経営戦略・事業計画を作る

会社として今後どのような製品／サービスを伸ばしていくかを決める事が重要です。また、どの様なお客様、どの様な市場にどのように売っていくかを具体的に決めることも大切になってきます。
最終的に、毎年の売上・利益計画を月別にたててそれを達成する具体的な方策を検討して実行していきます。それを部門や個人毎に実行するため「目標管理」の仕組みで実現していきます。

ISO・Ｐマーク取得で新規顧客を増やす

国際規格のISOを認証することで、今まで取引のなかった見込みのお客様へのアプローチが大変やりやすくなります。それは、国際規格のISO９００１、ISO１４００１、ＩＳＯ２２０００，ＩＳＯ２７００１などを取得している企業であれば、信頼できる会社であることが認知されており、安心して取引ができるからです。個人のお客様が多い企業ではＰマーク(プライバシーマーク)の取得が大きな効果を発揮します。

従業員の教育をする

社員のレベルを上げる事が大切になります。単に営業マンへの営業方法の教育だけでなく、現場での業務をしている従業員の質を上げることもポイントです。理由は、いくら売り込みに成功しても、実際の製品／サービスが悪ければ継続して売っていくことができないからです。
最終的には従業員のレベルが、会社の製品／サービスのレベルを決めますので継続的な教育が効果的となります。

仕事の成果を高める

（1）熱意や考え方をアップさせる教育が必要
仕事の成果をあげるには公式があり、「仕事の成果＝能力×熱意×考え方」となります。成果をあげるには、単に能力をあげるだけでは不十分で、それ以上に熱意や考え方をアップさせる教育を行うことが重要です。
そのためには、社会人として成功する法則を理解して実行することが大切になります。社員の仕事に対する熱意を高め、会社の方針に沿った考え方で実績を上げられる教育を実施することで成果が大幅にあげることができます。

（2）プロフェッショナルのノウハウを知る
プロフェッショナルとしての仕事のやり方・考え方を理解・実行してもらうことが、社員のレベルを上げる上で非常に大切な事です。会社の業績を高めているのは一部のプロフェッショナルと呼ばれる人々です。従って、今の社員でアマチェアレベルの人がいれば、一刻も早くプロフェッショナルに変身させることが必要です。プロフェッショナルとして仕事の効果を高める具体的なノウハウを勉強して日常業務で実行すると会社の業績が大きく改善されてきます。

（3）テーマ別教育の実施
社員に必要とされる具体的なテーマを選定して、専門教育を実施してレベルを高めると日常業務の成果が飛躍的に高まります。例えば、リーダーであれば「リーダーシップ」について学習して、部下の能力を高め発揮させて、業績を高める方法を理解・実行してもらいます。
また、全ての社員に必要とされる「コミュニケーション力」や「問題解決力」も効果的な内容です。更に、会社業績を上げるために自分の目標を達成するためには、「目標管理」も大きな成果を上げています。さらに、営業に関連しては「営業の基礎と応用教育」も必要となってきます。

仕事の標準化を行う

仕事の成果・効率が低い会社の特徴は、仕事のやり方が個々人でバラバラな場合が多くなっています。従って、会社として一番スピードが速く、不良が少ない仕事のやり方を決めて文書化し全社員に教育を行います。
そのためには、ＩＳＯ９００１など国際規格を認証取得することも大きな効果を表します。理由は単に社内だけのルールだと守らないケースが多いですが、国際規格の中で実施すると、全員が守ることが要求され実行するからです。

目標管理で仕事を行う

社員の仕事の内容を個人個人に任せ放しになっている会社では、業績が低い会社多い傾向があります。理由は会社の方針と個人毎の仕事が整合していないからです。
対策として大きな効果を表しているのが、「目標管理」です。これは、会社の方針/計画を達成するために、各部門や各個人が仕事の目標を明確にして、その実績を管理していく方法です。今、この方法で多く会社が実績を上げています。

社員の質を上げる

仕事が増えてくると社員数を増やそうとする会社が多いですが、その前にやることが、社員の質を上げることです。理由は、社員数を増やすということは固定経費がどんどん増えて、会社の負担も増えていきます。それよりは、社員の質を２０％、３０％上げれば、人数が同じでも仕事の成果を２０％、３０％上げる事が可能となります。それで、経費は増えませんから利益確保にも大きな効果が期待できるのです。
その為には、年間計画で社員の教育／訓練を継続的に実行していく事が重要です。特に効果がある教育としては、「業務改善方法」や「働く意欲の向上」に関する内容です。今から必要な教育を計画してどんどん実行することで、社員の質を今の２倍以上あげていくことも可能になります。

ＩＳＯ・Pマークの認証を取得する

国際規格であるＩＳＯの認証取得は、今まで取引のないお客さまへアプローチするときに大きな効果をもたらします。何もなくて取引を求めても相手にすらされないケースでも、ＩＳＯ認証取得があれば国際規格に従って仕事をしている会社として、絶大の信用力を発揮します。
また、個人のお客が多い業種ではお客からの個人情報が毎日のように漏洩している現在では大きな信頼性を得ることが可能となります。

マーケティング・営業戦略をたてる

これからの市場環境、経済環境を調査してどの様なお客様の要望が増えてくるか、どのような仕事が増えるかを調べて分析することが有効となります。単なる勘や経験だけでやみくもにお客様へのアプローチをしても、効率的ではありません。しっかりとした情報の収集と分析が効果的です。
更に、マーケティング戦略に基づいて、従来顧客の拡充や新市場の開拓や新分野進出などの方針をたてて、それに合わせた営業戦略を計画して実行することが必要となります。従来のお客様をより大切にする事と、新規のお客様を計画的に増やすことがポイントです。

新製品・新サービスを開発する

お客様を増やすには、魅力的な製品・サービスを作っていくことが必要となってきます。お客様は時間が経過すると同時に、より魅力的で性能の良い製品・サービスを求めるからです。
同じものだけ提供するだけでは段々と売れなくなりお客様も減ってきます。。従って、最近、新製品・新サービスを開拓していない会社が危険な状態と言えますから、新製品・新サービスの開発は企業が継続するための必須条件と言えます。