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» 2018年04月10日 21時00分 公開
「ボトムズ」のスコープドッグを紙で手作りする中学生あらわる 降着ポーズまで再現する神業にむせるしかない
もはやパーフェクトソルジャーの領域。
[沓澤真二,ねとらぼ]
アニメ「装甲騎兵ボトムズ」に登場するAT(アーマードトルーパー)、「スコープドッグ」を1から紙で手作りした作品がTwitterで絶賛されています。作者のクラ(@kuraoka_m)さんは、なんと(制作当時)高校進学目前の中学生。さては生まれながらのPS(パーフェクトソルジャー)だな!?
「最低野郎」(作品名「ボトムズ」の解釈の1つ。底辺の過酷な環境で戦うパイロットやATを指す)なんてことはない、むしろ最高かよ
主人公のキリコをはじめに多くのAT乗りが用いた名機を、足をやや長めにアレンジしつつ精巧に製作。手足の関節からコックピットハッチに至るまで、多数の可動部分を自由に動かしてポーズをつけられます。スネを折り曲げて上半身を下ろす降着ポーズまで再現できるのだから驚き。製作期間はテスト中などを除いて約3カ月とのことです。
降着ポーズへの変形は動画で紹介。一部を積層して作るなどの工夫で、堅牢性も保持しています
主武装のヘビィマシンガンも精密に製作。オープニングで回転する様子が印象的だった、ターレット式三連カメラもギミック含め再現しています。
完成度の高さと「中学時代最後の作品」のインパクトから、ツイートには主題歌を引用した「(炎のにおいがしみついて)むせる」という最高の賛辞が。クラさんはロボットアニメが大好きで、2017年末には「ファイブスター物語」の「ナイト・オブ・ゴールド」も紙工作で作っています。中学生の時点でこの技術と知識、良い意味で末恐ろしい。
画像提供:クラ(@kuraoka_m)さん
(沓澤真二)
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