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レジェンド 作者:神無月 紅

秋に向けて

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1696話

「ぎゃー、ぎゃー!」
「……何、この子」

 満腹亭にて各種魚料理を食べ終わって、外に出たレイとケニーだったが、そんな声と共に一羽のフクロウが姿を現すと、レイの肩に留まった。
 ケニーはそんなフクロウに訝しげな視線を向けるも、レイはそのフクロウに見覚えがあるので、特に驚きはしない。
 満腹亭にやってくる途中で、このフクロウと関係のある人物が交渉している光景を見ているだけに、尚更だ。

「お前の主人はどうした?」
「ぎゃー?」

 自分の肩にいるフクロウに尋ねるレイだったが、セトと違ってそのフクロウが何を言いたいのかが分かる訳でもない。
 だが、フクロウの様子を見れば、自分に対して敵対するつもりがないというのはすぐに理解出来る。

「ビビアンちゃん、いったいどこにいったの!?」

 そんな声が周囲に響けば、そのフクロウの飼い主……ビストルが姿を現すのはすぐだった。

「にしても、ビビアンか。……お前、そういう名前を貰ったんだな?」
「ぎゃー」

 ビビアンという名前を貰って嬉しいのか、それとも嬉しくないのか。その辺りの感情は鳴き声からでもレイには分からなかったが、やがて道の先から姿を現したビストルに向かって大きく手を振る。

「おーい、ビストル。こっちだ!」
「あらん、レイちゃん? アタシのビビアンちゃんが迷惑を掛けたわねん」
「っ!?」

 そうしてレイが呼び掛けたビストルという相手を見て息を呑んだのは、レイの隣で事態の成り行きを見守っていたケニーだ。
 ギルドの受付嬢をしていれば、色々と変わった人物を見ることは多い。
 冒険者の中には、目立って自分をアピールするという者が多いのだからそれも当然だろう。
 ……もっとも、実力がなくて目立っているような相手は、すぐにそれを理解して普通の格好に戻ることも多いし、それが出来ないような者はそう遠くない内にギルムから――もしくはこの世界から――消えることになるのだが。
 そんな目立つ相手を見慣れているケニーにして、ビストルの姿……そして何よりその言動に驚いたのだ。
 筋骨隆々の大男の口から、出てくるのは女らしい喋り方。
 それでいて仕草もどことなく女を思わせるその様子を見れば、普通なら到底許容出来る範囲ではない。
 もっとも、それはあくまでも普通ならではの話であって、ギルドの受付嬢として日々様々な相手と接しているケニーは、すぐに我に返る。

「レイ君。そちらは?」
「ん? ああ、こいつはビストル。俺が海に行く時、一緒に行ったんだ。で、その帰りに雨宿りしている時に、このフクロウ……ビビアンだったか? を保護したんだよ」
「あらん、レイちゃんったら隅におけないんだからん。あの三人以外にも良い人がいたなんてねん」

 その一言で、ケニーがビストルに抱いていた印象は反転する。

「ふふっ、そう言って貰えると嬉しいんですけど、残念ながら私とレイ君はまだそんな関係じゃないんですよ」

 よそ行きの態度で、ケニーはビストルにそう声を掛けた。
 もし普段のケニーを見ている者がいれば、今のケニーの言葉遣いに驚くだろう。
 もっとも、ケニーだって誰にでも気安い態度で接している訳ではない。
 今回の場合は、レイの知り合いでちょっと理解出来ない相手なので、このような態度になったのだろう。

「あらん、そうなの? レイちゃんってば手が遅いわね」

 手が早いと言われてからかわれたことはあっても、手が遅いと言われたことがなかったレイは、そんなビストルの言葉に何と返せばいいのか少し迷い……だが、このまま話せば自分にとって面白くないことになるのは間違いないと判断し、話を逸らす。

「そっちは魚の交渉が上手くいってるみたいだな。それなりの儲けになったのか?」
「そうねん。レイちゃんのおかげで、かなりの儲けが出たのは間違いないわよん。何なら、お礼に何か奢りましょうか?」

 ビストルも、レイがどれだけ食べるのかというのは当然ながら知っている。
 それこそ、海にいる間は何度となく食事を作ってきたのだから、その辺りの事情は嫌でも理解出来るようになるだろう。
 そんなビストルがレイに奢ると言ってるのだから、今回の一件でどれだけ儲けたのかは考えるまでもなかった。
 ビストルにとっては、必要な出費が殆どない状態で得た魚……それも、生とまではいかなくても、一夜干しで限りなく生に近い保存食だ。
 ギルムに入ってくる塩漬けの魚とは比べものにならないだけの価値がある魚だ。
 ましてやビストルの持つ圧倒的な迫力や、ビストル自身の商才により、ぼったくられるようなことはなく適正な値段で取引が可能となる。
 そのような取引が出来ただけに、ビストルは海に連れて行ってくれたレイに、かなりの感謝をしていた。

「うーん、でも食事なら今してきたところだしな」
「あら、そうなの? ……ああ、デートね」

 ケニーの姿を見てそうビストルが呟くが、言われたケニーの方は困ったような笑みを浮かべる。
 普通に考えれば、男女が二人で食事をしたのだからデートという表現は間違っていないだろう。
 だが……残念ながらと言うべきか、レイとケニーが食事をしたのは雰囲気のあるレストランという訳ではなく、労働者達が集まる大衆食堂だ。
 勿論出された料理はどれも美味かったが、寧ろあれはデートではなく試食会と呼ぶべき行為だったのではないか、というのがケニーの正直な感想だった。
 レイと一緒に食事が出来たのだから、それが嬉しくない訳がなかったのだが。
 寧ろ、普通のデートよりも珍しい体験が出来たという点では、良かったとすら思っている。
 そんなケニーの様子を見て何を思ったのか、ビストルは手をビビアンに差し出す。

「ほら、ビビアンちゃん。こっちに来なさい。そろそろ行くから、レイちゃんの邪魔をしちゃ駄目よ」

 レイの肩に留まっていたビビアンは、ビストルの言葉を聞くと素直に移動する。

「へぇ……結局テイマーという形を取ることにしたのか?」」

 ビビアンが付けている首輪を見れば、それがどのような意味を持つのかはすぐに理解出来る。
 セトやイエロも同じような物を付けているのだから。

「ええ。この子もアタシに懐いてくれてるようだしね」

 嬉しそうに笑みを浮かべるビストルは、母性愛に満ちているようにすら見えた。
 ……もっとも、筋骨隆々の大男が母性に満ちているというのは、色々と違和感があるのは事実なのだが。

「そうか。じゃあ、頑張ってくれ。そろそろギルムでもまた大きな商売の種が来ることだろうし」

 商売の種というのが、何を意味しているのか。
 商人として決して無能という訳ではないビストルは……そしてギルドの受付嬢たるケニーも、レイが何のことを言っているのかはすぐに理解出来た。

「ガメリオンの季節はそろそろだものね」

 そう、ギルムの秋の風物詩にして旬の食材ガメリオン。
 ギルムの周辺以外にガメリオンが生息していないという訳ではなくん、他の地域でも普通にガメリオンを見ることが出来る場所もある。
 だが……ガメリオンは、その大きさや凶悪さから、普通であれば何人もの冒険者を雇って討伐対象とされてもおかしくないなだけの強さを持っているのだ。
 それが普通に食材という扱いを受けるのは、やはりここが腕利きの冒険者が集まるギルムだからこそだろう。
 ともあれ、ギルムにやってくる商人にとってガメリオンというのは素材や食材として非常に人気のある商品ではある。
 食材という点では、生のガメリオンを遠くに運ぶのは冷蔵庫のような特殊なマジックアイテムがなければ難しいが、干し肉にしてもその美味さと稀少さ、何より旬の食べ物だからということで、十分に利益は出せる。
 ビストルも商人である以上、そんな絶好の商機を見逃す筈がない。
 ……と、ビストルと話していたレイは、ケニーの顔に憂鬱そうな表情が浮かんでいるのに気が付く。
 ビストルもそれに気が付いたのだが、レイとケニーの関係を考えると、自分がここで口出しはしない方がいいだろうと、笑みを浮かべて口を開く。

「じゃあ、アタシはそろそろ仕事に戻るわね。次の商談相手が待ってるから。……ね、レイちゃん。その娘とゆっくり話をした方がいいわよ?」
「え?」

 突然自分の方を向いてそんなことを言われたケニーは、驚きの声を上げる。
 まさか、自分がそのような表情を浮かべているとは全く思っていなかったのだ。
 それでもすぐに我に返ると、ビストルに感謝の笑みを向ける。
 ここでレイと一緒にゆっくり話をすることが出来るというのは、ケニーにとっても決して損なことではない……どころか、寧ろ歓迎すべきことだったのだから。

「じゃあねん」

 笑みを浮かべてそう言うと、ビストルはビビアンを連れて去っていく。
 本当にこの後で商談があるのかどうか、それはレイにもケニーにも分からなかったが、ビストルが気を利かせたというのは、すぐに理解出来た。

「あそこの果実水でも買って、木陰で話すか?」

 レイが少し離れた場所にある屋台を眺めながらそう告げ、ケニーはその言葉に頷くのだった。





「ガメリオンは色々な意味で美味しいモンスターよ。それは否定しないわ。けど、それはあくまでもギルムの冒険者にとっては、という前提条件があるのよ」

 そこまで言ったビューネは果実水に口を付けるも、その温さに微かに眉を顰める。
 だが、レイの持つ果実水が冷えているのは、あくまでもレイが夏に購入した果実水を冬に外に出して冷やす……といった真似をしているからだ。
 冷蔵庫のような高価なマジックアイテムを持っている店は、決して多くはないのだから。

「なるほど。つまり、増築工事でギルムに来ている冒険者もガメリオン狩りに向かうってことか?」
「ええ。勿論冒険者というのは、基本的に自己責任よ。だから、どうしてもガメリオン狩りに行きたいという人がいても、ギルドの方で無理に止めることは出来ないわ。けど……」

 ケニーが途中で切ったその言葉の先は、レイも何を言いたいのかが分かった。
 つまり、自分の腕もないのにガメリオンに挑み、怪我をしたり……最悪死ぬ冒険者が多数出ることを考えているのだろうと。

「いっそ、以前みたいにどこぞのダンジョンにガメリオンが入っていた時みたいなことになれば、今年の死傷者は少なくなるのかもしれないな」
「そのダンジョンに入り込んでいたガメリオンの殆どを独り占めしたレイ君が言っても、説得力ないわね。いえ、寧ろそうなればレイ君が大儲けするから、説得力があるのかしら」

 以前のことを思い出したのだろう。ケニーがレイをジト目を向ける。
 もっとも、レイはそんなことを特に気にした様子もなく、果実水を飲み続けていたのだが。

「けど、そういうことがあれば、ガメリオンに殺される冒険者は少なくなると思うけど?」
「それは間違いないけど……でも、まさかダンジョンがまた出来るとは、しかもギルムの近くに出来るとは……出来ないわよ、ね?」
「どうだろうな。最近、ギルムでは色々と妙なことが起きてるし」

 新たなダンジョンしかり、トレントの森しかり。
 もっとも、ここが辺境だからと言われれば、それで納得しなくてはならない程度の異変ではあるのだが。

「そうね。けど、それを理由として冒険者を止めるような真似は出来ないわ。いえ、寧ろ異変があるからこそ、冒険者として動くと言われれば、それを納得しなければならいもの」

 ケニーにとって、冒険者というのは基本的に客という相手でしかない。
 それも、乱暴な態度を取ることも多いような客だ。
 だからといって、その客が死んでも構わないかといえば、勿論否だ。
 であれば、ガメリオンを得る為に死にに行く冒険者達をどうにかしたいと思うのは当然だった。

「冒険者を止める、か。ガメリオンの買い取り価格を安くするとかは?」
「駄目。ギルドだけで安くなっても、売る場所は他にもたくさんあるもの」

 基本的に冒険者は、得た素材を売る場所を自分で決める自由がある。
 レイの場合は、交渉の類が面倒だということもあって全てギルドに売っているが、交渉が得意な冒険者、高く買い取ってくれる専属の商人がいる冒険者といった者達はギルドに素材を売らない。
 勿論ギルド以外に素材を売るということは、交渉次第で安く買い叩かれる可能性もある。
 それでも、レイが言ったようにギルドでガメリオンの買い取りを安くした場合、間違いなくギルドに売るよりは……と、他の商人に売るだろう。
 ましてや、意図的に安く買い取るような真似をしたギルドに対し、多くの冒険者は疑惑の目を向けるだろう。
 辺境にある唯一の街のギルドということで、冒険者達もギルドに対して決定的な対立はしないだろうが……それでも、間違いなく対立関係は強くなり、後日色々と面倒なことが起きるのは確実だった。

「そうなると……俺にはちょっと思いつかないな」
「そう? まぁ、ギルドの方でも困ってるんだしね」

 そう言い、ケニーは困ったように笑みを浮かべるのだった。

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