美容室で髪を切る。
そして髪を洗う時、
顔の上に目隠しをするように『布』が置かれる。
すると・・・・・
私はモワモワッと妄想を始める。
(待てよ?この状況は危険じゃないか?)
ここには『鋭利な刃物』が沢山ある。
いま私は目も見えず、無防備な状態!!
美容師さんに首をカッ切られるかもしれない・・
あり得る・・・・・あり得た。
でも、全くそんなことは無かった。
コンビニで、コーヒーを頼む。
店員さんが笑顔で尋ねて来る。
「砂糖とミルクお入れしますか?」
「お願いします」と私は答える。
そこで私は妄想をする。
(いや・・・待てよ?)
もしかしたらミルクと砂糖に加えて、
『毒』を盛られる可能性がある。
あり得る。あり得た。
・・しかし、毒を盛られたことは一度も無い。
ねっ?
いや・・・だから思ったんだ。
みんな優しいなって。
美容師さんはちゃんと髪だけ切ってくれる。
コンビニ店員さんも入れるのは砂糖とミルクだけ。
みんな他人を信頼してるから、
他人に髪の毛を切られる。
他人がいれたコーヒーが飲める。
保証があるようで、保証が無いことって多い。
結局、人と人との信頼関係で社会はまわってる。
これって凄いことじゃないかなぁ?
と思ったので書いた。
おしまい
たまに裏切られることもあるけど