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あなたは帰ってもいいんです。定時帰りを習慣化するたった5つのコツ

あなたは帰ってもいいんです。定時帰りを習慣化するたった5つのコツ
Image: Pingz Man/Flickr

やるべきことはいつだってたくさんあります。

あなたは毎日、やるべき仕事を片付けるために、定時を過ぎてもデスクにかじりついているのでしょうが、そのままではいつしか燃え尽きてしまいます。あなたは定時に帰ってもいいのです

今回は、定時帰りを習慣にするためのヒントを紹介します。

01.罪悪感を捨てる

何時になったら帰っても大丈夫かな…

そうつぶやいて、あなたはオフィスを見渡します。まだ誰も帰っていない様子なので、もう少し仕事を続けることにしました。つまり、罪悪感を感じたくないがために、望まない残業をしたということです。これは燃え尽きにつながる間違ったやり方です。

タスク管理アプリtodoistのブログで、Belle Beth Cooper氏が「職場を離れる自由を自分に与えるべき」だと言っているのは、そのためです。

プロセスの全体に目を向けてください。「職場を離れる」と考える代りに、何か別のことをしにいくのだと考えてください。たとえば、「家族に会うために家に帰る」とか、「ジムに行く」と考えるようにします。「個人の時間を楽しむ」でもかまいません。

本当は残業の必要がないときには、今から自分にとって大切な活動をしに行くのだと考えることで、職場を離れる罪悪感を軽くすることができます。

02.重要な仕事は早い時間に取り組む

重要な仕事を遅い時間まで先延ばしていたために、残業しなければならなくなることもあります。仕事とは、いつの間にかやってきて、積み重なっていくものです。その日のうちにやらなければならない仕事は、いくら先延ばしても、その日のうちにやらなければなりません。遅く始めれば、それだけ遅くまで職場に残るハメになります。

米ビジネス誌Fast CompanyのオンラインメディアでElizabeth Grace Saunders氏は、次の質問を毎朝自分に投げかけることを勧めています。

残業の原因になりそうな仕事はどれ?

答えが浮かんだら、そのタスクをその日のToDoリストの先頭に書き入れます。

また、会議や面談などの予定も、できるだけ1日の早い時間にスケジュールするようにしましょう。会議を遅い時間に入れてしまうと、予定外の残業になる可能性が高くなります。

03.仕事後に楽しい予定を入れておく

いつも残業している理由が、仕事以外にすることがないからだとわかったら、仕事より楽しいことを見つけてください! 職場を離れる動機づけになる楽しい予定をスケジュールしましょう。大切な人とディナーを食べたり、ジムでトレーニングをしたり、ハッピーアワーに友人と落ち合うのもよいでしょう。無意味な残業から抜け出させてくれる、楽しい予定をつくってください。

04.必要なら周囲に宣言する

毎日決まった時間に職場を離れたいなら、周囲にそのことを宣言しておきましょう。同僚たちは好きで職場に残っているのかもしれないし、ほかにすることがないから残業しているのかもしれませんが、あなたまでそれに付き合う必要はありません。

キャリア系サイトTHE MUSEのジョブコーチLea McLeod氏は、毎日決まった時間に帰ることを周囲に伝えておくことを勧めています。自分は毎日、X時に帰るのだと宣言したら、それを着実に実行してください。こうした宣言は、終業時刻が定まっていない職場に居る人にとっては、とくに重要なものとなります。

その日の計画に入らないタスクを頼まれたときには「NO」と言うことも重要です。それは、同僚を助けたりチームプレイヤーとして働くなという意味ではありません。自分の限界や、勤務時間内にできる現実的な仕事量を把握しろということです。帰宅予定時刻の30分前に仕事を頼まれたときは、明日の朝一番でやると伝えてください。

05.リマインダーをセットしておく

私が個人的に気に入っているやり方は、毎日、帰宅準備を始める時刻にリマインダーをセットしておくことです。たとえば、職場を離れる予定時刻の30分前に、リマインダーをセットします。アラームが鳴ったら、今やっている作業を一旦止めて、残りの時間は小さなタスクを片付けたり、明日の作業を準備することに使いましょう。

これを毎日の習慣にすれば、予定した時刻に職場を離れることができるうえ、翌日の仕事もスムーズに始められるようになります。

あともう1つ症候群」にはくれぐれも気をつけてください。いつだってやることは見つかるものです。残業の罠に陥らないでください。

Image: Pingz Man/Flickr

Source: todoist, Fast Company, THE MUSE

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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