「ビリビリ動画」が米で上場　「ニコ動完敗」と落胆の声


僕はニコニコとビリビリ、両方お世話になっている。
だから今のこの状況には複雑な思いだ。

簡単に言うと、去年の「超会議」でも話したが、「アナーキズムから権威にすり寄って行ってしまったニコニコ」と、「あくまでアナーキズムを貫くビリビリ」との違いなのだろう。
ニコニコは権威になびき、そこで胡坐をかこうとしすぎた。
これは宇野さんも指摘している。

結果、まぁ、歪な様相になってしまったのがニコニコ。
ネトウヨの巣窟になり、匿名の罵詈雑言の吹き溜まりとなり、一般人が離れた。

一方で権威・権力と向き合っているのがビリビリ。
上海で生放送に出た時も、同じ匿名でも非常にまじめな議論がコメント欄に並び、ビックリしたのを思い出す。

なんか象徴的な構図になっているのではなかろうか。
権力者の意向を垂れ流しそれに追随するニコニコと、権力者に物言うメディアに成長しつつあるビリビリと。

あれれ！まるで逆じゃないか！
でもそれが、今の日本と中国の姿なのだと思う。

どちらが健全なのだろうか？
もはや負け惜しみのように中国にヘイトを募らせるネトウヨの諸君、考えてみてほしい。