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クルーズ: クルーズ・ドゥ・フランスで行くジブラルタル海峡とスペイン半島周遊 8日間
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(クルーズ船外観) |
6月1日、マルセイユから35番のバスで、Port4に到着した私たち。徒歩でクルーズ乗り場に向かうという暴挙に。マルセイユの港の規模を理解していませんでした。港の中に入るも、クルーズ乗り場がなかなか見つからないのです。結局、スーツケースを引きずりながら2キロほど歩いて、プルマントゥールクルーズの船を発見。タクシーで行くべきでした…。無事にクルーズ船を見つけて一安心するも、10時半からチエックインのはずが全然始まらないのには参りました。周りの人びともずっと待たされている様子。アナウンスもフランス語で理解不能。周囲の様子を見逃さないようにキョロキョロしている私たちのもとに、女性のスタッフの方が英語で説明しに来てくれました。彼女によると、乗客のほとんどはフランス語圏の人々で、船内アナウンスや毎日配られる船内プログラムはすべてフランス語だそうです。そのため、わざわざ私たち二人のために英語のプログラムを用意してくれるとのこと。また、クルーズ船のスタッフは大抵、英語もできるから安心してくださいとも。ええっ!このクルーズ、そんなにハードル高かったのか~!英語の案内くらいあたりまえにあると思っていたのに…。と動揺する私たち。11時半ごろにようやくアナウンスがあり、待っていた人々が荷物を持って待合室の外に。アナウンスもフランス語…。わからないから付いていくしかない状態です。ホールで荷物チェックが始まり、スーツケースを預けた後に2枚書類を受け取り、それに記入して提出し、船内カードを受け取って、チェックイン完了!それにしてもチェックイン開始が一時間も開始が遅れるとは…。日本のように時間通りにはいかないものですね。
(船内バー) |
クルーズ船の中には、バーが4つあって、そのうち1つ(ピアノバー)は有料。無料のバーのドリンクメニューは共通で、生ビールが一種類、瓶ビールが3種類くらい、ワインはスパークリング、白、ロゼ、赤が各一種類ずつ。シェリーとポートは2種類ずつぐらいありました。有料で他のワインも飲めます。カクテルは種類豊富!パラダイスというカクテルがお気に入りでした。7階のメインバーではよくライブをやるので、音楽を聞きに毎日足を運びました。ラテン音楽のセッションが多かったです。8階にカジノバーがあり、カジノはしませんでしたがバーは居心地がよくて、こちらも毎日訪れました。11階のプールサイドバーは午前中からお酒が飲めるので、11時ごろになるとカウンターは注文する人でいっぱいです。他には8階にカフェもありました。朝7時から開いているので、本格的なエスプレッソやカプチーノが飲みたいときはこちらにお邪魔しました。8階にはディスコもあります。ディナーは7階のレストランと決まっています。部屋で席番号が決まっていて、初日は番号を頼りに自分たちのテーブルを探します。なんとかテーブルに辿り着くと、相席でびっくりしました。てっきり部屋ごとに席が別れていると思っていたので…。しかも10人席です。テーブルの方々の会話はやはりフランス語。英語は全く出来ない様子でした。一組、片言のスペイン語ができたので、自分もスペイン語は少しできるので、その人たちとは簡単な会話はできましたが、テーブルのみなさんが楽しそうに談笑しているのには混ざることができないので、フランス語ができないとかなり肩身が狭い思いをすると思います。ただ私たちはラッキーで、初日にはいらっしゃらなかったのですが、2日目からフランス語も英語もできるドイツ人夫婦が同じテーブルに。彼らが訳してくれるおかげで、テーブルの会話に多少は参加することができました。ディナーのメニューは毎日内容が変わります。乗客のほとんどがフランス語圏の人なので、メニューは通常はフランス語ですが、英語メニューも一応用意してくれています。メニューから、前菜、メイン、付け合わせ、デザートを選びます。しかも前菜を2つ頼むなど、いくつでも選んでいいようです。味はさすがフランスの船!本格的なフランス料理が食べられるので、うれしいです。ちなみに朝食はレストランかビュッフェか選択できます。メニューはほぼ変わりません。ランチはビュッフェですが、かなりメニューが豊富な上に毎日多少変わるので、飽きることはないです。グリルコーナーでは焼きたてのグリルが食べられます。ピザ、パスタもありますが、こちらはいまいちでした。やはりフランス風の煮込み料理がおいしかったです。食事、お酒は大満足でしたが、エンターテイメントはすべてフランス語なので、フランス語ができたらもっと楽しめたかと思います。
(ディナーの様子) |
(船内カジノ) |
(船内プール) |
台東区在住 匿名