える観客が訪れた。物語は公会堂最後の日を舞台に「公会堂さん」が劇団員に乗り移り心残りをかなえていくという内容。公会堂という場所が持つ記憶をメンバーが表現した。
 市公会堂の再開の見通しは立っていない。今後、老朽化した設備の点検などを行い、再開の可否も含めて市が検討する。

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