同じ地域の話ということもあるんで、書いておこうと思います。
ONEれいほくの一件について。
何の話かというと、ここらへんの記事をどうぞ。
ブログでは、筆者とその友人が約1年前に遭ったという性的な被害を告白している。県名は書かれていないが「とある地方」に移住したばかりのことだという。
筆者の友人が訪れた際、仲良しの地元の「おじいちゃん」に県内を案内をしてもらったそう。この男性が加害者とされている。
男性宅に宿泊することになった筆者と友人。ブログではこう書かれている。
なんかこの件について「ONEれいほくがレイプ事件を起こした」みたいな謎の風評被害が広まってる気がしますが、普通に事実関係違いますからね……。
そもそもぼくは「マジで事情を知らない」ので、この件について語ることばは持っていません。
しいて言えることがあるとしたら、今後は女性の視点も取り入れながら、こうした被害が地域で起こらない工夫、あるいは起こった際にケアを提供できる仕組みを整備していくべき、ということでしょうかね。
無論、これは「ONEれいほく」というより、地域全体の課題です。
彼らだけにそれを求めるのは筋違いですね。ぼくもできることをやります。
「若者が再生できる場所を提供する」というONEれいほくの活動は非常に意義があるので、ぼくはひきつづき応援します。
彼らの活動で人生変わった若者は、実際たくさんいるわけですから。
この一件で彼らの食い扶持が絶たれるようなことがあれば、イケハヤがメンバーの面倒を見ます。
彼ら優秀なんで、普通に仕事発注したらいいパフォーマンス出してくれますしね。
起業にトラブルはつきものですから、なんとか難局を乗り越えてがんばってほしいです。
あ、この騒動とはまったく関係なく、イケハヤはONEれいほくの理事を退任済です。
「理事会に出席するのがだるい」というのが理由ですw 定期MTGは体質的に受け付けませんね……。
#metoo について。
いや、別にONEれいほくの件について語りたいわけじゃないんですよ。
ぼくは事情知らないし、そもそも関係者じゃないし。
野次馬的に首を突っ込むのはお門違いです。以上、ザッツライト!
では何が問題かというと、この一件を元に、ONEれいほくや関係者を叩く連中が湧いてることなんです。
ひよりさんの記事を引用します。
実はあの記事には続きがありました。それは「中編」とタイトルにつけたこの記事のことではなく、わたしの人生に起こった、地方移住によって人生が好転した話です。
それを自分の誕生日である、来月の4月1日に公開する予定でした。
救いようのない現実から、希望のある未来だって起こり得る。次はそんなストーリーを伝えたくて、今このタイミングで書く必要があったんです。あのことは、あれで終わらせるつもりだったんです。
しかし、世間の反応は思ってもみないものでした。
面白半分で騒ぎ立てたり、事実確認もせずに特定の個人や団体の実名を挙げて糾弾したり。わざわざまったく関係のない、ネームバリューのある人物を取り上げて記事にするジャーナリストが現れたり。
わたしや友人が、必死になって守ろうとしたものとはなんだったのでしょう。
は〜い!先生!
ぼくがまさにこの「まったく関係のない、ネームバリューのある人物」です!
この「ジャーナリストの記事」というのは、おそらくやまもといちろう氏のゲス記事ですね。
何の事情も知らないのに、こういう記事書いて原稿料もらうとかほんと良識疑いますわな。今に始まったことじゃないけど。
イケハヤのところには多数の中傷・嫌がらせが届きました。
ツイッターアカウント50個くらい作って執拗に粘着してくるアホも湧きましたね〜。自動ブロックツールが大活躍!
あと、例によって、この騒ぎに便乗してイケハヤを叩く連中も湧きました。
要約すると「イケダハヤトは若者に夢を見させて山奥に移住させている。今回被害に遭った女性もそのひとりだろう。イケダハヤトは詐欺師だ!責任を取れ!」みたいな感じのご意見ですね。
いや、そこ、ぼく関係なくね?w 脳みそ洗浄した方がいいよ!
イケハヤはこのようにしてアホどもを養分にできるんでノープロブレムなのですが、たぶん、ぼく以外のところにもこういう嫌がらせが届いてるんですよね。
未確認ですが、例によって役場にも謎のクレームが言ってるんじゃないかな……役場関係なくね?w ネットの暇人のせいで、税金が無駄に使われるわけですな。
追記:ONEれいほくのサイトに応援コメントを提供してくれたはあちゅうさんのところにも、アホが湧いたそうです。申し訳ない話ですよ、まったく……。
で、こうした「外野どもが騒ぎ立てて、無関係な人にまで嫌がらせを始める」という現象は、性被害の告発を思いとどまらせるに十分な理由になってしまうんですよ。
ひよりさんも「わたしや友人が、必死になって守ろうとしたものとはなんだったのでしょう」と書いていることに注目しましょう。
彼女に軽い絶望を与えたのは、騒ぎに便乗して叩き始める卑怯者たちなのです。
「大騒ぎになって迷惑を掛けるくらいなら黙っていよう」
イケハヤが指摘したい問題はここですよ。
「性被害をネットで告発すると、外野どもが大騒ぎして、本来関係のない人々にまで迷惑を掛け、守りたい未来を壊すことにもなりかねない」
……という状態では、告発なんてできなくないですか?
「大騒ぎになってお世話になった人たちに迷惑掛けるくらいなら、黙っていよう」という判断をする人がいても、何ら不思議ではありませんよね。いや、マジで。
これってどーなのよ、という話ですよ。
#metooは海外発のムーブメントですが、あっちではこういう問題についてはどう語られているんでしょうね?もしかしたら日本特有?
卑怯な連中に伝えたいのは、「絶対安全な立場から、弱みにつけこんで、卑怯な暴力を繰り出すあなたたちのメンタリティは、セクハラやレイプの加害者とそう変わらないものである」ということですね。
暴力の構造が同じであることに、気づいてないのかな?羽虫並だから無理か……。
#metooをいい意味で煽ったBuzzFeedのみなさまは、ぜひこの構造についても問題視してほしいですね。
このムーブメントを煽れば煽るほど、「大騒ぎになるくらいなら黙っていよう」と思ってしまう人が増えかねないわけですから。
お得意の「調査報道」もいいですが、それがヘイトを呼び起こしては本末転倒ですよ。
この構造を打破するのは簡単ではないですが、メディアとしてできることは十分にあります。
どうすればいいか?
「まったく無関係なのに訳知り顔で関係者を叩き始める連中は、卑怯者だから恥を知れ」と伝えてやればいいんです。
「社会の木鐸」として倫理を示せ、ということです!
BuzzFeedのみなさんだって、「卑怯者が他人を攻撃する材料」を与えたいわけではないでしょう?
その報道によって、社会をよくしたいと考えているわけでしょう。
だったら、その一歩を踏み出しましょうよ。
愚かな大衆を導く責任があるんじゃないですか?
とにかく、調査報道だけやっていても、これ解決しないっすよ。
その「調査」が、新たな攻撃の材料になるだけなんで。
「性被害について語れる人を増やす」ことと「倫理を示し、卑怯な振る舞いを牽制する」ことは両立可能です。
この理想を実現するためには、メディアがリスク取らないとだめですね。ぼくはリスクを取ってますよ。
またアンチが増えるでしょう。ま、養分なんですけどね。
というわけで、「騒ぎに便乗して関係者を叩き始める卑怯な暇人どもは、恥を知れ」by イケハヤ。
事情を知らないことについては、口をつぐみましょう。
社会に問題があるのなら、その構造を看破し、改善にコミットしましょう。
それができないのなら、やはり口をつぐみ、己のやるべきことをやりましょう。
かんたんなことじゃないですか?