2009-05-20 22:16:49

珍説12・主権国家どうしが国権を発動して戦った場合以外に「戦争」と呼ぶのはおかしい

テーマ:ネット上の珍説・奇説

NHKスペシャルでの「日台戦争」という用語に抗議しているバカもいるようで。


【珍説】
日清戦争後の台湾住民の叛乱の鎮圧は、主権国家どうしが国権を発動して戦ったものではない。
こういう戦闘は 「戦争」 と呼ばないのが、社会科学の常識だ
泉幸男
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200904060000/


【事実】

「戊辰戦争」とか「西南戦争」は私が知る限り「主権国家どうしが国権を発動して戦ったものではない」ですけど(略)
Apeman 2009/05/17 21:47
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20090509/p2#c1242555174


主権国家をどう定義してるのかわかりませんが、アメリカ独立戦争のときのアメリカとか、アメリカ南北戦争のときの南部連合国とかはどうなんでしょ?シーク戦争とかマイソール戦争とか薩英戦争とか函館戦争とかは一方は主権国家じゃありませんよね。
挙げればまだまだありそうですが。

scopedog

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コメント

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5  阿片

>うどん蹴りχさん
そういえば日本軍による阿片売買の話も結構まだなぞの部分が多いですよね。

4  無題

で、こういう例を出すと「こんなことをするのは外省人だ!」とわめく人がいるのでしょうが、それはまずないんです。
これは同行してくれた通訳氏(というか取引先の社員)に教わったのですが、国民党は一時期その資金を阿片に頼っていたため、外省人にとって戦前の阿片についての話題はタブーなんだそうで。
(帰国後に読んだ『阿片王』にも類似の記述がありました)

確かに台湾には親日的な方が多いですが、それはウヨが期待するような仰ぎ見るような目線ではありませんし、ましてや日本の統治時代をありがたく思っていたりもしません。
当たり前のことなんですけどね。

3  無題

どうもご無沙汰しております。
以前、台湾旅行した際の話をいずれ、とコメントしてそのままになってましたね。
なんだかまたバカどもが騒ぎだしたようなので、ちょっとお話しします。
去年の9月に台湾へ仕事半分観光半分で行った時のこと。
たまたま国立中央図書館台湾分館(ほんとは繁体字なんですが面倒なので以下もこの表記で)において、
『従瘴癘之地到清潔之島』という展示をしておりました。
内容は「日治時期的医療衛生」でもって、それまで病気だらけだった台湾が、
日本の衛生政策で清潔になりましたよ、というものです。
ネトウヨが諸手を上げて喜びそうなんですが、その実態は……

http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/10615
こちらのパンフの画像を見ていただければわかりますように、
日本軍がもたらした阿片(鴉片)禍が展示のメインなんですね。

2  どうもです。

確かに。
大上段に振りかぶらず、率直に、「日台戦争という言い方は一般的じゃない」とか言えばよかったのにと思います。

1  無題

この珍説は、その主張者が「社会科学の常識」などと大上段に振りかぶった分「珍」度がアップしてますね。「主権国家」間で行なわれたわけではないのに「戦争」と呼ばれている歴史的出来事なんて誰でも簡単にいくつか思いつきそうなものですが、為にする議論をするときにはそういうことが目に入らなくなってしまうんでしょうね。

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