第3回デザイナードラフト開催!
ついに明日、2018年4月11日(水) に 第3回デザイナードラフト が開催されます!
直前ですが、デザイナードラフトについておさらいしてみましょう!
デザイナードラフトは、いくつかの特徴があるデザイナー・クリエイター専門の転職サービスです。
- レジュメ登録しておくと、企業から指名 (スカウト) が来る
- 指名では、年収と指名理由を記載された個別のメッセージが届く
- 他人の入札結果(提示年収など一部の指名情報)を閲覧 できる
などが挙げられます。
前回までのおさらい
直近の 2017年10月 に開催された第2回デザイナードラフトでは、
- 参加者数:119名
- 参加企業数:43社
- 総指名数:217指名
- 平均提示額:543万円
という結果が出ており、第2回ユーザーランキングで、どのようなユーザーがどのような企業から求められているのかが確認できます。今回は、過去2回のデザイナードラフトの結果から、デザイナーの どのような要素 に どのくらいの価値 が見出されているのかを、少しだけ詳しくみていきたいと思います。
【集計対象】
対象期間:過去2回のデザイナードラフトにおける指名および指名に係るユーザーのレジュメ情報(総指名数:604指名)
調査方法:ユーザーが入力したレジュメ(年収評価シート)における各タグ(「役割」「担当工程」「使用ツール・技術(スキル)」)の文字列を含む情報と、各企業からユーザーに対する指名時の提示年収
まずは、今まで開催されたデザイナードラフトを通し、どんな指名(提示年収の額)が入ったのを見てみましょう。
デザイナードラフトでは、本人には指名時に具体的な年収が届きますが、ログインしていない状態のユーザーですと、以下のように、 提示年収の金額に応じてマスキングして分類・表現 しています。年収が高い順から
- レジェンド
- ゴッド
- マエストロ
- スター
- プチリッチ
- ノーマル
- ノービス
となっています。
第2回デザイナードラフトの各級ごとの指名数はこちら
マエストロ級ユーザー が 5.2%、スター級ユーザー が 14.4%、プチリッチ級ユーザー が 36.6%、ノーマル級ユーザー が 42.5%、ノービス級ユーザー が 1.3% という結果になりました。プチリッチ級とノーマル級がボリュームゾーンでした。
指名の具体的な提示年収の額が気になった方は、登録すると見ることができるようになりますので、まだ未登録の方はぜひ登録してみてください。
どんな年齢層がいるのか?
年齢についても、20代前半・中盤・後半のように、マスキングして分類 しています。
20代中盤から40代方まで幅広く指名が届いているようです。
この中でも、 20代中盤から30代中盤まで の方で、全体の 約85%。
まさに転職市場でのボリュームゾーンです。
Webデザイナーの市場価値は?
デザイナードラフトのレジュメには、「役割」「担当工程」という入力欄が存在します。
この「役割」「担当工程」を軸に、どれくらいの指名 があるのか、いくらの金額で指名 が入っているのかをみていきたいと思います。
「役割」と「指名数」
デザイナードラフトの参加者の方々は、Webやアプリに携わっている方が多いので、「Webデザイナー」「UIデザイナー」は当然の結果かもしれません。
3番目に「UXデザイナー」、以下「グラフィックデザイナー」「ディレクター」と続きます。
「役割」と「提示年収」
「Webデザイナー」の最低額平均が 490万円 、最高額平均が574万円
「UIデザイナー」の最低額平均が 507万円、最高額平均が607万円
デザイナードラフトでは「Webデザイナー」「UIデザイナー」に、平均して 500万円〜600万円程度 であるとの金額が出ました。
WebやUIデザイナーだけが含まれる統計ではありませんが、参考にe-statの「デザイナー」のデータを見ると、企業規模などにもよりますが、平均で 350万円〜420万円程度 であるようです。それに比べると高い金額が出ています。
あくまでデザイナードラフトでの結果となりますが、「Webデザイナー」「UIデザイナー」の市場価値 の参考にはなるのではないでしょうか?
「担当工程」と「指名数」
前述の通り、Webデザイナー、UIデザイナーの方が多いので、「UIデザイン」「ビジュアルデザイン」が多いです。また、デザイナーでありつつ「仕様/要件定義」「企画」の項目にも半数以上の方がチェックを入れています。
WebデザイナーがクラスチェンジするとWebディレクターになって業務範囲が広くなる、ともく言われますが、世のデザイナーには様々な役割が期待されている のですね。大変です。
「担当工程」と「提示年収」
近時のUXデザイナーブームの影響でしょうか?「IA/情報設計」などをチェックしているデザイナーに高額指名が入っているようです。
やはり、「◯◯デザイナー」である以外に、何か 別にも強みがある 事が、市場から高評価を受けるために必要 なことかもしれません。
まとめ
さて、今回は記事としてデザイナードラフトに見るデザイナーの市場価値をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
様々なデザイナーの方がいらっしゃると思いますが、平均的なデータを眺めるだけでも参考になったのではないかと思います。
参加さえすれば、後は指名を待つだけで 〇〇万円のオファーが来るかも 知れません!
転職の機会としても、自分の市場価値を知る機会としても、きっと有意義な機会となるはずです。
ぜひこの機会にデザイナードラフトに参加してみてください!
「クリエイターの価値は世界が決める」
次回デザイナードラフトは、2018年04月11日開催予定!
企業があなたを年収付きで指名する「デザイナードラフト」。
webデザイナー・クリエイター限定の転職サイトです。
「私の実力ではいくらの年収を提示されるのか」
「市場価値を上げるには、今後どんなスキルを身につけるべきなのか」
提示年収を見てから選考に進むか決められるから、転職意欲が高くなくても大丈夫。
自分の年収を知りたいからという人も、ぜひお気軽にお試しください!