wolf of actor’s blog

俳優になる方法 俳優の生活 実体験からお答えします

第31話 映画館のアルバイト 俳優が映画館で働くメリット 時代と共に変わる映画館 デート=映画は古い?

こんばんは!皆さん日曜はどうお過ごしでしたかね?いい日曜日を送られたことを願っています。あっ、もう日曜終わりだから願っても遅いか('ω')

さて今回はですね、

映画館のアルバイトってどんなものなのか

について書きたいと思います!!なんてったって映画館でのアルバイト歴僕めちゃめちゃ長いですから(笑)

 

まず映画館で働く場合、基本的に働くポジションが決められます。

①フロア

②チケット

③コンセッション(ポップコーンとか売ってる売店)

④映写

大体の映画館はこのポジション分けだと思います。

働いてた当時の僕の体感ですが、人気順に上から並べています。

 

フロアはチケットもぎったりシネコンだとマイクでアナウンスしたり、パンフレットやグッズを売ったり、パンフレットやグッズの検品や納品もやります。混んでる時はお客様に整列を促したり、クレーム処理やお客様同士の揉め事の仲裁などもありますね。

 

チケットはみなさんご存知の通りチケット売り場にいるあの人たちです。混んでる映画館ではなかなか大変なポジションです。券種っていうんですが、一般・学生・小学生・~歳以下の子供とか前売り券とか株主優待券とかいろいろ覚えることがあるポジションですね。今は自動の発券機あるところがほとんどなので、長蛇の列ってそんなにないのかもしれませんね。

 

コンセッションはいわゆる売店です。ポップコーン作ったり売ったり、ドリンクや軽食、今はホントに幅広いものが売ってますよね、映画館の売店。ちなみに池袋の映画館で僕がやってたのはこのコンセッションでした。最終的にはチーフでしたからね!役者としてはいいのか悪いのか(´;ω;`)ウゥゥ このコンセッションも混むとかなり大変です。ものすごい列ができてしまうわけですが、映画が始めるまでにこの列を捌かなければならないわけです。映画の上映時間変えるわけにいきませんからね。かなりバタバタでしたね~、楽しかったですけどね。

ついでにいうと、映画館の収入ってほとんど売店の売り上げらしいですよ?チケットの売り上げって映画館にはほとんど入らないらしく、売店のポップコーンとかをいかに多く売るかが大切なようです。僕は個人的には売店で軽食まで売る必要はないかな~って昔から思ってるのが本音です。だって

映画観てる時に隣の席の人がホットドッグ食べてたら正直嫌ですもん(あくまで僕の考えです)

でも映画館内に売ってるわけですから、食べてる人に罪はないんですけどね。臭いの強いものとかもちょっと個人的には食べて欲しくないですね。

映画館が持ち混み禁止にしてるのはそういう経緯からなんですね。ジュースやお菓子を持ち込まれてばかりいたら映画館は商売あがったりなわけですね。

だから皆さん映画観る時のジュースとかお菓子の持ち込みはやめましょう!

要はカラオケと同じですね。歌われても儲からないから飲んで食べて欲しいわけです。映画館もそのうちワンドリンク制になったりして(笑)

 

映写ですが、これは映写室での仕事なので少し隔離された空間となります。たぶんほとんどの映画館であまり他のバイトと接点ないんじゃないですかね。あまり話す機会が正直なかったです。映写を選ぶ人って僕の印象だと少し物静かそうな人が多い印象です。それでも映画が大好きなんだと思います。好きです僕はそういう人。「ニューシネマパラダイス」観てなる人も絶対いると思います。

 

そんな感じのポジション分けですかねぇ。これからアルバイトしてみようかなって人がいたら参考にしてくださいね(*‘∀‘)

 

そうそう、大事なことがまだ。時給ですね。僕は最初の映画館のアルバイトは池袋の映画館だったのですが、

時給710円でした!!安っ!!!( ゚Д゚)

ちなみに当時の東京都内の最低賃金!!

今はシネコンも増えて映画館の時給も昔より上がってるみたいですね。まぁ最低賃金が上がってますから当然っちゃ当然ですね。

そんこともあるので、特に当時は映画好きの人しかホントにいませんでしたね。時給じゃない、映画に触れていたいんだみたいな人が多くて僕はとっても居心地よかったですね。仕事も正直居酒屋さんとかに比べたらやっぱり楽ですし。シネコンだと結構忙しい場合もありますが、上映館の少ない映画館だと、映画始まったら2時間空きますからね(笑)その間にポップコーンのストック作ったり雑務はありますが、普通のバイトよりやっぱり楽ですよね。後々働いたシネコンではスクリーンチェックっていうれっきとした仕事があって、お客さんの死角の位置からですが、ピンボケしてないかとかをチェックするわけですが、ようは映画観てていいんですよね。うーん。映画好きにはたまらない・・・。

時給が安くても実はそれに勝るメリットが映画館のアルバイトにはある

それは、映画が見放題、しかもスクリーンで。

シネコンの場合は自分の働いている映画館だけで、その時に上映されている映画はほぼすべて観れてしまうので、社員さんに断りを入れればバイト終わりとか休みの日にサクッと観れちゃいますし、池袋の映画館では、なんと

池袋のすべての映画館でタダで映画が観れてしまいます。

すごくないですか!?

詳しく言うと、パスカードと言われるものが各劇場に2枚づつぐらいあって、自分の借りたい日に予約しておくわけです。しかもそのパスカードは2人まで観れるのです。さらにすごいのが、そのパスカードで観れる自分と他のもう1人は映画館でアルバイトしている人じゃなくてもいいんです!!すごっ( ゚Д゚)そんなわけでこのブログに何度も登場している学生映画の相手役の女優さんとも、このパスカードで映画観に行ったなぁ。「千と千尋の神隠し」も観に行きました。

あっ!なんか胸が痛い!

あ、いやすみません(*‘ω‘ *)

このパスカードを使って本当にめちゃくちゃ映画観てましたね~、1日5本観たことありますからね、朝からレイトショーまで。移動とかもうダッシュですよ。

ちょっと話変わりますけど、同じ作品なら昔の映画館は朝からずっと観れたんですよね。指定席じゃないから入れ替え制じゃなかったんですよね。若い人は信じられないかもしれないけど、チケット買って入場したら好きなだけ劇場内にいて良かったんです。ディカプリオの映画なんかは僕はわざと埼玉の古い映画館に行って朝から夜まで観ていました。演技の勉強としては最高のコストパフォーマンスです。

 

なので俳優女優を目指してる人は、僕は映画館で働くのは全然ありだと思います。

やはりたくさんの映画を観るのはとっても財産になりますから。

僕の経験から言えるのは、映画館のアルバイトと他に何かアルバイトを掛け持ちするのがいいんじゃないかな。映画館のアルバイトだけだと役者で稼げないうちはなかなか収入厳しいと思うし。あと人生経験としてもいろんな事やった方が絶対いいので!もちろん他にもしっかり本読んだり質の良いワークショップにいったりするのが当たり前のこと前提のお話ですからね。

 

僕は自分出演作がアルバイトしてた映画館で上映された時はやっぱり嬉しかったです。舞台挨拶にいくという目標はまだ叶えられていないけれど。

これからはほぼすべての映画館がシネコンになるでしょうね。動員が減って来てるなら映画会社だって手を打たなきゃいけないわけだから、古き良きものって僕ももちろん好きですが経営する側も必死ですからね。ビジネスですから。

ところで最近の高校生とかってまだデートの定番って映画なのかしら?僕の時代は映画だったと思うけど。それも僕が映画好きだったからなのかもしれないし、周りは違ったかもしれないけど。

でもやっぱり僕は、

初デートするなら映画がいいかなぁ・・・

今回はここまでにします。

それではまた次回に。

海賊版は観ちゃだめですよ、お得なのありますから正規のものを。

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