「 Gyao動画ダウンローダchrome拡張 」を使って吐き出したコマンドをコピペで貼り付けるだけで簡単にGYAO動画をダウンロードしてくれる便利なフリーソフトの使い方です。

※ 画像付きの方がいい!と言う方は 「 GYAOをダウンロードして保存する方法 」 をご覧下さい。


「 ffmpegストリームダウンロードjava 」の使い方


■ ソフトの説明

「Gyao動画ダウンローダchrome拡張」でコピーしたffmpegのコマンドを貼り付けると
ffmpegでダウンロードしてくれる優秀なGUIソフトです。
「Gyao動画ダウンローダchrome拡張」と一緒に連携して使って下さい。

Javaで作られてます。 マルチプラットフォームです。
Windows、MacOSX、Linuxなどで動作します。

ソフトを起動すると「ffmpegストリームダウンローダjava」の名称になっています。
どちらが正しいのかは不明です。


■ 入手先

http://shimarisu.webcrow.jp/gyao_down.html (公式サイト)


■ インストール方法

面倒なインストールとかは不要です。
入手先からダウンロードした「stream_down.zip」を解凍してフォルダにし、
フォルダ内の「stream_down」をクリックすれば起動します。

フォルダ内にFFMPEGの32bit版と64bit版が入っていますが、
カレントフォルダに入ってるのが64bit版です。
「ffmpeg_32bit」フォルダに入ってるのが32bit版です。
32bitOSだと64bit版は使えないので32bit版を使ってください。
32bit版は64bitOS、32bitOSのどちらでも使えますが、64bit版が速いので64bitOSの人は64bit版を使った方が良いと思います。
使用しているパソコンが32bit版か64bit版か解らない方は確認してから使ってください。
Windowsの方はコチラから確認できます。


■ 使い方

「Gyao動画ダウンローダchrome拡張」で書き出されたffmpegのコマンドをコピーして、
「貼る」ボタンをクリックする。 これだけです。 簡単ですね。

「設定」ボタンから「ダウン後動画をffmpegで別の形式に変換する」にチェックをしておけば、
ダウンロード後にtsファイルをmp4ファイルに自動で変換してくれます。


■ 保存したtsファイルの再生について

Gyaoからダウンロードするtsファイルは特殊な動画ファイルなのですが、GOM Player(無料) ならパソコンで再生できます。 もちろんmp4も視聴できます。
あらかじめインストールしておきましょう。


■ ダウンロードできない動画について

このアプリを使ってもダウンロードできない動画がいくつかある様です。
その様な動画の場合は、動画を録画(キャプチャ)して保存する方法 をお薦めします。


~ 以下の文はソフトのreadme(説明書)をコピペした感じです。 ~


■ ビデオコーデックについて

設定2の「ビデオコーデック」の設定です。
「copy(推奨)」にするとエンコードしないでコピーするので、最速で画質も劣化しないです。
基本的に「copy(推奨)」を使えばいいです。
CUDAやQSVよりcopyのが早いので他の設定はメリット無いです。

● カスタム設定
ビデオコーデックを自由に設定できます。
「カスタム設定」をチェックして、「ビデオコーデック」にコーデックを入れます。
デフォルトはh264。

● copy
エンコードしないでコピーなので最速で画質は同等です。

● CUDA
ビデオカードにNVIDIA GeForceシリーズを使ってるPCの場合、CUDAでエンコードできます。
エンコードは早いです。
使うにはCUDAのドライバをインストール。
https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
NVIDIAのビデオカードのドライバをインストール。
設定2のGPGPUの「CUDA」をチェック。
CUDAを有効にした場合-vcodecはnvencが設定されます。

● QSV
CPUにインテルのGPU内臓のCPUを使ってる場合QSVが使えます。
サイズが小さいのがメリット。 エンコードも速い。 画質は汚いです。
使うにはインテルのGPUドライバをインストール。
他のビデオカードを付けてる人はUEFIでインテルのGPUを有効にする。
設定2のGPGPUの「QSV」をチェック。
QSVを有効にした場合-vcodecはh264_qsvが設定されます。
QSVとCUDAはダウンロード時のFFMPEGには使わないです。
TSファイルを他の形式にエンコードする時に使います。

● h265
エンコードに時間が掛かりますが、高画質でサイズも小さいです。


■ 動画ダウンロード後に自動でtsファイルをmp4やaviに変換する機能。

tsファイルでなくmp4やaviの動画のが良い人があると思うので
mp4やaviに自動で変換する機能を付けた。
mp4やaviに変換する機能はffmpegの引数は付けてないです。
例えば以下のようなコマンド
ffmpeg -i input.ts output.mp4
ですから、コーデックなどはffmpegのデフォルトになります。
コーデックの指定する機能の必要性はあまりなさそうなので、
コーデックの指定などの引数を追加する機能は無いです。
設定2タブの「ダウン後動画をffmpegで別の形式に変換する」をチェックで有効。
その下の「変換後の拡張子」にmp4やaviを入れます。
変換後の拡張子はffmpegで対応してる拡張子なら何でも良いです。
tsファイルをダウンロード後に自動でffmpegを使い指定した拡張子の動画に変換します。
「ffmpeg変換後に元の動画を削除する」をチェックすると、
変換後に元のtsファイルを自動で削除します。


■ カレントディレクトリに設定ファイルを保存する機能

「設定保存」タブの「設定ファイルをカレントディレクトリに置く」をチェックで有効。
複数同時起動して保存フォルダをそれぞれ別にする場合は、
カレントディレクトリに設定ファイルがあって、それぞれ別の設定ができた方が良いので、
カレントディレクトリに設定ファイルを保存する機能を付けた。
カレントディレクトリというのは、ins_down.jarがあるフォルダです。
「設定ファイルをカレントディレクトリに置く」をチェックして、
「設定保存」ボタンで設定ファイルを保存すると、
(もしくは「閉じる時に設定保存」を有効で閉じた場合)
カレントディレクトリにstream_down.xmlが保存される。
「設定読み込み」ボタンを押した時か起動時に設定ファイルを読み込んだ時に
カレントディレクトリにstream_down.xmlがあるかチェックし、
ある場合はカレントディレクトリのstream_down.xmlを読み込む。
無い場合はホームディレクトリ/ユーザー名/.melon_koukou/stream_down.xml
を読み込む。
「設定ファイル削除」を押した場合、
カレントディレクトリにstream_down.xmlがあるかチェックし、
ある場合はカレントディレクトリのstream_down.xmlを削除する。
無い場合はホームディレクトリ/ユーザー名/.melon_koukou/stream_down.xml
を削除する。


■ フォルダを作成する機能について

[設定]タブの[フォルダを作成]をチェックで有効。
[機能の選択]でタグの場合はタグ名、ユーザー画像の場合は
ユーザーIDでフォルダが作成されてそこに画像が保存される。


■ 途中のページで終了

指定したページ数で終了するにはページタブの「指定したページ数で終了」にチェックして、
終了ページ数をテキストフィールドに入れる。
このソフトは途中のページから開始することはできません。


■ バッチ処理機能について

複数のキーワードを一括で順番にダウンロードする機能です。
「バッチ処理」をチェックで有効。
リストタブのテキストエリアにキーワードを入れます。
複数入れるには改行を入れて下さい。
開始ボタンで開始。


■ look and feelについて

ソフトの外観のデザインを自由に変更できます。
外観タブの「look and feelの選択」でチェックし、「外観を変更」ボタンで変更します。
起動時にその外観にするには「設定保存」ボタンを押してください。
Windowsの場合は選択できるのは、Nimbus、metal、motif、windows、windowsクラシックです。
GTKとMacは使えないので設定しないでください。(win8はwindowsクラシックは使えないかも)
Linuxの場合はGTKが使えます。
Linuxは他に、たぶん、Nimbus、metal、motifが選択できるかと思います。
Macは確認してませんがNimbus、metal、motif、Macが選択できるのではないかと思います。
システム標準はシステム標準の外観になります。
「カスタム」はlook and feel名で自由に設定できます。
「カスタム」をチェックしlook and feel名に名前を入れてください。


■ URLボタンについて

URLボタンを押すとデフォルトのブラウザが開き、
現在、取得中のアルバムURLを開きます。


■ 保存ディレクトリのパスについて

設定タブの保存ディレクトリのパスのテキストボックスに
保存するディレクトリのパスを入れます。
何も入れないとカレントディレクトリに保存されます。
パスは最後は必ず/を入れてください。


■ 保存ディレクトリのパスの下のコンボボックスについて

保存ディレクトリのパスの下のコンボボックスは、
ホームディレクトリのDownloadsやPicturesディレクトリが入ってます。
英語と日本語があるのはLinuxのディストリビューションによって違うから。
自分の環境に合わせて選択して下さい。
セレクトすると、保存ディレクトリのテキストボックスに自動で挿入されます。


■ プログレスバー

バッチ処理の経過をプログレスバーで表示します。
「プログレスバーを有効にする」をチェックで有効。


■ 設定ファイルについて

このソフトではホームディレクトリに設定ファイルを起いて、設定を読み書きします。
設定ファイルはxmlです。
チェックやテキストフィールドの文字列が保存されます。
ホームディレクトリ/ユーザー名/に.melon_koukouディレクトリが作られて、
そのディレクトリの中のstream_down.xmlが設定ファイルです。
設定ファイルの場所は、
ホームディレクトリ/ユーザー名/.melon_koukou/stream_down.xmlになります。
設定ファイルは自動では作成されません。
設定保存タブの「設定保存」ボタンを押さないと作成されないので、
「設定保存」ボタンを押して下さい。
「設定読み込み」ボタンを押すと設定が読み込まれます。
「起動時設定読み込み」チェックは入れてから、「設定保存」ボタンで設定を保存すると、
起動時に自動で設定読み込みがされます。
「設定ファイル削除」ボタンを押すと設定が削除されます。
「閉じる時に設定保存」はチェックすると、ソフトを閉じる時に自動で設定保存します。


■ httpヘッダのステータスコードを取得し、エラーだとスルーする機能

http取得で404などのhttpエラーが起こると、
スルーできずにそのままを中断して終わってしまうので、ヘッダのステータスコードを取得し、
HTTP/1.1 200 OK以外だと、エラーだと判断して、処理をスルーします。
WEBソース取得と画像ダウンロード時の設定が別になっており、WEBソース取得の場合は、
「webソース取得時にステータスコードを取得しエラーをスルーする」をチェックで有効。
画像をダウンロードする時の場合は、「ダウンロード時にステータスコードを取得し
エラーをスルーする」をチェックで有効。


■ waitについて

wait有効をチェックし、wait数値にwaitを入れてください。 単位はミリ秒です。


■ その他

大きいファイルであってもプログレスバーで途中経過が表示される機能は無いので注意。


■ 動作環境

Javaが動くデスクトップPC。(Javaがインストールされてるパソコン)
Windows XP、Windows Vista、Winodows7、Windows8、Winodows10、MacOSX、Linuxなど。

● Windowsの方
Javaをインストールしてない人はインストールしてください。
https://java.com/ja/download/
ファイル名.jarをクリックで起動できます。
64bit、32bitOSに関わらず動作します。
xp、vista、windows7、windows8など動作します。
windows10も動作します。
windows2000は分からないです。

● MacOSXの方
Javaは最初から入ってると思います。
ファイル名.jarをクリックで起動できると思います。
OSXのいつのバージョンまで動くかは分からないです。
クリックで起動できない場合は、コマンドラインでjava -jar ファイル名.jarで起動もできます。

● Linuxの方
動作するかはディストリビューションによって異なると思います。
初期設定ではクリックでは起動できないかと思います。(アーカイブとして起動する)
コマンドラインでjava -jar ファイル名.jarrで起動できます。
ファイル名が長いなら短くして良いです。
シェルスクリプトにコマンドを書いて起動するのも良いです。
設定を変えればクリックで起動できるかも知れないです。(未確認)


以上です。