ご 挨 拶
我が父、冬柴鐵三は平成21年8月30日の衆議院総選挙に、兵庫8区(尼崎市)から8期目の立候補をしましたが、 新党日本代表、田中康夫氏に2,307票の差で惜敗致しました。 その後、父は次の総選挙で再起をかけるべく「捲土重来」の決意で尼崎市中を駆け巡っておりました。
平成23年3月11日に東日本大震災が勃発。父は「一弁護士として、ボランティアで被災地に行ってくる。 法律相談をしてくるから。」と言って、福島県郡山市の避難所で130名を超す被災者の方々から相談を受けました。 しかし年齢は74歳と若くなく、無理がたたった為、自宅に帰ると息ができなくなり、6月13日に急性肺炎で 入院しました。 それから半月間意識不明でしたが、奇跡的に意識が回復し、8月10日に退院しました。 入院中の意識が回復した7月の始め、父は私を病室に呼び、私に「お父さんは今後政界を引退するかもしれない。 そうなれば長年一緒に頑張ってきた秘書達の生活が心配だから、秘書達と会社を興して、一緒に生活をしていかないか」 と言いましたので、 私はその時勤めていた、ソニー生命保険株式会社を退職することを決意し、平成23年10月14日に当社を 設立致しました。
しかし父は、その2か月後の12月5日に、急性肺炎で亡くなりました。 また父が生活を心配した秘書さん達は、父の後継者として兵庫8区から立候補されました「中野洋昌」さんの 秘書となられましたので、この会社は現在まで私一人で経営しています。
父は、「吾道一以貫之(わがみちはいちをもってこれをつらゆく)」という孔子の言葉を、 人生のモットーとしておりました。 私も父が発起したこの会社で、父の後継として、「かかわるすべての人の幸せ」と、 「まじめに働く人が 報われる 社会を築く」ことを、この会社の信念と致します。
冬柴パートナーズ株式会社 代表取締役 冬柴 大(ひろし)
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