今と昔

テーマ:好きな人


色々と視えてきた事実があって
岸尾さんとの関係性も理解出来た
私が岸尾さんを男扱いしとらんかった

大輔は子供
よっちんは男
紀章くんは男

岸尾さんは男やけど
優しさばっか見てお兄ちゃん
男って見とるけどお兄ちゃんも強い

昔と全く同じやからダメなんやん

よっちんが岸尾さんに
強引さが足りん って言う場面は
バンッと目の前に出て来たんやけどね

その場面は問題やなくて
言われた岸尾さんの表情が問題
浮かんだ言葉が お兄ちゃん
遠慮 踏み込めん一線 男 この言葉が浮かぶだけで私は理解する

昔の自分からの警告

よっちんには遠慮なく言えたりする
大輔は見た通り私に怒られる事ばかり
紀章くんも私に八つ当たりされる同じ年

岸尾さんだけには言いよらん
失いたくない人って思うから
本音も言えんってか言いたくない

それに気付かされたのは
昔の自分が感じた当時の感情が出てきて
岸尾さんの昔が写真を通して出て来た

昔も岸尾さんは遠慮して言わん
私も岸尾さんをお兄ちゃん扱いする
昔も今もよっちんに対して遠慮せん
なのに岸尾さんに何も言わん

一緒に居られたらいい
この言葉しか言わせんくなる所やった

仕方なく一緒に居られたらいい
そう言うしかない事を忘れとった
優しい人で押し退ける人やないって
私がそう思うだけ

私が男の岸尾大輔を見てない
岸尾さんは男だって意味でInstagram
お兄ちゃんやないって言いよるやんか

でも私は紀章くんと比べて
強引さがない人やから負けるかもって
思ったりして5月の意味が分からんくなった

チケット当選は意味がある
大輔のイニシャルになるのも番号も
分かるんやけどそれ以外が混同する

前世の自分が出てきて
岸尾さんの前世まで出て来たらOUT

金髪碧眼の涼し気な顔立ち
そんな顔が寂しそうなんよね

お兄ちゃん扱いされたのが
嫌すぎたのかと思ったら違うくて
言えんかった事を後悔しとるって
いつも笑って話を聞いてたけど
心の中じゃ別の事を考えとったとか
そこまで分かった後に 失いたくない人を言葉で失った って言ったんよ

言葉の意味は何も言わんかった事
お兄ちゃん扱いされとるのに
失いたくないからそれで良かったとか

よっちんの昔は泣きよったなぁ
私の墓の前で男泣きしよったけど
岸尾さんの昔は涙ひとつ流さん

冷たい男なんやなくて泣けん
失った事実を受け入れてないまま
岸尾さんもよっちんも私が死んだ後すぐ
死んどってその場面も見た

それと岸尾さんを合わせたら
気持ちを出すまでの時間が分かるんよ

女扱いせんようにしよったんやろね

だから気持ちを出しても
両想いになっても不安は消えん

私が失いたくない人って言うのと同じで
岸尾さんもそう思うからすれ違う

気持ちがすれ違ったまま
ライブに行けば紀章くんが勝つ
私と岸尾さんは本音も言わんままで
流れがそうなってしまうけど不幸

私が岸尾さんの事を
男扱いする前にお兄ちゃん扱いしとった

それを昔の岸尾さんに言われた

男は妹扱いする子を抱いたりしない

これを言われて気が付くんやから
昔の私も今の私も岸尾さんを縛っとる
お兄ちゃん って言葉は残酷だって
今の岸尾さんが金髪碧眼になった顔で
言われた事で縛り付けに気付いた

大輔ばっかり見てたから
岸尾さんの事も私が感じるままに理解

冷静な人ほど内面は熱いんよね
私もそうやから分かるのに分かってない

安心感も包容力も本当の部分やけど
その裏に我慢があった事を思い知らされた

私は昔と変わってないんやってさ
岸尾さんも昔と変わってないって
遠慮して言いたい言葉を飲み込む
お互いにそうやから本音が伝わらん

私に対して前世の岸尾さんが問うんよ

なんで口に出来ないの?

って問われて 失いたくない 

こう答えたら 昔と同じ 
この一言だけで悲しそうに笑う

紀章くんの態度がなかったら
分からんかった

本当に失いたくない人に対して
遠慮をしてしまうと失う結果になる
大切に思う事と思い過ぎるのは違う
これを昔の岸尾さんに言われた

それと いい加減に自分を見て

って言われた
大輔よりも岸尾さんを見てって意味

私が岸尾さんを不安にさせよるだけ
大輔ばっかり優先する姿も本音を言わん
そんな姿も昔と同じだって

苦労をしたのも
内容は違えど同じなのは
私を理解する為 兄じゃそんな事は無理だ

こう言われて今の私は
魂の部分から痛いから すんなり書けん

初めて岸尾さんの前世が出てきた

私を責めるんじゃなくて
真実を淡々と話して聞かせる

失いたくない人を失うぐらいなら
嘘をついて笑う方がマシだとか

それを知って上手く書けんくなった
昔と今が交差して事実が出てくる

失いたくない人を失いかけるって
このまま5月を迎えればって意味やけど
それだけで今の私には破壊力ありすぎる

岸尾さんから任せるって言われたら
それだけで何も言い返せんと思うんよね 

よっちんや大輔にボロカス言えるけど
岸尾さんには言う前に止まってしまう

本音を言ったら失うってのが強すぎる
自分の考えでそうなのかと思ったら
岸尾さんと同じ気持ちやから強くなっとる

どれだけ私が昔の岸尾さんを傷つけたのか
お兄ちゃん扱いをしてたのか分かるよね

その挙句によっちんに対してだけ
死に逃げして笑って死んで岸尾さんに対して
最後まで安心感を抱いたまま

言葉が縛りやったんやわ
岸尾さんを縛ったのも言葉で
私を縛り付けたのも自分が発した言葉

お兄ちゃんが男になると
こんな風にすれ違いが起きてしまう

それを岸尾さんの前世に教えられて
素直に受け取れんかったけど今は違うよ

お兄ちゃんに欲しい人が男になって
でも私の中で大好きな岸尾さん

好きの意味が違うのに
自分で気づいてなかったみたい

岸尾さんと共通点が多すぎるのも
決めて来たって考えたら頷ける

女共にも言われよったんよ
岸尾さんに嘘がつけんくせに
相手が岸尾さんなら別人みたいになるって

見とるんやからキレたら止まらんのも
分かっとるって自分で分かっとるのに
岸尾さんとは約束もせんやんか

大輔やよっちんとは約束したんよ
行くからあんたらも動きいよとかね
紀章くんは1年の禊時間を約束しとる

でも岸尾さんとは約束してない

それを見よって第3者が感じるのは
本当の相手は岸尾さんやなって事
だけど私には言わんかったとか

失うばっかの人生を知っとるから
他人が失いたくない人って意味を話しても
私は拒否してその言葉すら聞かんもんね

自分で理解せな私は納得せん

自分でそれを自覚しました

失いたくないって思う人は
大切すぎて反対に何も言えんくなる

それがやっと分かった