1つ上の商品撮影をするなら使いたい背景紙。おすすめ5つを紹介
ネットショップやメルカリでの販売、ブログで商品を紹介するために撮影はしなくてはいけない作業です。商品をキレイに撮影することは販売はもちろん、ブログのファンを増やすためにとても大事なことです。
商品レビューするにしても写真がキレイだと多くの人が引き込まれるため、熱量のある文章を添えることで多くの人が最後まで読んでくれます。
商品撮影はライティングの技術が必要不可欠だと思われがちですが、背景紙を使って雰囲気を出すことで特別な技術がなくてもキレイに写真を撮ることができます。
そこで普段私が使っているオススメの背景紙セットをご紹介します。
この記事の目次
無地のロール背景紙
まずは基本の白背景紙。スーペリアの背景紙を使用しています。どんなものにも合うので最初に購入するなら白がおすすめです。
商品レビュー用、ネットショップの販売ページ用の撮影に向いています。
よく使う紙は汚れたり折れたりすることが多いので長めのものを使用することをオススメします。
次によく使うのが黒の背景紙。高級感を出したい時に使います。カメラの機材やアクセサリーを黒バックで撮影するとかっこよさが倍増しますが背景に溶け込んでしまうこともあるので、ストロボライティングの技術が必要となります。
スーペリアの黒背景氏は黒が沈むことなく程よい紙の質感が出ますのでライティング初心者、蛍光灯を使用しての商品撮影に向いています。
PVCの背景紙
表面がテカテカしてるプラスチックで作られている背景紙。
固いのでシワがなく光の反射が少ないため、背景を黒で塗りつぶしたいときやキレイなグラデーションを作りたいときに使用します。キレイな商品撮影が可能であるぶん取扱が難しく、ひっかき傷などが目立ってしまうためこすらないように注意が必要です。
スーペリアの黒背景よりもしっとりとした黒が出ています。光を直接当てるのではく残光のような柔らかい光を当ててあげるのがコツです。
モノブロックストロボ2等でライティングするとハイライトはきっちり残しつつ締まった黒を表現できるのでカメラの撮影とは相性抜群。写真にこだわるブロガーの方はPVC背景とモノブロックストロボを導入すると1つ上の世界にいけるかもしれません。
木目の背景紙
商品撮影でライティングに自信のない人はテクスチャーの背景紙で雰囲気を作ってしまうという選択肢もあります。意外と知られていませんが木目などの背景紙はたくさん出ています。
商品との親和性がよければそれだけでいい感じの写真に仕上げることができます。いちいち板を買ってくると仕舞う場所にも困りますし経費もかさみます。写真の上で本物っぽく見えていればいいので、撮り方さえ工夫すれば業務でも実用できます。
木目と古本の組み合わせは定番ですね。
よく見ると違和感がありますが、ブログのサムネイルでは十分ではないでしょうか。ほぼ真上からのストロボいち1灯での撮影ですが雰囲気が出ています。
白の掠れた木目の背景紙を使った商品撮影。
アウトドアで使用できるスピーカーの雰囲気が出てきますね。いちいち外出しなくても背景紙を1枚敷くだけでこのくらい写真が簡単に撮れてしまうので、毎日ブログを書く人や、仕事で大量の商品撮影をする人には重宝する素材です。
タイルテクスチャーの背景紙
DIYのリフォーム用の壁紙ですが、こちらも撮影で使用することができます。元々壁に張る用途のため水にも強く雑に扱っても大丈夫なのが嬉しいところ。
質実剛健のFUJIFILM X-E3もゆるふわなイメージに。絞りを開けて背景をぼかすと柔らかい印象が引き立ちます。女性用のコンテンツでの商品撮影では使い勝手のよい背景紙ではないでしょうか。
メラミンボード
写真業界ではよく「デコラ」と言われるアクリルボード。メラミンボードとも言われます。特長はなんといってもリフレクション。ライティングの技術が求められますが、高額商品の撮影ではよく使われます。
これを扱えるようになるとライティング技術が2段飛ばしで習得できるので勉強として挑戦してみるものよいかと思います。
三脚を使用し、ライティングを駆使して撮影すればiPhoneだってキレイに撮影することができます。ライティング未経験者でのこのくらいはすぐにできるようになります。
背景紙を使うならスタンドを買おう
背景紙をテーブルの上においても真上からしか撮れません。横から撮ると背景紙写りませんからね…手作業でいい感じに背景紙を設置するのは大変です。
それを手っ取り早く解決するのが背景紙スタンド。これがあると撮影が捗ります。据え置きで持ち運ぶものでもないので格安のスタンドで運用上問題ありません。私も自宅では3500円くらいのスタンドセットを使用しています。
背景紙を固定する小道具
背景紙はロール式なので固定しておかないとクルクルと紙を出し続けてしまうことがあります。
そんなときはクリップやパーマセルテープを使用して紙を挟んだりテーブルに固定したりします。背景紙を購入する場合は合わせて用意しておくと便利です。
背景紙を使って商品撮影のレベルアップを
以上が私が普段使用している背景紙セットのご紹介でした。
普通に仕事で使っているものなので、上手く使えば商用の撮影もできます。PhotoshopやLightroomが使えない、撮影技術に自信がない人でも、背景紙力を借りて商品撮影をすればキレイに撮れることも多いので挑戦してみてください。
特にブロガーさんは商品レビューなどをすることも多いと思いますので、1室の片隅に撮影ブースがあると作業が捗ります。
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