音声入力でHTMLのタグ打ちもできたら最強
どうも、Linです。犬と起きました。
音声で文字を入力できる音声入力と技術が最近進歩してきています。この技術を用いればタイピングせずとも文字を入力できるので手打ちよりも数倍に文字を書くことができるのです。
この音声入力を用いてやってみたかったのが、
HTMLのタグ打ち
です。なぜなら、「沈黙のWebライティング」という本で時給500万円のマーケッターのボーンが音声入力でHTMLタグ打ちを行なっていたからです。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
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いや、音声入力でここまで綺麗な長文を一発でかけているボーンもすごいですし、やはりコーディングまで音声ですませてしまうのは次元が違いますね笑
今日は実際に、そのボーンのような最強のマーケッターを目指してHTMLのタグうちを音声入力でやってみることにしました。
HTMLタグ打ちを音声入力でするための準備
HTMLのタグ打ちに用いた音声入力はMacの音声入力。
できれば精度の高い Googleの音声技術を使いたかったのですが、現状Googleの音声入力では
記号などの入力ができなかったので、HTMLのタグ打ちは断念する事に。
代わりに、記号まで音声入力できてしまうMacの音声入力を用いていく事にしたのです。
MacでHTMLの音声入力によるタグ打ちを実行するには、まず音声の言語を英語に変更する必要があります。
設定>キーボード、
音声入力と進んで、
言語のタブで「新しい言語の追加」をクリックしてください。
今回は英語の中の王道の「アメリカ英語」を選択してみます。
音声入力のパックは新たにインストールしなければならず、容量が1.5GBぐらいありました笑 ダウンロードにだいたい50分ぐらいかかりましたね。
この英語バージョンの音声入力パックをインストールできれば準備完了です。
HTMLタグ打ちを音声入力で行う方法
準備が完了したので実際にMacの音声入力でHTMLタグ打ちを行なってみましょう。
Step1. 「Fnキー」を2回おす
ファンクションキーを2回押すと、
次のようなマイクマークが画面上に出現します。
この状態になればMacが音声入力を受け付けている状態になるので入力したいテキストを話し始めます。
Step2. 喋る
あとは喋るだけ。
通常の音声入力と異なる点は、
記号を英語でガンガン音声入力していく必要があるという事です。
こちらのMacの公式ページには英語で記号を音声入力する際のコマンドの一覧が掲載されています。
その中でもHTMLタグでよく使用する記号をピックアップしてまとめてみましたので参考にしてみてください。
記号 | 喋り方 | カタカタ表記 |
---|---|---|
< | less than sign | レスザンサイン |
> | greater than sign | グレイターザンサイン |
/ | forward slash | フォーワードスラッシュ |
= | equals sign | イコールズサイン |
“ | end quote | エンドクオウト |
! | exclamation mark | エクスクラメーションマーク |
: | colon | コロン |
実際にHTMLのタグ打ちを音声入力でやってみた
ってことで、実際にHTMLのタグ打ちを音声入力でやってみました。
htmlタグ(<html></html>)
まずは基本中の基本のhtmlのタグ。このタグ内にHTMLのコードをうっていくわけですね。
読み方は、
less than sign html greater than sign forward slash html greater than sign
になりますね。
実際にやってみると
ギリギリなんとかできた感じです笑
hタグ(<hn></hn>)
続いて、WordPressなんかの記事でもよく使うヘッドタグ。
- <h1></h1>
- <h2></h2>
- <h3></h3>
- <h4></h4>
の4つにチャレンジしてみました。
例えばh1タグだったら、
less than sign h one greater than sign forward slash h one greater than sign
と言えばいいのです。
難しかったのが数字を数字として認識させることですね。h1タグではいくら「わん」と入力してもoneになってしまい1になってくれなかったのです。
なんとかいけそうだったのがh2タグとh3。こちらは2と3が数字で認識してくれそうでしたね。
ただの先のh4は難しかった。「フォー」がそもそも「for」になってしまい「four」とすら認識されませんでした笑
なんどもチャレンジしても4がforのままだったので断念。途中で自宅で飼っている愛犬が吠え出してまいhタグの音声入力は失敗に終わりました。
pタグ(<p></p>)
続いてよく使うpタグ。
less than sign p greater than sign forward slash p greater than sign
と言えばいいですね。
ここで難しかったのがpをpとして認識される技。pがbeeになったりしてpを単独で出力するのがすこぶる困難でした。
しかし、何回か練習した後にようやく成功です。
imgタグ(<img src=””>)
こちらもよく使うimgタグ。画像を挿入するサイトならば使わずに通れないタグですね。
<img src=”” >
というタグを音声入力で打ち込むには、
less than sign img src equals sign end quote greater than sign
と発音すれば良さそうですね。
実際にやってみると、
img
がものすごく難しい。何回発音しても「I and G」だったり「I am G」になってしまいます笑
無理!
aタグ(<a href=””></a>)
こちらもよく使うリンクタグ。
<a href=””></a>
と打ち込みたかったら、
less than sign a href equals sign end quote greater than sign less than sign forward slash a greater than sign
と発音すればいいのですね。
実際にやってみたところ、
aをaとして認識されるのがものすごく難しいことがわかりました。
10回以上トライして全てheyに変換されてしまい、heyタグを打ち込んでしまう結果に。。
これはリンク貼るのに一苦労すぎる。。。。。断念!
結論:音声入力でHTMLのコーディングは難易度が高すぎる笑
実際にやってみてやはり、
HTMLの音声入力は難しいことがわかりました。僕の英語力の問題かもしれませんが、やはりお望みの文字に音声を変換できずくそ苦しみました。
特にimgとaをアルファベットとして入力するのが困難を極めていました。
ただ、今後音声入力の技術がHTMLなどのコーディングに特化したものが開発されれば、僕でもできるようになるかもしれません。それも含めて今後の音声入力技術に期待しています。
「いや、それでもHTMLの音声入力に挑戦したい!!」
という方はこの記事のタグと音声の対応表を参考にしてトライしてみてくださいね。
それでは!
Lin