高畑勲氏が死去…昨年夏頃に体調崩し入退院を繰り返す
変な夢を観た。
あらゆるものがモノクロに見えるのだ。
だんだん回復するのだが、でも一部だけがどうしてもモノクロになる。
まばたきしてたまに治るのだが、どうも上手くいかない。
変だなぁ、変だなぁと思い、ベッドに横になった。
ところで、目が覚めた。
僕は目覚めると必ずスマホをチェックする。
最近は業務連絡もスマホに入るから、目が離せないのだ。
で、Twitterのトレンドで「高畑勲氏」の文字を見た。
直感的に、血の気が引いた。
戦後アニメ史が終わった。
そりゃ、いつかは終わるんだけどさ・・・。
不可避で不可逆のこの現実に、大いに動揺している。
目指していた灯り、目指していた灯台の灯が消えてしまったようだ。
真っ暗だ。
呆然として、何も考えられない。
「高畑さんは長寿の家系だから、なかなか死にませんよ」と、ジブリ関係のお方から聞いた。
そうだそうだ、とどこか安心していた。
それがまぁ、実に呆気ない・・・。
誰か教えてくれてもいいのに・・・。
宇野常寛さんの言う通り、戦後アニメの隆盛は、この人から始まった。
決して手塚治虫ではない。
宮﨑駿と富野由悠季、この二人の巨人の更に上に君臨した人。
宮﨑さんと高畑さん。僕は高校生の頃、難波高島屋の一角でこのお二人を見ている。
絶対にこの二人を目指そうと誓った。
僕の目標だった。
必死に学んだ。
結果、僕は業界でも何だか良く解らないところにいる。
何がいけなかったのか。
一度もお会いすることがなかった。
宮﨑さんですらお会いしているのに。
それが一番残念だ。
ご冥福を、とか、月並みの言葉で終わらせたくない。
僕の中に高畑勲は生き続ける。永遠に目標であり続ける。
しかし、戦後アニメーションは事実上、終わったのだ。
僕らは「その後」の時代に放り出された。
その恐怖と不安に震えている。
「高畑勲後」の世界を、どうやって生きなければならないのか。
頭がまとまらない。
この荒廃し切ったアニメ業界を見捨てるかのように去った高畑さんを、恨みがましくさえ思う。
どれだけ嘆いてもキリがない。
まずは、ご冥福をお祈りしたい。
繰り返すが、灯りが消えたような気分だ。
真っ暗だ。
今朝の夢はそういうことを示唆していたのかも知れない。
変な夢を観た。
あらゆるものがモノクロに見えるのだ。
だんだん回復するのだが、でも一部だけがどうしてもモノクロになる。
まばたきしてたまに治るのだが、どうも上手くいかない。
変だなぁ、変だなぁと思い、ベッドに横になった。
ところで、目が覚めた。
僕は目覚めると必ずスマホをチェックする。
最近は業務連絡もスマホに入るから、目が離せないのだ。
で、Twitterのトレンドで「高畑勲氏」の文字を見た。
直感的に、血の気が引いた。
戦後アニメ史が終わった。
そりゃ、いつかは終わるんだけどさ・・・。
不可避で不可逆のこの現実に、大いに動揺している。
目指していた灯り、目指していた灯台の灯が消えてしまったようだ。
真っ暗だ。
呆然として、何も考えられない。
「高畑さんは長寿の家系だから、なかなか死にませんよ」と、ジブリ関係のお方から聞いた。
そうだそうだ、とどこか安心していた。
それがまぁ、実に呆気ない・・・。
誰か教えてくれてもいいのに・・・。
宇野常寛さんの言う通り、戦後アニメの隆盛は、この人から始まった。
決して手塚治虫ではない。
宮﨑駿と富野由悠季、この二人の巨人の更に上に君臨した人。
宮﨑さんと高畑さん。僕は高校生の頃、難波高島屋の一角でこのお二人を見ている。
絶対にこの二人を目指そうと誓った。
僕の目標だった。
必死に学んだ。
結果、僕は業界でも何だか良く解らないところにいる。
何がいけなかったのか。
一度もお会いすることがなかった。
宮﨑さんですらお会いしているのに。
それが一番残念だ。
ご冥福を、とか、月並みの言葉で終わらせたくない。
僕の中に高畑勲は生き続ける。永遠に目標であり続ける。
しかし、戦後アニメーションは事実上、終わったのだ。
僕らは「その後」の時代に放り出された。
その恐怖と不安に震えている。
「高畑勲後」の世界を、どうやって生きなければならないのか。
頭がまとまらない。
この荒廃し切ったアニメ業界を見捨てるかのように去った高畑さんを、恨みがましくさえ思う。
どれだけ嘆いてもキリがない。
まずは、ご冥福をお祈りしたい。
繰り返すが、灯りが消えたような気分だ。
真っ暗だ。
今朝の夢はそういうことを示唆していたのかも知れない。